意味
病気の、具合が悪い、体調が悪い、気分が悪い
悪い、不快な、有害な、不幸な
悪く、不十分に、ほとんど~ない
不運、災い、不幸
発音
/ɪl/
ILL
💡 日本語の「イル」に近いですが、母音はもっと短く、舌先を上あごの歯茎の裏にしっかりつけて「L」の音を出しましょう。特に語尾の「L」は、日本語の「ル」のように母音が入らないよう、舌をつけたまま音を止める意識が大切です。
例文
She felt ill this morning.
彼女は今朝気分が悪かったそうです。
He looks a bit ill.
彼は少し具合が悪そうに見えます。
I am too ill to work.
私は病気で仕事ができません。
Don't speak ill of others.
他人の悪口を言ってはいけません。
They wished him no ill.
彼らは彼に何の悪意もありませんでした。
She took an ill turn.
彼女は病状が悪化しました。
The meeting ended ill.
会議はうまくいきませんでした。
Ill health affects productivity.
体調不良は生産性に影響します。
These are the ills of society.
これらは社会の弊害です。
He was ill-advised to do it.
彼はそれをしないよう忠告されました。
変形一覧
文法的注意点
- 📝形容詞としての「ill」は、通常 be動詞や状態動詞(feel, lookなど)の後に置いて主語の状態を説明する「叙述用法」で使われます(例: He is ill.)。名詞を直接修飾する「限定用法」ではあまり使われません(an ill person とは言わず、a sick person が一般的)。
- 📝「ill」を副詞として使う場合、「悪く、不十分に」という意味になります。例えば、「speak ill of someone」(〜の悪口を言う)のような形で使われます。
- 📝名詞の「ill」は「不運、災い」といった意味で、複数形の「ills」として使われることが多いです(例: the ills of society - 社会の弊害)。
使用情報
よくある間違い
イギリス英語では「病気である、気分が悪い」という意味で 'ill' が一般的です。アメリカ英語では 'sick' も使われますが、'sick' には「吐き気がする」というニュアンスも強く含まれます。文脈によって使い分けが必要です。
'look' の後に状態を表す形容詞が来る場合、「〜に見える」という意味では形容詞を使います。'badly' は副詞で「ひどく」という意味になり、文法的に正しくありません。
類似スペル単語との違い
派生語
語源
📚 「ill」は古ノルド語の「illr」(悪い、邪悪な)に由来します。元々は道徳的な「悪」を意味しましたが、13世紀頃から「病気の」という意味でも使われるようになりました。現代英語では「病気の」という意味で広く使われますが、副詞や名詞としても「悪く、不運」といった意味合いで用いられます。
学習のコツ
- 💡「I feel ill.」で「気分が悪い」という意味になります。体調不良を伝える際によく使われる表現です。
- 💡形容詞の「ill」は、通常be動詞の後ろや「feel」「look」などの動詞の後に来て、主語の状態を表す(叙述用法)ことがほとんどです。
- 💡「fall ill」で「病気になる」、「become ill」で「具合が悪くなる」といった熟語表現も覚えておくと便利です。
- 💡「ill will」は「悪意」「敵意」という意味の慣用句です。この場合、「ill」は形容詞として使われますが、比較級や最上級はありません。
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