be in a slump
発音
/biː ɪn ə slʌmp/
be in a SLUMP
💡 「be」は短めに発音し、「in a」はリエゾンで「イナ」のように繋がります。「slump」を強く、そして少し長めに発音すると、より自然な響きになります。
使用情報
構成単語
意味
(一時的な)不調に陥っている、スランプである、調子を崩している。
"To be experiencing a period of poor performance, decline, or stagnation, especially in a specific activity, sport, or business."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主にスポーツ選手、ビジネスパーソン、アーティストなどが一時的にパフォーマンスが低下している状態や、景気や株価が低迷している状況を表す際に使われます。一時的な不調を指すことが多く、恒久的な能力不足を意味するわけではありません。話し手の気持ちとしては、心配、懸念、または状況を客観的に表現する際に用いられます。フォーマル度は「neutral(中立的)」で、カジュアルな会話からビジネスの議論まで幅広く使われます。ネイティブは、人や組織、経済などのパフォーマンスが一時的に落ち込んでいる状況を簡潔に表現するのに非常によく使います。
例文
The baseball player has been in a slump for the past three games.
その野球選手は、過去3試合ずっとスランプに陥っています。
Our sales team is in a slump this quarter, so we need a new strategy.
今期、当社の営業チームは不調なので、新しい戦略が必要です。
I feel like I'm in a creative slump and can't come up with any new ideas.
なんだかクリエイティブなスランプに陥っていて、新しいアイデアが全く浮かびません。
The economy has been in a slump for several months now.
経済はここ数ヶ月間、ずっと低迷しています。
She's a great writer, but she's been in a bit of a slump lately.
彼女は素晴らしい作家ですが、最近少しスランプ気味です。
The stock market is in a slump, and investors are getting nervous.
株式市場は低迷しており、投資家は神経質になっています。
Don't worry, every athlete goes through periods of being in a slump.
心配しないで、どのスポーツ選手もスランプになる時期を経験しますよ。
After losing the last two games, the team is definitely in a slump.
直近の2試合を落として、チームは間違いなくスランプに陥っています。
The CEO admitted that the company was in a slump but promised a quick recovery.
CEOは会社が不振であることを認めましたが、早期回復を約束しました。
Many students feel they are in a slump during exam periods.
多くの学生が試験期間中にスランプだと感じています。
類似表現との違い
「hit a rough patch」は「困難な時期を経験する」という意味で、スランプよりも広範な困難や問題に直面している状況を指します。パフォーマンスの低下だけでなく、個人的な問題や人間関係の困難など、様々な「荒れた時期」に使えます。
「go through a bad spell」も「不調の時期を経験する」という意味で、「be in a slump」と非常に近いですが、より口語的で、運が悪い時期や体調不良など、パフォーマンス以外の広範な「悪い時期」を指すこともあります。
「be in a rut」は「マンネリ化している」「停滞している」という意味で、進歩がなく同じことの繰り返しで面白みがない状態を表します。「be in a slump」が「パフォーマンスの低下」を指すのに対し、「be in a rut」は「変化がないことによる停滞」に焦点を当てています。
「out of form」は主にスポーツ選手や競走馬などに対して使われ、「調子が悪い」「絶好調ではない」という意味です。「be in a slump」と非常に似ていますが、より一時的で、肉体的なパフォーマンスの低下に限定される傾向があります。動詞は 'be' を使うのが一般的です。
よくある間違い
「スランプの状態にある」という場合は、常に前置詞「in」を使います。「at」は使いません。
「スランプを経験する」という意味で「have a slump」も間違いではありませんが、「be in a slump」の方が一般的で自然な表現です。特に、その状態が継続していることを強調したい場合に「be in a slump」を使います。
「スランプを作る」という表現は適切ではありません。スランプは自ら作り出すものではなく、陥る状態として「be in a slump」を使います。
学習のコツ
- 💡主にスポーツ、ビジネス、学業、芸術分野での「一時的な不調」を表現する際に使われます。
- 💡「〜がスランプである」と言いたい時は、必ず動詞 'be' と前置詞 'in' をセットで使います。
- 💡「break out of a slump(スランプから抜け出す)」のように、スランプからの回復を表すフレーズと合わせて覚えると便利です。
- 💡通常、過去形や現在進行形 (e.g., 'He has been in a slump,' 'She is in a slump') で使われることが多いです。
対話例
友人と野球の試合について話している
A:
Did you watch the baseball game last night?
昨日の野球の試合見た?
B:
Yeah, I did. Our star hitter seems to be in a slump again. He struck out three times!
うん、見たよ。うちのエース打者、またスランプみたいだね。3回も三振してた!
同僚とプロジェクトの進捗について話している
A:
How's the Q3 sales report looking?
第3四半期の売上報告はどうなっている?
B:
Honestly, it's not great. Our regional team has been in a bit of a slump lately, but we're working on a new strategy to turn things around.
正直、あまり良くないです。うちの地域チームは最近少し不調ですが、状況を好転させるために新しい戦略に取り組んでいます。
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