意味
(苦痛、損害、罰などを)与える、負わせる
発音
/ɪnˈflɪkt/
inFLICT
💡 「インフリクト」とカタカナで発音しがちですが、最初の「イン」は弱く、次の「フリクト」の「フリッ」に強いアクセントを置きます。「fl」の音は舌を上の歯茎につけず、息を流すように発音しましょう。
例文
They inflict pain.
彼らは苦痛を与えます。
Don't inflict harm.
害を与えてはいけません。
He inflicted a wound.
彼が傷を負わせました。
Crime inflicts fear.
犯罪は恐怖を与えます。
Do not inflict stress.
ストレスを与えないでください。
Words can inflict hurt.
言葉は傷を負わせることがあります。
The drought inflicts hardship.
干ばつは困窮をもたらします。
Sanctions inflict economic damage.
制裁は経済的損害を与えます。
War inflicts severe suffering.
戦争は深刻な苦しみをもたらします。
Penalties were inflicted.
罰則が課されました。
変形一覧
動詞
文法的注意点
- 📝他動詞であり、「inflict A on B」(AをBに与える)の形で使われるのが一般的です。
- 📝目的語には、pain(痛み)、suffering(苦しみ)、damage(損害)、punishment(罰)などのネガティブな名詞が来ます。
- 📝「〜に与えられる」という意味では、受動態の「be inflicted on 〜」がよく用いられます。
使用情報
よくある間違い
inflictは「(損害など)を(〜に)与える」という意味で、inflict A on B の形で使われます。目的語は与える苦痛や損害になり、その対象はonの後に置きます。
inflictは「〜を与える」という他動詞なので、通常は主語が「与える側」、目的語が「与えられるもの」となります。人を直接目的語にはしません。人が苦痛を受ける場合は受動態で表現するのが自然です。
類似スペル単語との違い
inflictは「(苦痛や損害などを)他者に与える」という能動的な行為を表すのに対し、afflictは「(病気や問題などが)〜を苦しめる、悩ます」という受動的な状態や影響を表します。例えば、"The war inflicted damage."(戦争が損害を与えた)と "He was afflicted by illness."(彼は病気で苦しんだ)のように使い分けます。
派生語
語源
📚 ラテン語の"infligere"(〜の上に打つ)が語源です。中世ラテン語を通じて英語に入り、「何かを打ちつけて与える」というニュアンスから「苦痛や罰を与える」という意味合いで使われるようになりました。
学習のコツ
- 💡この単語は、物理的な苦痛だけでなく、精神的な苦痛や経済的な損害など、ネガティブな影響を与える際に使われます。
- 💡「inflict A on B」(AをBに与える)というコロケーションで覚えると、正しい使い方が身につきます。
- 💡主に書き言葉やフォーマルな場面で使われることが多いです。
- 💡類義語のcauseよりも、より意図的で、深刻なダメージや苦痛を与えるニュアンスがあります。
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