have no choice
発音
/hæv noʊ tʃɔɪs/
have no CHOICE
💡 「チョイス」の部分をはっきりと、かつやや強調して発音します。「no choice」は続けて発音され、「ノーチョイス」のように聞こえます。
使用情報
構成単語
意味
他に選択肢がなく、特定の行動を取るしかない状況を指します。「〜せざるを得ない」「仕方がない」といった意味合いで使われます。
"To be in a situation where there is only one possible course of action or outcome, and no other alternatives are available; to be compelled to do something due to circumstances."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、文字通り「選択肢がない」という状況を表します。多くの場合、好ましくない状況や、自分の意志に反して何かをしなければならないときに使われます。 * **どんな場面で使うか**: 日常会話からビジネス、フォーマルな状況まで幅広く使われます。困難な状況や、やむを得ない決定を説明する際によく用いられます。 * **どんな気持ちを表すか**: 諦め、義務感、状況への不満、あるいは単に客観的な事実を述べるニュアンスが含まれます。ポジティブな感情よりは、ネガティブまたは中立的な感情を伴うことが多いです。 * **フォーマル度**: 中立的で、カジュアルでもビジネスでも問題なく使えます。 * **ネイティブがどう感じるか**: 非常に一般的で自然な表現です。状況の厳しさや選択の余地のなさを率直に伝える際に使われます。
例文
It's raining heavily, so we have no choice but to stay home.
雨がひどいので、私たちは家にいるしかありません。
My phone battery died, so I had no choice but to ask a stranger for directions.
携帯の充電が切れてしまったので、見知らぬ人に道を尋ねるしかありませんでした。
The flight was canceled, so I had no choice but to rebook for tomorrow.
フライトが欠航になったので、明日に予約を変更するしかありませんでした。
He broke his leg, so he had no choice but to drop out of the marathon.
彼は足を骨折したので、マラソンを棄権するしかなかった。
The project deadline is tomorrow, so we have no choice but to work overtime tonight.
プロジェクトの締め切りが明日なので、今夜は残業するしかありません。
Due to budget cuts, we have no choice but to reduce the number of participants.
予算削減のため、参加者数を減らすしかありません。
The client rejected our proposal, so we have no choice but to go back to the drawing board.
顧客が私たちの提案を却下したので、計画を白紙に戻すしかありません。
Given the current economic climate, the company had no choice but to implement a hiring freeze.
現在の経済情勢を鑑みると、会社は採用凍結を実施するしかありませんでした。
Faced with overwhelming evidence, the defendant had no choice but to plead guilty.
圧倒的な証拠を突きつけられ、被告は有罪を認めるしかありませんでした。
In order to ensure public safety, the authorities had no choice but to evacuate the area immediately.
公共の安全を確保するため、当局は直ちにその地域を避難させるしかありませんでした。
類似表現との違い
「be forced to」は外部からの強制力や圧力によって「〜せざるを得ない」状況を強調します。「have no choice」は選択肢が物理的、状況的に存在しないという客観的な事実を述べることが多いですが、「be forced to」は「誰かに/何かに強いられて」という受動的なニュアンスが強まります。
「be obliged to」は「義務がある」「責任がある」といった、道徳的、法的、または社会的な規律に基づいた強制を意味し、よりフォーマルな響きがあります。「have no choice」が単に選択肢がない状況を表すのに対し、「be obliged to」は「〜しなければならない」という責任感が伴います。
「must」は非常に強い義務や必要性を表し、「〜しなければならない」と直接的に行動を促します。「have no choice」は「他に道がないから結果としてそうなる」という状況説明ですが、「must」は「そうすることが正しい/必要だ」という主体的な判断や強制を含みます。
「have to」も「〜しなければならない」という意味で義務や必要性を表しますが、「must」よりは外部の状況や規則に基づくニュアンスが強いです。「have no choice」は選択肢がない結果として「have to」という行動が生まれる、という関係性で使われることが多いです。
「can't do anything else」は「他に何もできない」という非常に直接的でカジュアルな表現です。「have no choice」と意味は近いですが、「can't do anything else」は口語的で、やや感情的な響きを持つことがあります。
よくある間違い
「選択肢がない」という状況を表現する場合、動詞は「持つ (have)」を使います。「make a choice (選択をする)」とは異なり、「選択肢が存在しない」という状態を表すため、「make」は適切ではありません。
名詞を否定する際に、「not」は通常動詞の否定に使われるか、「not any」のような形で使われます。「no」は形容詞的に名詞を直接否定し、「一切の〜がない」という意味を明確にします。
学習のコツ
- 💡「have no choice but to 動詞の原形」の形で「〜するしかない」と表現することもよくあります。この形も一緒に覚えましょう。
- 💡「選択肢がない」という状況を伝える際に非常に汎用性の高い表現です。覚えておくと様々な場面で役立ちます。
- 💡ビジネスシーンでも日常会話でも、フォーマルさを気にせず使える便利なフレーズです。
対話例
急な出張で週末の予定をキャンセルしなければならない友人同士の会話
A:
Hey, are you still planning to come to the party on Saturday?
ねえ、土曜日のパーティー、まだ来る予定？
B:
Oh, I wish I could, but my boss just told me I have to go on a business trip. I have no choice.
ああ、行きたいんだけど、上司から急な出張を命じられちゃって。仕方がないんだ。
A:
That's a shame! We'll miss you.
それは残念だね！寂しくなるよ。
プロジェクトの予算制約について同僚と話し合う場面
A:
Do you think we can still push for the premium features in the next phase?
次のフェーズでプレミアム機能を導入する方向で進められそうかな？
B:
Unfortunately, with the recent budget cuts, we have no choice but to go with the standard package for now.
残念ながら、最近の予算削減を考えると、今のところは標準パッケージで進めるしかありません。
A:
I see. It's a tough situation, but we'll make it work.
なるほど。厳しい状況ですが、何とかしましょう。
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