意味
多国間で、多方面に、多角的に、複数の当事者間で
発音
/ˌmʌltiˈlætərəlɪ/
mul-ti-LAT-er-al-ly
💡 「マルチラテラリー」と発音し、特に「ラテ」の部分に最も強い強勢を置きます。日本人には「ティ」と聞こえがちな「ti」は、英語では「チ」に近い音になることがあります。最後の「-ally」は「アリィ」と短く、軽く発音するとより自然な響きになります。
例文
The group worked multilaterally.
そのグループは多方面で活動しました。
The project operates multilaterally.
そのプロジェクトは多方面で運営されています。
They cooperated multilaterally on issues.
彼らは問題に多国間で協力しました。
Negotiations happened multilaterally.
交渉は多国間で行われました。
Support was given multilaterally.
支援は多方面から提供されました。
Consider options multilaterally, always.
常に選択肢を多角的に検討しましょう。
Policies are set multilaterally now.
政策は現在、多国間で決定されます。
Decisions were reached multilaterally.
決定は多方面から合意されました。
We must act multilaterally for peace.
平和のために多国間で行動すべきです。
They approach challenges multilaterally.
彼らは課題に多角的に取り組みます。
変形一覧
文法的注意点
- 📝この単語は動詞や形容詞を修飾する副詞として使われます。例えば 'work multilaterally'(多国間で働く)や 'decide multilaterally'(多角的に決定する)のように、行為の様態を示します。
- 📝通常、修飾する動詞の後に置かれることが多いですが、文頭や文中で使われることもあります。
- 📝国際的な協力や合意形成の文脈で特に頻繁に用いられます。
使用情報
よくある間違い
複数の国や主体が協力して行動する際に「unilaterally(一方的に)」を使うのは誤りです。「multilaterally」は「多国間で、多方面に」という意味で、多数の主体が関わる状況で適切です。単数形で「国」が「単独で」行動した場合はunilaterallyが正解ですが、多国間の行為を示す場合は間違いです。
類似スペル単語との違い
「unilaterally」は「一方的に」という意味で、一国や一主体が単独で行動する際に用いられます。「multilaterally」は「多国間で、多方面に」という意味で、複数の国や主体が協力・連携して行動する際に用いるため、全く異なる状況を表します。行動の主体が単独か複数かで使い分けが必要です。
「bilaterally」は「二国間で」という意味で、二つの国や主体が関わる場合に限定されます。「multilaterally」は「多国間で」であり、三つ以上の国や主体が関わる場合に広く使われます。どちらも複数の主体が関わる点では共通しますが、その『数』によって使い分けられます。
派生語
語源
📚 「multi-」は「多数の」を意味する接頭辞で、ラテン語の 'multus'(多くの)に由来します。「lateral」は「側面の」を意味し、ラテン語の 'latus'(側面)に由来します。これらが組み合わさり「多くの側面から、多方面に」という意味が形成され、現代英語の 'multilateral'(多国間の)を経て副詞形 'multilaterally' が生まれました。
学習のコツ
- 💡「多国間の」という意味の形容詞「multilateral」と合わせて覚えると、単語ファミリーとして理解しやすくなります。
- 💡国際関係やビジネス、政治のニュース記事や論文で頻繁に登場するため、そういった文脈で触れると定着しやすいでしょう。
- 💡対義語である「unilaterally(一方的に)」や「bilaterally(二国間で)」と比較しながら学習すると、意味の違いが明確になります。
- 💡「multi-」(多数の)、「-lateral」(側面に関する)という語源を意識すると、意味を推測しやすくなります。
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