trickster

/ˈtrɪkstər/

英検準1級C1TOEIC ★★
文学神話民話性格・人物エンターテイメント

意味

名詞

いたずら者、詐欺師、人をだます者、トリックスター(神話や物語で、ずる賢く人をだますことで物語を動かす登場人物)

発音

/ˈtrɪkstər/

TRICKster

💡 最初の音節「trick」に強勢を置いて発音します。日本人には「トリックスター」とカタカナで発音されがちですが、「tri」は「トゥリ」と発音し、「ck」はしっかり閉鎖音を意識しましょう。「ster」の「er」は曖昧母音(/ər/)で、舌を軽く巻くRの音を意識するとより自然に聞こえます。

例文

He's a playful trickster.

カジュアル

彼はお茶目なトリックスターです。

The fox is a famous trickster.

カジュアル

キツネは有名ないたずら者です。

She outsmarted the clever trickster.

カジュアル

彼女はそのずる賢い詐欺師を出し抜きました。

The story's trickster character is key.

カジュアル

物語のトリックスターの登場人物が鍵です。

He's acting like a real trickster.

カジュアル

彼はまるで本当のいたずら者のように振る舞っています。

Beware of that charming trickster.

カジュアル

その魅力的な詐欺師には気をつけなさい。

Don't trust that market trickster.

ビジネス

あの市場の詐欺師を信用してはいけません。

We identified a new trickster tactic.

ビジネス

我々は新たな詐欺の手口を特定しました。

Mythology features many trickster gods.

フォーマル

神話には多くのトリックスターの神が登場します。

A trickster often challenges norms.

フォーマル

トリックスターはしばしば規範に挑戦します。

変形一覧

名詞

複数形:tricksters

文法的注意点

  • 📝「trickster」は可算名詞なので、単数の場合は冠詞(a/an)をつけたり、複数形(-s)にしたりします。
  • 📝文脈によって、単に遊び心のあるいたずら好きな人物を指すこともあれば、悪意のある詐欺師や欺瞞的な人物を指すこともあるため、使用する際は注意が必要です。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:時々使われる
使用場面:
趣味・娯楽文学・芸術神話・伝説日常会話映画・TV心理学社会学

よくある間違い

He is just a trickster.
He is just a prankster.

「trickster」は「詐欺師」や「人をだます者」といった、悪意やずる賢さを伴う意味合いが強い単語です。無害な「いたずらっ子」や「お茶目な人」を指す場合は、「prankster」や「joker」を使う方が適切です。

派生語

語源

由来:英語
語根:
trick (策略、だます)-ster (〜する人)

📚 「trickster」は、英語の「trick」(策略、だます)と、古英語に由来する接尾辞「-ster」(〜する人)が組み合わさってできた言葉です。「trick」自体は、古フランス語の「trique」(策略、だまし)にルーツを持ちます。

学習のコツ

  • 💡神話や物語の登場人物として、その役割や文脈とともに覚えるのが効果的です。
  • 💡「trick」(策略、だます)という動詞や名詞から派生していることを意識すると、意味が覚えやすくなります。
  • 💡接尾辞「-ster」が「〜する人」という意味を持つことを知っておくと、他の単語の理解にも役立ちます。

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