意味
好きなことを許すこと、甘やかし、寛容、嗜好品、贅沢、道楽、耽溺、気まま、免罪（特にカトリック教会における）
発音
/ɪnˈdʌldʒəns/
inDULgence
💡 第二音節の「dul」を強く発音しましょう。「ダァル」と、Rの音を意識して舌を軽く巻くように発音するのがコツです。最後の「-ence」は曖昧母音に近い、弱くぼやけた「エンス」のように発音すると自然です。日本語の「インダルジェンス」とは異なり、アクセントの位置と母音に注意しましょう。
例文
Chocolate is my biggest indulgence.
チョコレートは私の一番の好物です。
She bought herself a little indulgence.
彼女は自分に小さなご褒美を買いました。
No more sweet indulgence for now.
今はもう甘いものは控えましょう。
He enjoys an occasional indulgence.
彼は時々贅沢を楽しみます。
This trip was a real indulgence.
この旅行は本当に贅沢でした。
Avoid excessive indulgence in sweets.
甘いものの過度な摂取は避けてください。
Parents should limit children's indulgence.
親は子供の甘やかしを制限すべきです。
The company allows some spending indulgence.
その会社は多少の支出の裁量を許しています。
Granting such indulgence is risky.
そのような寛容さを与えるのは危険です。
Historical records mention an indulgence.
歴史的記録には免罪符について言及されています。
変形一覧
名詞
文法的注意点
- 📝「〜への耽溺」という表現では `an indulgence in ~` の形がよく使われます。
- 📝比較的フォーマルな文脈で用いられることが多い名詞です。
- 📝「甘やかし」の意味では不可算名詞、「ご褒美」や「嗜好品」といった具体的な意味では可算名詞として使われることがあります。
使用情報
よくある間違い
「嗜好品」のような具体的な意味で使う場合は可算名詞として複数形に「s」を付けます。しかし、「甘やかし」といった抽象的な意味では不可算名詞として扱われることが多いので、文脈に応じて適切に使い分けましょう。
類似スペル単語との違い
`luxury`は「贅沢、豪華さ」そのものを指し、物理的なものや状態によく使われます。一方、`indulgence`は「贅沢な行為、甘やかし、好きなことにふけること」といった、行為や心の状態に焦点を当てた意味合いが強いです。`luxury`は客観的な豪華さ、`indulgence`は主観的な満足感や楽しみを指すことが多いです。
`gratification`は「満足、充足」を意味し、欲求が満たされた状態を指します。`indulgence`も満足感や快楽を伴いますが、より「欲求に身を任せること、甘やかし」という行為自体や、その結果として得られる「ご褒美」に焦点を当てます。`gratification`は結果としての感情、`indulgence`は過程や対象物も含みます。
派生語
語源
📚 ラテン語の `indulgere`（優しくする、許す、甘やかす）が起源です。古フランス語を経て英語に入りました。特に宗教的な文脈で「免罪」を意味するようになったのは、中世カトリック教会の「免罪符 (papal indulgence)」に由来しています。
学習のコツ
- 💡「贅沢」「ご褒美」といったポジティブな意味と、「甘やかし」「耽溺」といったネガティブな意味の両方があることを覚えましょう。
- 💡動詞形の `indulge`（〜にふける、〜を甘やかす）と一緒に覚えると、単語ファミリーとして理解が深まります。
- 💡カトリックの「免罪符」という意味も、歴史的・文化的な文脈で重要なので覚えておくと良いでしょう。
- 💡`show indulgence`（寛容さを示す）のように、動詞と一緒に使われるコロケーションを意識して学習しましょう。
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