more indignant
発音
/mɔːr ɪnˈdɪɡnənt/
more inˈDIGnant
💡 「モア・インディグナント」と発音します。indignantの「ディグ」の部分を特に強く発音すると、より自然に聞こえます。
使用情報
構成単語
意味
以前よりも、あるいは他の状況よりも、不当な扱いや不正に対してより強く憤りを感じている状態。一層憤慨した、さらに怒った。
"Feeling or showing a greater degree of anger or annoyance at what is perceived as unfair treatment, injustice, or insult, compared to a previous state or another situation."
💡 ニュアンス・使い方
「indignant」は、単なる「怒り(angry)」とは異なり、不公正な扱いや不当な行為、侮辱など、道義的な不当性に対する強い怒りや憤慨を表します。その感情の背後には、正義感や尊厳が傷つけられたという思いがあります。「more indignant」は、以前よりも、または他と比べて、その憤りの感情がさらに強まっていることを強調します。 **どんな場面で使うか**: 不公平な決定、不正な行為、差別的な発言、裏切りなど、自身の権利や尊厳が侵害されたと感じる状況や、他者の不当な扱いを見た際に使われます。議論や抗議、批判的な文章などでよく見られます。 **どんな気持ちを表すか**: 強い不満、憤り、義憤、侮辱に対する反発。 **フォーマル度**: ややフォーマルから中立的。日常会話でも使えますが、感情の強さから、選ばれた言葉という印象を与えます。フォーマルな場での抗議や批判にも適しています。 **ネイティブがどう感じるか**: 単に怒っているだけでなく、「なぜそんなことが許されるのか」という正義感に基づいた強い反発を感じていることが伝わります。感情的に激しい状況で使われることが多い表現です。
例文
She became more indignant when she heard their dismissive comments.
彼らの冷たいコメントを聞いて、彼女はさらに憤慨しました。
His tone grew more indignant as he explained the unfair grading system.
不公平な成績評価システムについて説明するにつれて、彼の口調は一層憤慨したものになりました。
I felt more indignant than ever about the blatant injustice.
あからさまな不正義に対して、私はこれまで以上に憤りを感じました。
Why are you getting so much more indignant about this minor issue now?
なぜ今になってこの些細な問題に対してそんなにも憤っているのですか?
The villagers grew more indignant when their pleas for help were ignored.
助けを求める彼らの嘆願が無視された時、村人たちはさらに憤慨しました。
Employees became more indignant when the company announced further layoffs without explanation.
会社が説明なしにさらなる人員削減を発表した時、従業員たちは一層憤慨しました。
Management became more indignant about the repeated failures to meet deadlines.
度重なる期限不履行に対し、経営陣はさらに憤慨しました。
The public became more indignant after the government's controversial decision to raise taxes.
増税という政府の物議を醸す決定の後、国民は一層憤慨しました。
The editorial grew more indignant, criticizing the lack of accountability from public officials.
その社説は、公務員の責任感の欠如を批判し、一層憤慨した論調になりました。
The human rights organization expressed more indignant opposition to the oppressive regime's actions.
人権団体は、抑圧的な政権の行動に対し、一層強い憤りを伴う反対を表明しました。
類似表現との違い
`more angry`は、単に怒りの感情が強まっていることを表す一般的な表現です。不当性や不正義という特定の原因に限定されず、幅広い状況での怒りに使われます。`more indignant`が持つ道義的な怒りや正義感というニュアンスは含まれません。
`more outraged`は、`more indignant`と非常に似ていますが、通常はより強い衝撃と激しい怒り、そして公然とした非難を伴う感情を表します。不正や不当性に加え、ショックや憤激の度合いがさらに高い場合に用いられます。`indignant`が内的な憤りであるのに対し、`outraged`はより感情が外部に表れやすいです。
`more furious`は、非常に強い怒り、激怒している状態を表します。理性的な判断を失うほどの激しい感情で、怒りの度合いが非常に高いことを強調します。`indignant`が不当性に対する理性的な怒りを含意するのに対し、`furious`は感情の爆発に近いニュアンスです。
`more resentful`は、不当な扱いや侮辱が原因で抱く、持続的な不満や恨みの感情を表します。これは瞬間的な怒りよりも長く続く感情で、心の奥底にくすぶる不満や反感のニュアンスがあります。`indignant`が直接的な怒りであるのに対し、`resentful`はより内向的で長期的な感情です。
よくある間違い
`indignant`は「~に対して憤慨している」という意味で、不当な決定や状況に対して使う場合、前置詞は`about`または`at`を使うのが一般的です。`for`は不適切です。
`indignant`は形容詞なので、過去分詞形のように`-ed`をつける必要はありません。形容詞としてそのまま使います。
学習のコツ
- 💡「indignant」は、単なる怒りではなく、「不当な扱い」や「不正」に対する道義的な憤りを表す言葉だと覚えましょう。
- 💡`more angry`よりも感情の背景に「正義感」や「理不尽さ」が強く込められています。
- 💡例文を声に出して読み、怒りや憤りの感情を込めて練習すると、ニュアンスを掴みやすくなります。
- 💡新聞の社説や政治に関する記事などで頻繁に登場するので、ニュースを読む際に注目してみましょう。
対話例
職場で不公平なプロジェクトの割り当てについて同僚と話している状況。
A:
Did you hear about the new project assignments? It seems like Sarah always gets the easy ones.
新しいプロジェクトの割り当て聞いた?サラはいつも簡単なのを任されているみたいだね。
B:
Yes, I did. I'm actually feeling more indignant about it this time. It's really unfair how they're handling it.
うん、聞いたよ。今回は正直、もっと憤りを感じているんだ。彼らのやり方は本当に不公平だよ。
ニュースで報道された不当な政策決定について友人と議論している状況。
A:
I can't believe the council voted for that new policy. It's going to negatively affect so many people.
議会がその新しい政策に賛成票を投じたなんて信じられないよ。本当に多くの人々に悪影響が出るだろうに。
B:
I know, right? I'm feeling more indignant about it now than when I first heard the proposal. It's simply unacceptable.
だよね!最初に提案を聞いた時よりも、今の方がもっと憤慨しているよ。全く受け入れられない。
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