have to
発音
/hæv tuː/
HAVE to
💡 「ハフ トゥー」または「ハブ トゥー」と発音します。特に口語では、'have to' が弱まって「ハフタ」や「ハフダ」のように聞こえることがあります。義務感を強調する場合は'HAVE'を強く発音します。
使用情報
構成単語
意味
~しなければならない、~する必要がある
"Used to express an obligation or necessity, often imposed by external circumstances, rules, or a situation, rather than the speaker's personal will."
💡 ニュアンス・使い方
「have to」は、外部的な状況、規則、または常識によって課せられる義務や必要性を表します。話し手の主観的な意志よりも、客観的な事実や状況に基づいた義務感を示すニュアンスが強いです。例えば、仕事の締切、交通ルール、健康上の理由など、避けられない状況で使われます。フォーマル度は中立的で、日常会話からビジネスシーンまで幅広く使用できます。`must`と比較すると、`have to`の方が客観的な義務を表し、より口語的で一般的な表現として頻繁に用いられます。否定形`don't have to`は「~する必要はない」となり、禁止を表す`must not`とは意味が異なります。
例文
I have to go to work tomorrow.
私は明日仕事に行かなければなりません。
You have to wear a helmet when you ride a bike.
自転車に乗る時はヘルメットを着用しなければなりません。
She has to pick up her children from school at 3 p.m.
彼女は午後3時に学校へ子供たちを迎えに行かなければなりません。
We have to pay the rent by the end of the month.
私たちは月末までに家賃を支払わなければなりません。
Do you have to work late tonight?
今夜は遅くまで仕事しなければなりませんか?
Everyone has to follow the rules.
全員がルールに従わなければなりません。
I had to cancel my appointment due to a sudden emergency.
急な用事のため、予約をキャンセルしなければなりませんでした。
We have to submit the proposal by the deadline.
私たちは締め切りまでに提案書を提出しなければなりません。
All attendees have to register online in advance.
参加者全員が事前にオンラインで登録する必要があります。
The company has to comply with international regulations.
その会社は国際的な規制を遵守しなければなりません。
Applicants have to provide proof of their educational background.
応募者は学歴の証明を提出する必要があります。
類似表現との違い
「must」は「have to」よりも強い義務や必要性を表し、話し手の主観的な判断や強い意志、または規則や法律による絶対的な義務を示す傾向があります。口語では「have to」の方が一般的で、「must」はやや堅い印象を与えることがあります。否定形「must not」は「~してはいけない(禁止)」という意味になり、「don't have to(~する必要はない)」とは大きく異なります。
「should」は「~すべきだ」という助言や軽い義務、または期待を表します。「have to」のような強制力はなく、選択の余地があるニュアンスを含みます。倫理的、道徳的な観点からの勧めや、合理的な判断を促す際に使われます。
「need to」も「~する必要がある」という意味で、「have to」と非常に似ています。しかし、「need to」は客観的な必要性をより強調し、その行動が「必要不可欠である」というニュアンスが強いです。「have to」は外部からの強制力がより明確な場合に用いられることがあります。
「have got to」は「have to」のより口語的でカジュアルな表現です。主にイギリス英語で使われることが多いですが、アメリカ英語でもカジュアルな場面で使われます。発音は「gotta(ガタ)」と短縮されることもよくあります。
「be supposed to」は「~することになっている」「~するはずだ」という意味で、予定や規則、期待、習慣などに基づいてそうあるべきだというニュアンスを表します。直接的な義務というよりは、期待や暗黙の了解に近い感覚です。時として、その期待が満たされていない状況への不満を表すこともあります。
よくある間違い
`must not` は「~してはいけない(禁止)」という意味ですが、`have to` の否定形 `don't have to` は「~する必要はない」という意味になります。この二つは全く意味が異なるため注意が必要です。
主語が三人称単数(he, she, itなど)の場合、`have to` は `has to` に変化します。時制や主語の変化に注意しましょう。
過去形にする場合は、`did not` (didn't) を使い、`have` は原形に戻します。`had to` は肯定文の過去形です。
`to` の後には動詞の原形が続きます。過去形や-ing形などにはしません。
学習のコツ
- 💡「have to」は外部的な要因による義務を表すのに対し、「must」は話し手の主観的な意志や強い必要性を表す、という違いを理解しましょう。
- 💡日常会話では「gotta (ガタ)」のように短縮して発音されることも多いので、聞き取りと発音の練習をすると良いでしょう。
- 💡疑問文や否定文では助動詞 `do/does/did` を使います。例: `Do you have to...?`, `He doesn't have to...`
- 💡未来の義務には `will have to` を使います。例: `I will have to leave early tomorrow.`
対話例
友人との週末の計画について話している場面
A:
Are you free to hang out this Saturday?
今週の土曜日は暇?遊びに行かない?
B:
Oh, I'm not sure. I actually have to work on a presentation all day.
うーん、どうだろう。実は一日中プレゼン資料を作業しなきゃならないんだ。
職場で新しいプロジェクトのタスクについて話し合っている場面
A:
So, what's the first step for this new project?
それで、この新しいプロジェクトの最初のステップは何でしょう?
B:
First, we have to gather all the relevant data and analyze it thoroughly.
まず、関連するすべてのデータを収集し、徹底的に分析する必要があります。
海外旅行中に空港で入国審査官と話している場面
A:
What do I have to declare at customs?
税関で何を申告する必要がありますか?
B:
You have to declare any goods exceeding the duty-free allowance.
免税範囲を超える品物はすべて申告する必要があります。
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