/ˌmɔːrɪbʌnd ˈsteɪt/
ˌmɔːrɪbʌnd ˈSTEɪT
「モーリバンド」は、第一音節の「モー」が弱く、第二音節の「リ」にアクセントがあります。最後の「ステイト」をはっきりと強く発音しましょう。
"A condition in which something (especially an organization, economy, idea, or industry) is in severe decline, has lost its vitality, and is close to extinction, collapse, or complete failure."
ニュアンス・使い方
このフレーズは、組織、経済、産業、思想、計画などが極度に衰退し、もはや活力がなく、消滅寸前である状況を表現する際に使われます。比喩的な意味合いが非常に強く、生物学的な「瀕死」の状態だけでなく、抽象的な概念の終わりを示す際にも用いられます。話し手や書き手がその状況に対して非常に深刻な危機感や悲観を抱いていることを示唆し、きわめてネガティブな状況を強調します。非常にフォーマルな表現であり、学術論文、ビジネスレポート、政治経済の分析、専門的なニュース記事などでよく用いられます。日常会話で使われることはほとんどありません。
The once-thriving industry is now in a moribund state, struggling with outdated technology.
かつて繁栄していたその産業は、今や時代遅れの技術に苦しみ、瀕死の状態にあります。
Critics argue that the political party has been in a moribund state for years, unable to attract new voters.
批評家たちは、その政党が長年、新しい有権者を獲得できず、死滅寸前の状態にあると主張しています。
The local economy entered a moribund state after the factory closure, leading to high unemployment.
工場の閉鎖後、地域経済は停滞状態に陥り、高い失業率につながりました。
Without significant reforms, the traditional educational system could find itself in a moribund state.
抜本的な改革がなければ、伝統的な教育システムは瀕死の状態に陥る可能性があります。
The project fell into a moribund state after the lead researcher resigned.
主任研究者が辞任した後、そのプロジェクトは停滞状態に陥りました。
Many small businesses are in a moribund state due to the prolonged economic downturn.
長引く景気低迷のため、多くの零細企業が瀕死の状態にあります。
The ancient language is in a moribund state, spoken by only a handful of elders.
その古代言語は、少数の高齢者によってしか話されておらず、消滅寸前の状態です。
The concept of handwritten letters seems to be in a moribund state in the digital age.
手書きの手紙という概念は、デジタル時代においては廃れつつある状態にあるようです。
His political career was in a moribund state after the scandal broke.
スキャンダル発覚後、彼の政治家としてのキャリアは瀕死の状態でした。
Unless demand recovers, the entire sector will remain in a moribund state.
需要が回復しない限り、セクター全体が停滞状態にとどまるでしょう。
「dying state」はより直接的で、必ずしもフォーマルな文脈でなくても使われます。感情的な響きも含まれることがあり、『moribund state』が持つ客観的かつ学術的なニュアンスとは異なります。
「failing condition」は単に「うまくいっていない状態」を指し、『moribund state』ほど「死滅寸前」という深刻な終末感はありません。改善の余地がある状況にも使われます。
「state of decline」は「衰退の途中にある状態」を意味し、まだ終末に至っていない段階を示唆します。『moribund state』は衰退の最終段階、つまりほとんど終わりを迎えている状態を指します。
このイディオムは非常に口語的でカジュアル。「もうだめだ」「持ちそうにない」という強い終末感は共通しますが、使われる文脈が大きく異なります。『moribund state』は書き言葉やフォーマルな場で使われるのに対し、こちらは日常会話が主です。
「moribund」は形容詞なので、名詞「state」を修飾する際はそのまま形容詞形を使います。副詞形「moribundly」は使いません。
「moribund」自体に「瀕死の」という意味が含まれるため、「dying」と重ねると冗長になります。意味が重複するため避けるべきです。
A:
Many economists are warning that the nation's manufacturing sector is in a moribund state. Do you agree with this assessment?
多くのエコノミストが、この国の製造業セクターは瀕死の状態にあると警告しています。この評価に同意されますか?
B:
Indeed, without significant investment in new technologies and a shift in policy, we risk further decline into an irreversible moribund state.
ええ、確かに、新しい技術への大規模な投資と政策転換がなければ、私たちは不可逆的な停滞状態へとさらに下降するリスクがあります。
A:
Our analysis indicates that our flagship product's market position is in a moribund state, facing overwhelming competition.
弊社の分析によれば、主力製品の市場での地位は圧倒的な競争に直面し、死滅寸前の状態にあります。
B:
That's a grim assessment. We must accelerate our new product development to avoid the company itself falling into a moribund state.
それは厳しい評価ですね。会社自体が停滞状態に陥るのを避けるため、新製品開発を加速しなければなりません。