make a roar
発音
/meɪk ə rɔːr/
MAKE a ROAR
💡 「make」は「メイ(ク)」のように二重母音「eɪ」を意識し、語尾の「k」は強く発音しすぎず、次に繋がるように軽く止めます。「roar」は「ローア」のように、口を大きく開けて「ɔː」の音を出し、語尾の「r」は舌を巻くように発音するとネイティブらしい響きになります。
使用情報
構成単語
意味
動物が大きく吠えたり、機械や自然現象が轟音を立てたりすること。また、観衆などが興奮して大声を上げる様子。
"To produce a loud, deep, resonant sound, characteristic of large animals like lions, powerful machinery, or natural phenomena like thunder, or to describe a crowd's loud expression of excitement or protest."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、非常に大きく力強い音が発生する状況で使われます。動物の威嚇的な咆哮、エンジンの力強い轟音、嵐の雷鳴、スポーツ観戦での観衆の地鳴りのような歓声など、音のボリュームと迫力を強調したいときに適しています。フォーマル度は中立的で、日常会話からニュース記事まで幅広く使われますが、特に音の描写に重点を置く文脈で効果的です。ネイティブは、この表現から音の圧倒的な存在感や、それが引き起こす感情(恐怖、興奮など)を感じ取ります。
例文
The lion in the zoo made a loud roar that echoed through the park.
動物園のライオンが大きな咆哮を上げ、園内に響き渡りました。
The crowd made a roar as the home team scored the winning goal in the final seconds.
ホームチームが土壇場で決勝点を決めると、観衆はどよめきを上げました。
The old engine made a roar and then finally sputtered to life.
その古いエンジンは轟音を立てて、ついに動き出しました。
Thunder made a distant roar, signaling an approaching storm.
遠くで雷鳴が轟き、嵐が近づいていることを知らせていました。
The jet engine made a powerful roar as the plane prepared for takeoff.
離陸準備中の飛行機は、ジェットエンジンが力強い轟音を立てていました。
A sudden roar from the forest made us jump in surprise.
森からの突然の轟音に、私たちは驚いて飛び上がりました。
The protestors made a roar of disapproval against the new legislation.
抗議者たちは新しい法案に対し、不満の声を上げました。
The waves made a mighty roar as they crashed against the rocky cliffs.
波が岩だらけの崖に打ち付けられ、ごうごうと音を立てていました。
His passionate speech made a roar of applause erupt from the audience.
彼の情熱的なスピーチは、聴衆から大きな拍手喝采を巻き起こしました。
The machinery in the factory made a constant roar, indicating full production.
工場内の機械は絶え間なく轟音を立て、フル稼働していることを示していました。
(比喩的に)イベントや製品、人物などが大きな成功を収めたり、世間の注目を劇的に集めたりすること。
"Figuratively, to achieve significant success, create a strong impact, or gain widespread and enthusiastic attention, often in a dramatic or impactful manner."
💡 ニュアンス・使い方
この比喩的な意味では、「make a roar」は、あるものが非常に大きな反響を呼び、世間を驚かせたり、熱狂させたりするほどの成功や注目を集める状況で使われます。新製品の発売、スポーツ選手の大活躍、新しい芸術作品の発表など、その影響力が大きく、ポジティブな意味合いで使われることが多いです。カジュアルな会話から、ビジネスのマーケティング戦略、メディアの報道まで幅広い場面で使えます。ネイティブは、この表現からその成功や影響力の「破壊的」なほどの大きさと、それに伴う興奮や驚きを感じ取ります。
例文
The new product made a roar in the market, quickly becoming a bestseller.
その新製品は市場で大成功を収め、あっという間にベストセラーになりました。
Her debut novel made a roar among critics and readers alike, praised for its originality.
彼女のデビュー小説は批評家と読者の間で大きな話題を呼び、その独創性が称賛されました。
The surprise announcement made a roar across social media, trending worldwide.
そのサプライズ発表はソーシャルメディア上で大きな反響を呼び、世界中でトレンド入りしました。
The company hopes to make a roar with its innovative technology at the upcoming tech conference.
その会社は、来る技術会議で革新的な技術を発表し、大きな話題を呼ぶことを期待しています。
His performance on stage made a roar and earned him a standing ovation.
彼のステージでのパフォーマンスは大喝采を浴び、スタンディングオベーションを獲得しました。
The marketing campaign made a roar and significantly increased public awareness for the cause.
そのマーケティングキャンペーンは大きな反響を呼び、その目的への一般の認識を大幅に高めました。
The new restaurant made a roar with its unique fusion menu and became the talk of the town.
その新しいレストランはユニークなフュージョン料理で大きな話題を呼び、街の話題の中心となりました。
The startup aims to make a roar in the tech industry with its disruptive app.
そのスタートアップは、破壊的なアプリでテクノロジー業界に大きな旋風を巻き起こすことを目指しています。
She made a roar in the fashion world with her bold and unconventional designs.
彼女は大胆で型破りなデザインで、ファッション界に大きな旋風を巻き起こしました。
Their charity event made a roar, raising a record amount of money for those in need.
彼らのチャリティーイベントは大きな成功を収め、困っている人々のために記録的な金額を集めました。
類似表現との違い
より一般的な「音を立てる」という意味で、音の大小に関わらず使えます。「roar」のような特定の大きく力強い音に限らず、どんな種類の音にも適用可能です。
「make a roar」と非常に似ていますが、「let out」は「(感情や音を)外に出す、発する」というニュアンスが強く、より意図的または本能的な行為として咆哮を放つ印象を与えます。特に動物の咆哮によく使われます。
「咆哮を発する」という意味で、「make a roar」よりもフォーマルな響きがあります。文書や科学的な文脈で使われることが多く、機械や物理現象が音を出す場合にも適しています。
比喩的な意味での「大きな話題を呼ぶ」「注目を集める」という点で「make a roar」と似ています。「splash」は水しぶきを上げるイメージから、世間に衝撃を与えたり、騒がせたりする意味合いが強いです。必ずしも成功を伴うとは限りませんが、ポジティブな文脈で使われることが多いです。
「make a roar」の比喩的な意味である「大成功を収める」に対して、より直接的でビジネスシーンでも使いやすい表現です。漠然と「成功する」ことを指し、音や注目度の「轟音」のようなインパクトは強調されません。
よくある間違い
「roar」は数えられる名詞として使われることが多いため、通常は不定冠詞「a」を付けます。「make roar」は文法的に正しく聞こえません。
「make a ~」の形で音を出すことを表現するのが一般的です。「do a roar」という表現は英語では使われません。
「roaring」は「唸り声」を意味する名詞ですが、「make a roaring」とは言いません。「make a roar」が正しい表現です。動詞として使う場合は「The lion was roaring.」のようにします。
学習のコツ
- 💡「roar」はライオンなどの大型動物の「咆哮」や、雷、エンジンなどの「轟音」といった、大きく力強い音を指すことを意識しましょう。
- 💡比喩的な意味で使う場合は、「大きな成功や話題性、強いインパクト」を表すことを覚えておくと、応用範囲が広がります。
- 💡「make a ~」の形で使うことが多いので、セットで覚えましょう。冠詞「a」を忘れないように注意してください。
- 💡物理的な音を表すだけでなく、観衆の歓声や抗議の声など、人間の集団が大声を出す様子にも使えます。
対話例
動物園での会話
A:
Did you hear that? The lion just made a huge roar!
今聞こえた?ライオンがものすごい咆哮を上げたよ!
B:
Wow, that was intense! It really echoed.
わあ、すごかったね!本当に響いた。
スポーツ観戦後、友人と話す
A:
That final goal was incredible! The crowd made such a roar.
あの最後のゴールは信じられないくらいすごかったね!観客はものすごい歓声を上げてたよ。
B:
Absolutely! It was deafening, but so exciting.
本当に!耳をつんざくようだったけど、めちゃくちゃ興奮したね。
新しいビジネスプロジェクトの成功について話す
A:
Our new marketing campaign really made a roar in the industry, didn't it?
我々の新しいマーケティングキャンペーン、業界で本当に大きな話題を呼んだね?
B:
It certainly did! Sales have skyrocketed beyond our expectations.
その通りだよ!売上が予想をはるかに超えて急増したんだ。
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