意味
悲哀感、哀愁、感傷的な魅力、同情を誘う力(特に文学・芸術作品において)、パトス
発音
/ˈpeɪθɒs/
PAtos
💡 「ペイソス」のように発音します。最初の「ペイ」に強くアクセントを置き、後ろの「ソス」は弱めに発音しましょう。「th」は舌を上下の歯で軽く挟んで「ス」と発音する無声歯摩擦音です。日本語の「ソス」とは異なり、息を漏らすように意識すると良いでしょう。
例文
His speech lacked any pathos.
彼のスピーチには何の感傷もありませんでした。
The film had moments of pathos.
その映画には悲哀を感じる瞬間がありました。
Music conveyed deep pathos.
音楽は深い哀愁を伝えました。
A story full of pathos.
悲哀に満ちた物語です。
The play evoked great pathos.
その劇は大きな感動を呼び起こしました。
Her plea was full of pathos.
彼女の訴えは哀愁に満ちていました。
That scene delivered true pathos.
あのシーンは真の悲哀を届けました。
Literary works often use pathos.
文学作品はしばしばパトスを用います。
We felt the pathos deeply.
私たちはその悲哀を深く感じました。
Art can express profound pathos.
芸術は深い悲哀を表現できます。
変形一覧
名詞
文法的注意点
- 📝不可算名詞として扱われることが多いですが、特定の「悲哀の表現」や「感動的な瞬間」を指す場合は可算名詞として「a pathos」や「many pathoses」のように使われることも理論上はありえますが、非常に稀です。
- 📝文学評論などで、作品が持つ「同情を誘う力」や「哀愁」といった抽象的な概念を指す場合に使われます。
使用情報
類似スペル単語との違い
派生語
語源
📚 ギリシャ語の「パトス」は「苦しみ」や「情熱」を意味し、哲学者のアリストテレスが弁論術の三大要素の一つとして「ロゴス(論理)」「エトス(倫理)」「パトス(感情)」を挙げたことで知られます。そこから転じて、聴衆の感情に訴えかける力を指すようになりました。
学習のコツ
- 💡文学や芸術作品の感情的な側面を語る際によく使われる単語です。
- 💡「哀愁」や「悲壮感」といった日本語のニュアンスに近い意味で捉えると理解しやすいでしょう。
- 💡対義語の「ロゴス(logos)」や「エトス(ethos)」と比較して覚えると、それぞれの概念がより明確になります。
Memorizeアプリで効率的に学習
pathos を含む、すべての英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。