深い悲しみ、嘆き、悲嘆、苦悩
/ɡriːf/
GRIEF
💡 「grief」の発音は、日本語の「グリーフ」とカタカナで発音する際に注意が必要です。冒頭の/g/は息を破裂させすぎず、喉の奥で軽く発音します。/r/は舌を巻かずに引く音で、日本語のラ行とは異なります。/iː/は口を横に引きながら長めに発音し、最後に/f/は上の歯で下唇を軽く噛むようにして息を摩擦させます。強く発音するのは最初の音節です。
She felt deep grief.
彼女は深い悲しみを感じました。
His grief was palpable.
彼の悲しみは明らかでした。
Coping with grief is hard.
悲しみに対処するのは辛いです。
Overcoming grief takes time.
悲しみを乗り越えるには時間がかかります。
They shared their grief.
彼らは悲しみを分かち合いました。
Grief can be overwhelming.
悲しみは圧倒的なことがあります。
Grief can affect productivity.
悲しみは生産性に影響を与えうる。
Support for employees' grief is vital.
従業員の悲しみへの支援は不可欠です。
The nation expressed grief.
国は悲しみを表明しました。
His grief knew no bounds.
彼の悲しみは限りなかった。
「grief」は名詞で「悲しみ」を意味します。動詞として「悲しむ」と言う場合は、動詞の「grieve」を使います。間違えやすいので注意しましょう。
「grief」は特に死別や重大な喪失に伴う深く強い悲しみや嘆きを指すことが多いです。「sorrow」も悲しみを意味しますが、「grief」ほど個人的な深い喪失感や苦悩を伴わない、より一般的な悲しみや残念な気持ちにも使われます。例えば、悲しいニュースを聞いたときの「sorrow」と、親しい人の死に対する「grief」といった使い分けがあります。
「sadness」は最も一般的な「悲しい」という感情を指す言葉で、感情の度合いは「grief」や「sorrow」よりも軽い場合が多いです。一時的な落胆や軽い憂鬱から、ある程度の悲しみまで幅広く使われます。一方、「grief」は深刻な原因(特に喪失)によって引き起こされる、長期にわたる深い苦痛を伴う感情です。
📚 「grief」は古フランス語の 'gref' (重荷、苦痛、不正) に由来し、それがさらにラテン語の 'gravis' (重い) に遡ります。英語には13世紀頃に導入され、当初は「苦痛、損害」といった意味で使われましたが、徐々に「深い悲しみ、嘆き」という現在の意味合いが強くなりました。物理的な重さから精神的な重さへと意味が転じた言葉です。
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