not a sign of
発音
/nɑːt ə saɪn əv/
NOT a SIGN of
💡 「ノット ア サイン オブ」のように発音しますが、「ノット」と「サイン」を特に強く、はっきりと発音すると自然です。'of' は軽く『アヴ』と発音されます。
使用情報
構成単語
意味
(何か特定のものが)全くない、微塵もない、兆候や形跡が一切見られないことを強調する表現。
"Used to emphasize that there is absolutely no indication, trace, or evidence of something being present or having occurred."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、期待されるものや探しているものが「全くない」という強い否定を表します。何かを徹底的に探したが何も見つからなかった時、あるいは特定の状況や感情の兆候が全く見られないことを述べたい時に使われます。驚き、落胆、失望といった感情を伴うこともあれば、単に事実を客観的に述べる際にも使われます。口語的で直接的な表現ですが、カジュアルな会話からビジネス、ニュースなどの比較的フォーマルな文脈まで幅広く使用可能です。対象が物理的なもの(人、物)であっても、抽象的なもの(進捗、心配)であっても使えます。
例文
We searched everywhere, but there was not a sign of his keys.
どこを探しても、彼の鍵は全く見つかりませんでした。
The kids were supposed to clean up, but there's not a sign of any effort.
子供たちは片付けるはずでしたが、努力した形跡は全くありません。
I waited for her for an hour, but there was not a sign of her.
1時間彼女を待っていましたが、彼女の姿は全くありませんでした。
After the heavy rain, there was not a sign of the mud.
激しい雨の後、泥は全く残っていませんでした。
He said he was worried, but there was not a sign of concern in his voice.
彼は心配だと言っていましたが、彼の声には心配の色は全くありませんでした。
We hiked for hours, but there was not a sign of the cabin.
何時間もハイキングしましたが、山小屋の兆候は全くありませんでした。
The detective examined the crime scene, but there was not a sign of forced entry.
刑事は犯行現場を調査しましたが、侵入された形跡は全くありませんでした。
We've reviewed the project report, and there is not a sign of the proposed budget cuts.
プロジェクト報告書を確認しましたが、提案された予算削減の兆候は全く見られません。
The committee's investigation found not a sign of misconduct among the employees.
委員会の調査では、従業員の不正行為の兆候は全く見つかりませんでした。
The patient showed not a sign of adverse reaction to the new medication.
患者は新薬に対して一切の副作用の兆候を示しませんでした。
類似表現との違い
「not a sign of」とほぼ同じ意味で、「〜の兆候が全くない」ことを表します。非常に似ていますが、「no sign of」の方がより簡潔で、やや一般的な言い方です。「not a sign of」は『全く、微塵も』という強調がより強く感じられることがあります。
「〜の痕跡が全くない」という意味で、「trace」は物理的な足跡や形跡、残されたごくわずかな手がかりに焦点を当てています。「not a sign of」はより広範に、目に見える兆候から感情的な兆候まで使われるのに対し、「no trace of」はより具体的な物理的な証拠がない場合に用いられます。
「〜の気配が全くない」という意味で、「hint」は「かすかな兆候」や「ほのめかし」を表します。したがって、「no hint of」は「ごくわずかな気配すらもない」という、より微細なレベルでの不在を強調します。特に感情や雰囲気など、目に見えにくいものに対して使われることが多いです。
「全く何もない」という、より一般的な否定の強調表現です。特定の兆候や形跡に限定されず、存在や状況全体に対して「何もない」ことを強調します。「not a sign of」がある特定のものの不在に焦点を当てるのに対し、「nothing at all」はより包括的な不在を指します。
よくある間違い
'sign' は数えられる名詞なので、単数の場合は冠詞 'a' が必要です。'not a sign of' が正しい形になります。
'no' はそれ自体が否定の意味を持つ形容詞なので、その後に冠詞 'a' を続けることはできません。「no sign of」とするか、「not a sign of」とするのが正しい使い方です。
学習のコツ
- 💡「全く〜ない」という強い否定を表現したい時に使うと、効果的にメッセージを伝えられます。
- 💡'not a sign of' の後に続く名詞は、物理的なもの(人、物)でも、抽象的なもの(進捗、心配)でも使えます。
- 💡主に「There is/was not a sign of...」の形で使われることが多いので、この構文を覚えておくと便利です。
- 💡失望や驚き、あるいは断固とした事実を伝える際に、この表現を用いると自然です。
対話例
行方不明のペットについて話している友人同士
A:
Have you seen our cat anywhere? We've looked everywhere.
うちの猫、どこかで見た?どこを探しても見つからないの。
B:
I'm afraid not. There's not a sign of him in the garden or the garage.
残念ながら見てないな。庭にもガレージにも彼の姿は全くないよ。
会議の前に、まだ来ていない同僚について話す場面
A:
Is Ken here yet? He said he'd be on time for the meeting.
ケンはもう来てる?彼は会議に間に合うって言ってたけど。
B:
No, not a sign of him. He's probably stuck in traffic again.
いや、彼の姿は全くないね。また渋滞に巻き込まれているんだろう。
プロジェクトの進捗状況を上司が部下に確認している場面
A:
How's the new marketing campaign coming along? Is there any significant progress?
新しいマーケティングキャンペーンの進捗はどうですか?何か大きな進展はありましたか?
B:
Unfortunately, not a sign of a completed draft yet. We're still gathering crucial data.
残念ながら、まだ完成した草案の兆候は全くありません。まだ重要なデータを集めている段階です。
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