意味
総計の、全体の、額面の(税金や費用が差し引かれる前の)
ひどく不快な、ぞっとするような、気持ち悪い
甚だしい、著しい、目に余る
総量、総計;グロス(12ダース、つまり144個の単位)
(総額を)稼ぐ、総収入を得る
発音
/ɡroʊs/
GROSS
💡 「グロース」ではなく、「グロウs」と発音するイメージです。母音は「オー」ではなく、口を丸めてから引くような二重母音の /oʊ/ になります。語尾の -s は「ス」とクリアに発音しましょう。強く発音する音節は一つ目です。
例文
That smell is really gross.
その匂いは本当に気持ち悪いです。
The movie grossed millions.
その映画は何百万ドルも稼ぎました。
Don't be so gross!
そんなに下品にしないでください!
That food looks totally gross.
あの食べ物、見た目がすごくまずそうです。
The play grossed a lot.
その劇はたくさん稼ぎました。
Gross income is before taxes.
総収入は税引き前です。
What is the gross weight?
総重量はどれくらいですか?
We need one gross of pens.
ペンが1グロス(144本)必要です。
It was a gross error.
それは甚だしい誤りでした。
Her gross negligence was clear.
彼女の著しい過失は明らかでした。
変形一覧
文法的注意点
- 📝形容詞として使う場合、名詞の前に置かれ「総計の〇〇」「ひどい〇〇」のように修飾します。
- 📝名詞の「グロス(144個)」は、複数形でも単数形と同じ「gross」を用いることが一般的です(例: two gross of pencils)。
使用情報
よくある間違い
税金や経費を引く前の「総利益」を言いたい場合は 'gross profit' を使います。'net profit' はそれらが引かれた後の「純利益」を指します。
類似スペル単語との違い
「gross」は税金や費用が引かれる前の「総計」を意味するのに対し、「net」はそれらが引かれた後の「純粋な」金額や量を意味します。特に収入や利益について話す際によく対比されます。
「gross」が「ひどく不快な、気持ち悪い」という意味で使われる際、「disgusting」と意味が似ています。「disgusting」はより一般的な不快感を表し、「gross」は特に見た目や感覚的な「気持ち悪さ」を強調する、カジュアルで俗語的なニュアンスが強いです。
派生語
語源
📚 「gross」は、もともと古フランス語の「gros」に由来し、これはラテン語の「grossus」(厚い、大きい)に遡ります。初期には「総体的な、全体の」という意味で使われ、そこから「税引き前の総額」や「12ダース」という単位の意味が生まれました。現代の口語で「ひどく不快な、気持ち悪い」という意味で使われるようになったのは、比較的新しい用法です。
学習のコツ
- 💡「gross」は多義語で、文脈によって意味が大きく変わります。特に「気持ち悪い」というカジュアルな意味と、「総計の」というビジネス・経済の専門用語としての意味を区別して覚えましょう。
- 💡ビジネスシーンでは「gross income(総収入)」や「gross profit(粗利益)」などのコロケーションでよく使われます。
- 💡「気持ち悪い」という意味ではスラング的なニュアンスが強く、フォーマルな場では避けるべき表現です。
- 💡名詞で「12ダース(144個)」を意味する際は、複数形でも「two gross」のように形が変わらないことがあります。これは特殊な用法です。
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