precarious

/prɪˈkɛəriəs/

英検準1級C1TOEIC ★★
ビジネス学術日常政治金融

意味

形容詞

不安定な、危険な、心もとない、危うい、頼りない

発音

/prɪˈkɛəriəs/

priCArious

💡 強勢は第二音節の「-ca-」にあり、ここを最も強く、長く発音します。日本人が間違えやすい点としては、「ケイ」ではなく「ケ」に近い /kɛə/ の音で発音すること、そして語尾の「-ious」は「アス」ではなく、弱めに「イアス」または「ィアス」と発音する点が挙げられます。

例文

The ladder felt very precarious.

カジュアル

はしごはとても不安定でした。

His health is precarious now.

カジュアル

彼の健康は今、危うい状態です。

They lived a precarious existence.

カジュアル

彼らは不安定な生活を送っていました。

We faced a precarious future.

カジュアル

私たちは危うい未来に直面しました。

Don't stand on that precarious chair.

カジュアル

その不安定な椅子の上に立たないでください。

The situation remains quite precarious.

カジュアル

状況はかなり不安定なままです。

The startup's funding was precarious.

ビジネス

そのスタートアップの資金は不安定でした。

Their financial state seemed precarious.

ビジネス

彼らの財政状態は不安定に見えました。

A precarious peace existed there.

フォーマル

危うい平和がそこに存在していました。

She held a precarious position.

フォーマル

彼女は不安定な地位にいました。

変形一覧

形容詞

比較級:more precarious
最上級:most precarious

文法的注意点

  • 📝precariousは形容詞なので、名詞を修飾するか、be動詞などの後に補語として使われます。
  • 📝しばしば「in a precarious position/situation」のように、「in a precarious + 名詞」の形で用いられます。

使用情報

フォーマリティ:フォーマル
頻度:時々使われる
使用場面:
ビジネス学術政治・国際関係医療・健康自然・環境金融・経済社会問題

よくある間違い

The economy is precariousness.
The economy is precarious.

「precarious」は形容詞なので、名詞を直接修飾するか、be動詞の後に補語として使います。「precariousness」は名詞形ですが、上記の間違った文では形容詞を使うべきです。

類似スペル単語との違い

conspicuous

「precarious」が「不安定な、危険な」という意味であるのに対し、「conspicuous」は「目立つ、人目を引く」という意味で、スペルは似ていますが意味は全く異なります。混同しないよう注意が必要です。

派生語

語源

由来:ラテン語
語根:
precari (祈る、頼む)-ous (〜の状態である)

📚 ラテン語の「precarius」は「祈りによって得られたもの、頼み込んで与えられたもの」という意味でした。そこから、自分の力ではなく他人の好意や運に左右される「不安定な、危うい」という意味へと発展しました。

学習のコツ

  • 💡「不安定な」という意味を持つ他の類義語(unstable, insecure, dangerousなど)とのニュアンスの違いを把握しましょう。
  • 💡語源の「祈りによって成り立つ=頼りない」というイメージを持つと、意味が覚えやすくなります。
  • 💡「a precarious position/situation」のように、よく一緒に使われる名詞とセットで覚えると良いでしょう。

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