matter-of-fact
発音
/ˌmætər əv ˈfækt/
matter-of-FACT
💡 「マターオブファクト」と発音しますが、「ファクト」の部分に最も強いアクセントを置きます。「オブ」は弱く「アヴ」のように発音されることが多いです。
使用情報
構成単語
意味
感情を交えない、事務的な、素っ気ない、客観的な。
"Dealing with facts and not emotions or opinions; unemotional and practical. Expressing things plainly without showing much emotion or personal feeling."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、ある人の態度、話し方、説明などが、感情や個人的な意見を一切交えず、事実のみに基づいている様子を表します。良い意味では「冷静沈着な」「客観的な」、悪い意味では「冷淡な」「無愛想な」「素っ気ない」といったニュアンスを持つことがあります。フォーマルな場面から日常会話まで幅広く使われ、特に客観性が求められるビジネスや学術的な状況でも有効です。ネイティブは、感情を表現しない、あるいは表現すべきでないと考える人が、淡々と事実を述べる際にこの言葉を使う傾向があります。
例文
Her matter-of-fact response to the news was surprising.
彼女のそのニュースに対する素っ気ない反応は驚くべきものだった。
He explained the accident in a matter-of-fact tone.
彼は事故を事務的な口調で説明しました。
She just gave me a matter-of-fact nod and walked away.
彼女はただ素っ気なく頷き、立ち去りました。
It was a very matter-of-fact conversation, no drama at all.
それは非常に事務的な会話で、全くドラマはありませんでした。
He has a matter-of-fact way of dealing with problems.
彼は問題に対処する際に、感情を交えないやり方を持っています。
"It's broken," she said, with a matter-of-fact shrug.
彼女は「壊れた」と、素っ気なく肩をすくめて言いました。
The CEO presented the quarterly results in a matter-of-fact manner.
CEOは四半期の結果を事務的な態度で発表しました。
Her matter-of-fact approach to project management ensures efficiency.
彼女のプロジェクト管理への客観的なアプローチは、効率性を保証します。
The doctor's matter-of-fact delivery of the bad news made it even harder.
医者の悪いニュースを感情を交えずに伝える話し方は、それをさらに辛いものにしました。
The report describes the findings in a clear, matter-of-fact style.
その報告書は、明確で事実に基づいたスタイルで調査結果を記述しています。
類似表現との違い
objectiveは「客観的な」という意味で、事実に基づくという点で共通しますが、matter-of-factはそれに加えて「感情を交えない」「素っ気ない」という態度や話し方に焦点を当てます。objectiveはより広範に、事実や分析の客観性を指します。
unemotionalは「感情がない」ことを直接的に指すのに対し、matter-of-factは感情を表現しない、または事実を優先する姿勢を示すことで、結果的に感情がないように見える態度や話し方を意味します。必ずしも感情がないわけではない点で異なります。
straightforwardは「率直な」「直接的な」を意味し、回りくどくないことを強調します。matter-of-factも率直さを含みますが、感情の欠如や事務的な態度に重きを置くため、必ずしも同じニュアンスではありません。
bluntは「ぶっきらぼうな」「単刀直入すぎる」といった、相手を傷つける可能性のある率直さを指します。matter-of-factは感情を交えないですが、必ずしも相手を傷つける意図や効果があるとは限らず、より客観性や冷静さを強調する点で異なります。
学習のコツ
- 💡「感情を交えず、事実のみを述べる」という核心的なニュアンスを理解しましょう。
- 💡主に人の態度、話し方、説明、報告など、感情が表れやすい場面で使われます。
- 💡形容詞として名詞の前に置かれることが多いです。(例: a matter-of-fact tone, a matter-of-fact person)
対話例
会議後の同僚との会話で、感情を交えずに報告する様子について言及する場面。
A:
How did the client meeting go today?
今日のクライアント会議はどうでしたか?
B:
It went well. We presented our proposal and they agreed to move forward with the project.
順調でした。提案を提示し、彼らはプロジェクトを進めることに同意しました。
A:
You sound very matter-of-fact about it. No challenges or unexpected issues?
ずいぶん事務的な口調ですね。何か課題や予期せぬ問題はありませんでしたか?
B:
None to report. I just prefer to stick to the facts when giving updates.
報告すべきものはありません。更新する際は、ただ事実を述べる方が好きなだけです。
子供が、感情をあまり表に出さずにイベントについて話す様子。
A:
Are you excited about your birthday party tomorrow?
明日の誕生日パーティー、楽しみ?
B:
Yes. We will have cake and open presents.
はい。ケーキを食べて、プレゼントを開けます。
A:
Oh, your response is so matter-of-fact! I thought you'd be jumping with joy.
あら、ずいぶん冷静な答え方ね!大喜びしているかと思ったわ。
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