hit a slump
発音
/hɪt ə slʌmp/
hit a SLUMP
💡 「hit a」は「ヒッタ」のように繋げて発音し、「slump」をはっきりと発音すると自然です。舌先を上歯茎の裏につけてLの音を出し、口を閉じてMの音に移行すると良いでしょう。
使用情報
構成単語
意味
不振に陥る、スランプになる、調子を崩す。特に、一時的に成績やパフォーマンスが低下する状態。
"To suddenly enter a period of poor performance, decline, or inactivity, especially after a period of success or high activity in a particular area like sports, business, or personal productivity."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主にスポーツ選手、企業の業績、個人のパフォーマンスや気分など、何かの調子や結果が一時的に悪くなった状態を指します。以前は良かったのに、突然または徐々にパフォーマンスが落ちてきた、という状況で使われます。単なる「悪い日」ではなく、ある程度の期間続く不調を指すことが多いです。 **どんな場面で使うか**: スポーツニュース、ビジネス会議、友人との会話で個人的なモチベーションの低下を話す際など、幅広い場面で使われます。 **どんな気持ちを表すか**: 焦り、失望、客観的な状況分析、心配などを表すことができます。 **フォーマル度**: ニュートラル寄りで、カジュアルな会話から、ビジネスの報告、ニュース記事まで、比較的広い範囲で使用されます。 **ネイティブがどう感じるか**: 日常的によく耳にする自然な表現です。特定の期間のパフォーマンス低下を具体的に表現する際に適しています。
例文
The baseball team has hit a slump, losing five games in a row.
その野球チームはスランプに陥り、5試合連続で負けています。
I've hit a slump at work recently; I just can't seem to focus.
最近仕事でスランプに陥っていて、どうも集中できません。
Many students hit a slump during exam season due to stress.
多くの学生は試験期間中にストレスでスランプに陥ります。
After winning several awards, the artist seemed to hit a creative slump.
いくつか賞を受賞した後、その芸術家は創作スランプに陥ったようでした。
Our sales figures hit a slump last quarter, and we need to analyze why.
先期、当社の売上高は不振に陥りました。その理由を分析する必要があります。
The company's stock price hit a slump following the negative news report.
その企業の株価は、否定的なニュース報道を受けて急落しました。
Even the most successful entrepreneurs can hit a slump in their careers.
最も成功した起業家でさえ、キャリアにおいてスランプに陥ることがあります。
Economists are concerned that the global economy may hit a slump if current trends continue.
エコノミストたちは、現在の傾向が続けば世界経済が不振に陥る可能性を懸念しています。
He's been working out regularly, but he seems to have hit a slump in his progress.
彼は定期的に運動していますが、どうやら進歩が停滞しているようです。
Don't worry if you hit a slump; it happens to everyone from time to time.
もしスランプに陥っても心配しないでください。誰にでも時々起こることです。
類似表現との違い
「hit a slump」と非常に似ており、不振に陥るという意味で使われます。ニュアンスとしては「fall into」の方がやや受動的で、自然と不振の状態に「落ちていく」感じがあります。使用頻度は「hit a slump」の方がやや高いかもしれません。
「hit a slump」が「スランプに陥る」という行為や変化の瞬間を指すのに対し、「be in a slump」は「現在スランプの状態にある」という状況を表します。つまり、「hit a slump」は原因や始まり、「be in a slump」は結果や継続中の状態に焦点を当てます。
「つらい時期を経験する」という意味で、不振の期間を表す点で共通しますが、「hit a slump」がパフォーマンスの低下に限定されることが多いのに対し、「rough patch」は個人的な困難や人間関係の問題など、より広範な「大変な時期」を指すことがあります。より口語的で、少しフォーマル度が低いです。
悪い結果が続くことを指しますが、「slump」ほど深刻な、長期的なパフォーマンス低下を意味しないこともあります。比較的カジュアルで、スポーツの文脈でよく使われます。
よくある間違い
「スランプになる」という動詞は「hit」を使うのが一般的で、「make」は使いません。「make」を使うと「スランプを作り出す」のような不自然な響きになります。
「get a slump」も不自然な表現です。不調に陥る、不振になるという意味では「hit a slump」または「fall into a slump」が適切です。
「slump」は可算名詞なので、通常は「a」を付けて「a slump」とします。冠詞を忘れると不自然に聞こえます。
学習のコツ
- 💡スポーツやビジネスの文脈で特に頻繁に使われることを覚えておきましょう。
- 💡「hit」は「打つ」だけでなく、「〜の状態になる」「〜に到達する」といった意味合いで捉えると理解しやすくなります。
- 💡「hit a slump」は「スランプに陥る(なる)」という変化を表し、「be in a slump」は「スランプ中である」という状態を表します。両方覚えておくと表現の幅が広がります。
- 💡過去形は「hit a slump」のまま(hit-hit-hit)です。現在完了形や過去完了形でも活用は変わりません。
対話例
友人とのバスケットボールの試合についての会話
A:
Did you see the Lakers game last night? LeBron was really off.
昨日のレイカーズの試合見た?レブロン、全然ダメだったね。
B:
Yeah, it seems like the whole team has hit a slump recently. Their shooting percentage is way down.
うん、最近チーム全体がスランプに陥っているみたいだね。シュートの成功率がかなり落ちてる。
上司と部下のプロジェクト進捗に関する会話
A:
How's the Q3 project looking? Are we on track?
第3四半期のプロジェクトの進捗はどうですか?予定通りですか?
B:
Actually, the team has hit a bit of a slump in productivity this month. We're trying to identify the bottlenecks.
実は、今月はチームの生産性がやや落ち込んでいる状態です。ボトルネックを特定しようとしています。
個人的な学習のモチベーションに関する友人との会話
A:
I'm finding it really hard to study for the exam these days. I just can't get motivated.
最近、試験勉強がすごく大変なんだ。どうしてもやる気が出なくて。
B:
Sounds like you've hit a slump. Maybe take a short break and clear your head?
スランプに陥ってるみたいだね。少し休憩して、気分転換したらどう?
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