let out a roar
発音
/lɛt aʊt ə rɔːr/
let OUT ə ROAR
💡 「let out」はリエゾンして「レタウト」のように繋げて発音されることが多いです。「roar」は舌を少し引いて口を丸め、「ロァー」と低く響くように発音します。最後のRも強調しすぎず、引く音です。
使用情報
構成単語
意味
(動物や人が)大きな唸り声や雄叫びを上げる、轟音を発する。特に、強い感情(怒り、興奮、喜び、苦痛など)を伴う場合に用いられます。
"To make a loud, deep, and prolonged sound, typically associated with large animals like lions, or with humans expressing intense emotions such as anger, excitement, pain, or joy."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主に動物(ライオン、トラなど)が吠える様子や、機械が大きな音を立てる様子を表現する際に使われます。人間が使う場合は、非常に強い感情が爆発的に表れる際の「雄叫び」「叫び声」を指します。例えば、スポーツ観戦での歓喜の叫び、絶叫マシンでの叫び、怒りのあまり我慢できずに声を上げる様子など。文学的な表現としても使われ、ドラマティックな状況を描写するのに適しています。フォーマル度は低く、日常会話や物語の中で自然に使われる表現です。
例文
The crowd let out a roar when the home team scored the winning goal.
ホームチームが決勝ゴールを決めた時、観衆は歓声を上げました。
He let out a roar of frustration when he realized he had missed the deadline.
彼は締め切りを過ぎていたことに気づき、悔しさの叫び声を上げました。
The lion in the cage let out a mighty roar that startled all the visitors.
檻の中のライオンが大きな咆哮を上げ、訪問者全員を驚かせました。
As the roller coaster plunged, everyone on board let out a roar of terror and excitement.
ジェットコースターが急降下すると、乗客全員が恐怖と興奮の叫び声を上げました。
She let out a roar of laughter after hearing his incredibly funny joke.
彼のものすごく面白いジョークを聞いて、彼女は大きな笑い声を上げました。
The engine let out a roar as the driver floored the accelerator.
ドライバーがアクセルを踏み込むと、エンジンが轟音を立てました。
The children let out a roar of delight when they saw the puppies.
子供たちは子犬たちを見て、喜びの叫び声を上げました。
The company's groundbreaking innovation is expected to let out a roar in the market, attracting significant attention.
その企業の画期的なイノベーションは、市場で大きな注目を集めると予想されています。
After months of negotiations, the CEO's decisive move finally let out a roar of success for the merger.
数ヶ月にわたる交渉の末、CEOの決断が合併の成功という雄叫びを上げました。
In ancient epics, heroes often let out a roar before entering a fierce battle.
古代の叙事詩では、英雄たちは激しい戦いに突入する前にしばしば雄叫びを上げました。
類似表現との違い
「make a roar」も「咆哮する」という意味で使われますが、「let out a roar」の方が、感情や音が体の奥から自然に噴き出すような、より内発的でドラマティックなニュアンスを持っています。どちらも正しいですが、「let out」の方がより表現豊かに感じられることがあります。
「shout out」は単に「大声で叫ぶ」という意味で、特定の感情や声の深さに限定されません。「let out a roar」は、より強く、深く、動物的な叫びや轟音のニュアンスがあり、感情の爆発を伴うことが多いです。
「bellow」は「let out a roar」と同様に深く大きな声を出すことを指しますが、主に怒りや苦痛を伴う場合に使われる傾向があります。一方、「let out a roar」は歓喜や興奮といったポジティブな感情にも使えます。
「scream」は高く鋭い叫び声で、恐怖、痛み、驚き、興奮など幅広い感情を表します。「let out a roar」が低く深い声であるのに対し、「scream」は声のトーンが高いのが特徴です。
「yell」は大声で叫ぶこと全般を指し、注意を引くため、怒りを表すためなど様々な状況で使われます。「let out a roar」のような動物的な力強さや轟音のニュアンスは薄く、より日常的な表現です。
よくある間違い
「let」と「roar」の間には、通常「out」が入ります。「let out」で「~を出す、発する」という句動詞を形成します。
「make a roar」という表現も存在しますが、「let out a roar」の方が「(声や音を)発する」というニュアンスが強く、より自然です。「make a roar out」は不自然な組み合わせです。
学習のコツ
- 💡「let out」は様々な「音」を表す名詞(a cry, a shout, a sigh, a screamなど)と組み合わせて「~を発する」という意味で使えます。色々な組み合わせで練習しましょう。
- 💡感情が抑えきれない状況や、動物の力強い鳴き声を表現する際に非常に効果的なフレーズです。
- 💡文脈によって、喜び、怒り、恐怖、興奮など、多様な感情を表せることを意識して使い分けましょう。
対話例
サッカーの試合を観戦している友人同士の会話
A:
Did you see that incredible goal?!
あの信じられないようなゴール見た?!
B:
I sure did! The whole stadium let out a roar when the ball hit the net!
もちろん!ボールがネットを揺らしたとき、スタジアム全体が歓声を上げたね!
動物園でライオンを見た親子の会話
A:
Look, Daddy! The lion just woke up!
見て、パパ!ライオンが今起きたよ!
B:
Wow, I hope it lets out a roar! That would be amazing to hear.
おお、咆哮してくれるといいな!聞けたらすごいだろうね。
上司が怒っている状況について話す同僚
A:
What happened in the meeting? The boss looked absolutely furious.
会議で何があったの?ボスがものすごく怒っていたみたいだけど。
B:
He was trying to stay calm, but then he just let out a roar about the team's poor performance.
最初は落ち着こうとしていたんだけど、ついにチームの不振について怒鳴り声を上げたんだ。
Memorizeアプリで効率的に学習
let out a roar を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。