read through a document
発音
/riːd θruː ə ˈdɒkjumənt/
read THROUGH a DOCument
💡 「read」は長く伸ばす「イー」の音です。「through」は舌を軽く噛んで「スルー」と発音し、「document」の最初の「ド」に強勢を置きます。フレーズ全体としては「through」にもアクセントが置かれ、強調されます。
使用情報
構成単語
意味
(書類や文章などを)最初から最後まで一通り読む、目を通す、熟読する
"To read something carefully from beginning to end, typically to check for errors, understand its content fully, or review it."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、文書や書類などを最初から最後まで丁寧に、あるいは一通りざっと読む行為を指します。単に「read a document」と言うよりも、「through」を加えることで「最後まで目を通す」「内容全体を把握する」というニュアンスが強調されます。間違いがないか確認するためや、詳細を理解するために読む場合によく使われます。フォーマル度としては中立からややフォーマルで、ビジネスシーンや学術的な場面で頻繁に用いられますが、日常生活でも使われます。ネイティブにとっては、「内容を見落とさないように、きちんと読み進める」という感覚があります。
例文
I need to read through this email before I reply.
返信する前に、このメールに一通り目を通す必要があります。
Could you please read through my essay and give me some feedback?
私のエッセイに目を通して、何かフィードバックをいただけますか?
She quickly read through the instructions before starting the assembly.
彼女は組み立てを始める前に、説明書を素早く一通り読みました。
He spent the evening reading through old letters from his grandmother.
彼はおばあちゃんからの古い手紙を、夜通し読んで過ごしました。
Let's read through the event plan one more time to make sure everything is covered.
イベントの計画をもう一度一通り読んで、全てが網羅されているか確認しましょう。
I'll read through the comments on the draft and get back to you by tomorrow.
ドラフトへのコメントに目を通して、明日までにご連絡します。
Please read through the contract carefully before signing.
署名する前に、契約書に注意深く目を通してください。
Our legal department will need to read through the revised terms and conditions.
当社の法務部門は、改訂された規約を熟読する必要があります。
The committee members are requested to read through the comprehensive report prior to the meeting.
委員会のメンバーは、会議の前に包括的な報告書に目を通しておくよう求められます。
It is essential to read through all policy updates to ensure full compliance.
完全な遵守を確実にするため、全てのポリシー更新に目を通すことが不可欠です。
類似表現との違い
「skim through」は、内容全体を理解するよりも、大まかな内容や主要なポイントを素早く把握するために「ざっと目を通す」というニュアンスです。「read through」は、最初から最後まで「一通り読む」ことや、場合によっては「熟読する」ことを指します。
「scan through」は、特定の情報やキーワードを見つけるために「素早く探し読む」ことを指します。全体を順番に読むのではなく、目的の情報を効率的に探す行為です。「read through」は、より体系的に文章全体を読むことを意味します。
「go over」は、すでに読んだ内容を「確認する」「見直す」「復習する」というニュアンスが強いです。初めて読む場合よりも、内容を既にある程度知っていて、詳細や間違いがないかを確認する際に使われます。「read through」は、初めて読む場合でも、確認のために読む場合でも使えますが、「go over」の方がより「再確認」のニュアンスが強調されます。
「peruse」は「熟読する」「精読する」という意味で、非常に丁寧かつ注意深く読むことを表します。フォーマルな文脈で使われることが多いです。「read through」は「一通り読む」という比較的広範な意味合いを持ちますが、「peruse」はより集中的で、詳細にわたる読解を指します。
よくある間違い
「read」だけでも文法的に間違いではありませんが、「最初から最後まで目を通す」「内容全体をきちんと理解する」という意図を明確にするには「through」を加えるのが自然です。特に重要な文書の場合は「read through」が推奨されます。
「read into」は「〜を深読みする」「書かれていない意味を読み取る」というニュアンスで、「read through」(文書全体に目を通す)とは意味が大きく異なります。意図せずに誤解を招く可能性があるので注意が必要です。
学習のコツ
- 💡「through」が付くことで、「最初から最後まで」「隅々まで」といったニュアンスが加わります。
- 💡ビジネスシーンで、契約書や報告書などの重要な書類を「確認する」「目を通す」という文脈で頻繁に使われます。
- 💡代名詞を目的語にする場合、「read through it」または「read it through」のどちらも可能ですが、「read through it」の方がより一般的です。
- 💡単に「読む」ではなく、「内容を把握するために通して読む」という場面で活用すると、より自然な英語表現になります。
対話例
会議前の資料確認
A:
Have you had a chance to read through the agenda for tomorrow's meeting?
明日の会議の議題に目を通す時間はありましたか?
B:
Not yet, but I'll make sure to read through it thoroughly tonight.
まだです。でも今夜中にしっかり目を通すようにします。
友人にレポートの校正を頼む
A:
I finished my report. Could you do me a favor and read through it for any typos?
レポートを書き終えました。何か誤字脱字がないか、目を通していただけませんか?
B:
Sure, no problem! I'll read through it after dinner and let you know.
もちろん、いいですよ!夕食後に目を通して、連絡しますね。
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