/lʊk ˈwɛrɪli/
look WARily
💡 「ルック」は短く発音し、すぐに「ワァリリー」と続けます。「ワァ」の部分を特に強く発音し、警戒している感情を込めて発音すると自然です。
"To observe someone or something with caution, suspicion, or apprehension, often due to a sense of potential danger, distrust, or uncertainty about their intentions or nature."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、対象物や人物に対して「何か危険があるかもしれない」「信用できないかもしれない」「何が起こるか分からない」といった警戒心や不安、不信感を抱きながら視線を向ける様子を表します。単に注意深く見る(look carefully/cautiously)というよりも、潜在的な脅威や悪意を察知しようとする意図が強く含まれます。物語の描写やニュース記事で、登場人物の感情や状況の緊迫感を伝える際によく用いられます。フォーマル度はニュートラルですが、描写的な表現なので、より文語的・文学的な文脈で使われることもあります。
She looked warily at the unfamiliar dog approaching her.
彼女は見慣れない犬が近づいてくるのを警戒して見ました。
The villagers looked warily at the strangers who arrived in their quiet town.
村人たちは、静かな町に到着した見知らぬ人々を警戒しながら見つめました。
He looked warily at the dark alley, hesitant to enter.
彼は暗い路地を用心深く見て、入るのをためらいました。
Investors looked warily at the volatile stock market.
投資家たちは変動の激しい株式市場を警戒して見ていました。
The security guard looked warily at the package left unattended.
警備員は放置された荷物を警戒して見つめました。
The diplomat looked warily at his counterpart during the tense negotiations.
その外交官は、緊迫した交渉中に対立する相手を警戒しながら見ました。
Witnesses looked warily at the scene of the accident, hoping to find clues.
目撃者たちは、手がかりを見つけようと事故現場を注意深く見つめました。
The cat looked warily at the new toy, unsure if it was safe.
その猫は新しいおもちゃを警戒しながら見て、安全かどうか確信が持てませんでした。
She looked warily at the dark clouds gathering on the horizon.
彼女は地平線に集まる暗い雲を警戒して見ました。
Management looked warily at the new regulations, anticipating potential challenges.
経営陣は新しい規制を警戒しながら見ており、潜在的な課題を予測していました。
'look suspiciously' は、相手や対象物に疑念を抱き、不信の目で見るニュアンスが強いです。一方 'look warily' は、潜在的な危険や不確実性に対して用心深く、警戒しながら見るというニュアンスで、必ずしも相手を疑っているわけではありません。
'look cautiously' は、単に注意深く、慎重に物事を見ることを意味し、危険を避けるための用心深さを表します。しかし、'look warily' には、それに加えて不信感や不安、脅威への予感が含まれる点が異なります。
'cast a wary eye' は 'look warily' とほぼ同じ意味で使われる表現ですが、やや文語的で、より描写的な響きがあります。直訳すると「警戒する目を向ける」となります。
'regard with suspicion' は、明確に「疑いの目で見る」「不審に思う」という意味合いが強く、相手の意図や正当性そのものを疑っている状態を指します。'look warily' は疑念だけでなく、危険への用心が中心です。
'wary' は形容詞で「用心深い、警戒している」という意味なので、「用心深く見る」という動詞を修飾する際には副詞の 'warily' を使うのが正解です。動詞を修飾するのは副詞の役割です。
'in a a wary way' も文法的に間違いではありませんが、'warily' という単一の副詞で同様の意味を表現できるため、より簡潔で自然な 'look warily' が好まれます。より洗練された表現です。
A:
Did you hear that noise?
今の音、聞こえた?
B:
Yes, I'm looking warily towards the bushes. It sounded like something moved.
うん、茂みのほうを警戒しながら見てるよ。何かが動いたみたいだった。
A:
How do you feel about the new neighborhood?
新しい近所の雰囲気はどう?
B:
It's quiet, but I still find myself looking warily at people I don't recognize. Just getting used to it.
静かだけど、まだ見慣れない人には警戒しながら見てしまうね。慣れてきてる途中だけど。
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