/feɪs ðə fæks/
FACE the FACTS
💡 「face」と「facts」を強く発音し、「the」は弱めに発音します。「facts」の語尾の「ts」をしっかり発音すると、より自然な響きになります。
"To accept an unpleasant or difficult truth or reality, often after avoiding it or being in denial about it."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、特に避けたい、あるいは認めたくないような厳しい現実や不都合な真実に対して、それから目を背けるのではなく、きちんと受け止め、直視するように促す際に使われます。相手に厳しい助言を与える場合や、自分自身に言い聞かせる場合にも用いられます。感情としては、諭し、時に諦め、または現実を突きつけるような、やや冷徹な響きを持つこともあります。友人や家族とのカジュアルな会話から、ビジネスの意思決定、社会問題に関する議論まで幅広く使われますが、非常にフォーマルな文書では「acknowledge the reality」のような表現が選ばれることもあります。ネイティブは、この表現を聞くと、現実逃避をやめて、目の前の問題に取り組むべきだというメッセージを感じ取ります。
You need to face the facts; your business isn't making enough money.
あなたは現実を直視すべきだ。あなたのビジネスは十分な利益を出していない。
It's time to face the facts about climate change and take action.
気候変動に関する事実を受け入れ、行動を起こすべき時だ。
She finally faced the facts and admitted she needed help.
彼女はついに現実を受け入れ、助けが必要だと認めた。
I know it's hard, but we have to face the facts and make some tough decisions.
難しいのは分かっていますが、私たちは現実を直視し、厳しい決断を下さなければなりません。
Don't live in a fantasy world, face the facts!
夢の世界に生きていないで、現実を見なさい!
He's still hoping for a miracle, but his friends are telling him to face the facts.
彼はまだ奇跡を願っていますが、友人は彼に現実と向き合うよう言っています。
The report forces us to face the facts about the company's financial situation.
その報告書は、会社の財政状況に関する現実を我々に直視させている。
Sometimes you just have to face the facts and move on.
時にはただ現実を受け入れて、前に進むしかないのです。
Politicians must face the facts concerning the growing national debt.
政治家は増加する国の負債に関する事実と向き合わなければならない。
It’s unproductive to ignore the data; we must face the facts.
データを無視するのは非生産的です。我々は事実と向き合うべきです。
「face the facts」が「不都合な現実と向き合う」という、やや行動を促すニュアンスが強いのに対し、「accept the reality」は単に「現実を受け入れる」という、より中立的で感情的なニュアンスが少ない表現です。事実を単に認識し、許容する意味合いが強いです。
このフレーズは、困難な状況、悲しみ、喪失など、感情的な側面が絡む事柄と「折り合いをつける」「和解する」という精神的なプロセスを指します。「face the facts」よりも、時間をかけて感情的に乗り越えるニュアンスが強いです。
非常にカジュアルで、しばしば命令的かつやや苛立ちを込めて「現実を見ろよ」「いい加減にしろ」という強い口調で使われます。相手に現実を突きつけるニュアンスは似ていますが、「face the facts」よりもはるかにインフォーマルで、ストレートな表現です。
「現実を認めずに否認している状態をやめる」という、心理的な側面を強く指摘する表現です。「face the facts」が「事実と向き合う」という行動に焦点を当てるのに対し、こちらは「否認という心理状態から抜け出す」ことに重点が置かれます。意味合いは近いですが、より内面的な状態を指します。
「事実」という意味で使う場合、通常「facts」と複数形にします。単一の事実だけでなく、関連する一連の現実全体を指すからです。
動詞の「face」は他動詞として「~に直面する」という意味で使われるため、目的語の前に前置詞「to」は不要です。
A:
I'm not sure if I should quit my job or not. It's so stressful.
仕事を辞めるべきか迷ってるんだ。すごくストレスで。
B:
I know it's tough, but you need to face the facts. Your health is suffering, and the company isn't changing.
大変なのはわかるけど、現実と向き合う必要があるよ。健康を損ねているし、会社も変わらないだろう。
A:
I'm still optimistic we can meet the deadline with a little extra effort.
もう少し頑張れば、まだ締め切りに間に合うと楽観視しています。
B:
With all due respect, we need to face the facts. The current resources are insufficient, and the delay is inevitable. We should prepare a revised timeline.
恐縮ですが、私たちは現実を直視する必要があります。現在のリソースでは不十分であり、遅延は避けられません。改訂されたタイムラインを準備すべきです。
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