意味
不十分に、拙く、まずく、へたに、満足のいく状態ではない
体調が悪い、気分が優れない(やや古風な表現)
発音
/ˈpʊərli/
POORly
💡 「POORly」は最初の「POOR」に強勢を置きます。口を少し丸めて「プァー」と発音し、舌を奥に引いてRの音を出すことを意識しましょう。最後の「ly」は軽く「リー」と添える程度です。日本人には「プールリー」と聞こえるかもしれませんが、Rの音に注意してください。
例文
He played poorly today.
彼は今日、下手でした。
She sings rather poorly.
彼女はかなり歌が下手です。
The car runs poorly.
その車は調子が悪いです。
He performed poorly.
彼は成績が悪かった。
I feel poorly today.
今日は体調が良くありません。
Don't treat animals poorly.
動物を粗末に扱わないでください。
They managed it poorly.
彼らはそれをまずく管理しました。
Resources were allocated poorly.
資源は不十分に配分されました。
The project progressed poorly.
プロジェクトの進捗が悪かった。
The report was written poorly.
その報告書は不十分に書かれていました。
変形一覧
文法的注意点
- 📝"poorly" は主に動詞を修飾する副詞で、その動作の様子や質を説明します。
- 📝"feel poorly" のように、一部の感覚動詞と共に使われると「体調が悪い」という意味になります。
- 📝イギリス英語では "He is poorly." のようにbe動詞の補語として使われることもあり、これも「体調が悪い」という意味です。アメリカ英語ではあまり一般的ではありません。
使用情報
よくある間違い
"poor" は形容詞で「貧しい」「かわいそうな」などの意味です。「へたに」や「不十分に」と動詞を修飾する場合は、副詞の "poorly" を使うのが正しい文法です。
"I am poor." は「私は貧しい」という意味になります。体調が悪いことを表現する場合は、一般的に "I feel poorly." と言います。ただし、"I am poor." は主観的な判断ではなく客観的な状態を表します。
類似スペル単語との違い
"poorly" と "badly" はどちらも「まずく」「へたに」といった意味で使われますが、ニュアンスが少し異なります。"poorly" は「基準に達していない」「質が不十分である」という客観的な状態や能力の不足を表すことが多いです。一方、"badly" は「ひどく」「悪く」というように、よりネガティブな結果や、不快なやり方で物事が行われたことを強調する傾向があります。例えば、「He sings poorly. (歌が下手だ)」は能力が基準に達していないこと、「He sang badly. (ひどい歌だった)」は不快なほど悪かったという印象です。
派生語
語源
📚 "Poorly" は形容詞 "poor" に副詞語尾 "-ly" が付いて派生した単語です。"poor" の語源はラテン語の "pauper"(貧しい)に遡り、古フランス語 "povre" を経て英語に入りました。「貧しい状態」から「質が悪い」「へたな」といった意味が生まれ、それが副詞形でも使われるようになりました。
学習のコツ
- 💡形容詞の "poor" と副詞の "poorly" の品詞の違いと使い分けをしっかり理解しましょう。
- 💡「体調が悪い」という意味で使う場合は、少し古風な表現ですが、ビジネスシーンや丁寧な会話でも使われることがあります。
- 💡「〜がうまくいかない」「〜の質が低い」といった状況で動詞を修飾する際によく用いられます。
- 💡「do poorly」(成績が悪い、うまくいかない)や「perform poorly」(パフォーマンスが低い)といった形で頻繁に用いられます。
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