意味
瀕死の、死滅しかかっている、滅びゆく、終わりを迎えている、活動停止状態の、廃れかかっている
発音
/ˈmɒrɪbʌnd/
MOrIBUND
💡 「モ」に一番強いアクセントを置きます。Rの音は舌を巻かずに引くように発音し、日本語のラ行とは異なります。最後の「バンド」は軽めに発音し、特に「ア」の音は曖昧母音の/ə/に近い軽めの音になります。
例文
The moribund patient needed care.
瀕死の患者には手当てが必要でした。
His moribund career was ending.
彼の衰えゆくキャリアは終わりを迎えていました。
That moribund idea won't work.
その廃れたアイデアはうまくいきません。
Moribund traditions fade away.
廃れゆく伝統は消えていきます。
Our moribund hopes dwindled fast.
私たちの薄れゆく希望は急速にしぼみました。
A moribund industry faces decline.
衰退産業は斜陽に直面しています。
The moribund economy struggled on.
瀕死の経済はもがき続けました。
The moribund project finally ceased.
その行き詰まったプロジェクトはついに中止されました。
A moribund language slowly dies.
死滅しつつある言語はゆっくりと消えます。
The moribund institution needs reform.
その停滞した機関は改革が必要です。
変形一覧
形容詞
文法的注意点
- 📝形容詞なので、名詞の前に置いて修飾します(例: moribund industry)。
- 📝通常はmore/mostを使って比較級・最上級を作ります(more moribund, most moribund)。
- 📝「〜である」という状態を表す場合、be動詞などと共に補語として使われます(例: The company is moribund.)。
使用情報
よくある間違い
moribundは「瀕死の、死滅しかかっている」という意味なので、dead(死んでいる)と重ねて使うと冗長になります。moribundだけで意味が通じるか、もしくはより直接的にdeadを使うかを検討しましょう。
類似スペル単語との違い
派生語
語源
📚 ラテン語の動詞 *morī*(死ぬ)に由来し、中世ラテン語の *moribundus*(死にかかっている)を経て英語に入りました。17世紀初頭から使われ、文字通り「瀕死の」状態だけでなく、比喩的に「活動が衰えている」「廃れかかっている」といった意味でも用いられます。
学習のコツ
- 💡この単語は非常にフォーマルで、書き言葉や専門的な文脈でよく使われます。
- 💡物理的な「瀕死の状態」だけでなく、組織やアイデアの「活動停止状態」「衰退状態」を表す比喩的な用法も重要です。
- 💡語源の「死ぬ (mori)」を意識すると、意味を覚えやすくなります。
- 💡uncommonな単語なので、日常会話で安易に使うと不自然になることがあります。
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