意味
法律、規則、義務などの遵守、順守、励行
(習慣、伝統、休日などの)実行、遂行、祝賀
(宗教的・伝統的な)儀式、慣習、祭典
発音
/əbˈzɜːrvəns/
obSERVance
💡 第2音節の「-serv-」に最も強いアクセントを置きます。口をあまり開けずに「オブザーヴァンス」と発音し、「v」の音は下唇を軽く上の歯で挟むように、また「r」の音は舌を巻かずに引くように発音すると、より自然な英語に近づきます。
例文
We value observance of rules.
私たちは規則の遵守を重視します。
Good observance keeps order.
良い遵守が秩序を保ちます。
For the observance of tradition.
伝統の実行のために。
Daily observance is important.
日々の実践が大切です。
His observance was excellent.
彼の遵守は素晴らしかった。
Respectful observance builds trust.
敬意ある遵守が信頼を築きます。
Strict observance is vital.
厳守は極めて重要です。
Ensure observance of policies.
方針の遵守を確実にしてください。
Full observance is required.
完全な遵守が求められます。
In observance of the law.
法律を遵守して。
変形一覧
名詞
文法的注意点
- 📝通例、前置詞 of を伴って「〜の遵守」「〜の実行」といった形で使われます。
- 📝可算名詞であり、複数の規則や儀式を指す場合は observances と複数形になります。
- 📝「in observance of...」の形でよく用いられ、これは「...を祝して」「...を記念して」といった意味合いで使われることもあります。
使用情報
よくある間違い
「observance」は規則や習慣の「遵守・実行」を意味し、「観察」という意味はありません。「観察」には「observation」を使います。スペルが似ているため混同しがちですが、意味は大きく異なります。
「observe」は動詞で「遵守する、観察する」という意味ですが、「observance」は名詞で「遵守、実行」を意味します。名詞が必要な文脈では「observance」を使いましょう。
類似スペル単語との違い
observanceは規則や伝統などの「遵守、実行」を意味する名詞です。一方、observationは「観察、監視」や「意見、所見」を意味する名詞で、意味合いが全く異なります。動詞のobserveは両方の意味を持つため、名詞形に注意が必要です。
observanceとcomplianceはどちらも「遵守」を意味しますが、observanceは習慣や儀式、伝統などの「実行」という側面も持ちます。complianceは主に法律や規則、命令などに対する「従順」や「適合」を強調する傾向があります。
adherenceも「遵守」や「固守」を意味しますが、特定の方針や信念、規約などに対する強い忠実性や固執を示すニュアンスが強いです。observanceはより一般的な規則や慣習の実行に使われます。
派生語
語源
📚 ラテン語の "observantia"(遵守、注目)が語源です。古フランス語を経て英語に入り、「規則や義務を守ること」「慣習を実行すること」「祝祭などを祝うこと」といった意味で使われるようになりました。
学習のコツ
- 💡「in observance of ~」というフレーズで、「~を遵守して」「~の祝いとして」という意味になります。
- 💡名詞なので、動詞の「observe」(遵守する、観察する)と混同しないように注意しましょう。
- 💡法律や規則、宗教的な儀式など、比較的堅い文脈で使われることが多いです。
- 💡類語の「compliance」は法的な遵守や適合を強調するのに対し、「observance」は習慣や伝統の実行にも使われます。
- 💡複数形は「observances」となり、複数の慣習や儀式を指す際に使われます。
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