~を否定する、反論する、異議を唱える
/ɡeɪnˈseɪ/
gainSAY
💡 「ゲインセイ」と発音しますが、強勢は「セイ」の部分にあります。特に「ゲイン」は短く、すぐに「セイ」に移るように意識しましょう。「n」の音は日本語の「ン」よりも舌を上の歯茎につけることでクリアになります。全体的にフォーマルで硬い響きです。
He won't gainsay your opinion.
彼はあなたの意見に異を唱えないでしょう。
She cannot gainsay the facts.
彼女はその事実に反論できません。
Don't gainsay my simple request.
私の簡単な要求を否定しないでください。
You can't gainsay his words.
あなたは彼の言葉に反論できません。
They gainsay every new idea.
彼らは新しい考えをすべて否定します。
Nobody could gainsay her claim.
誰も彼女の主張を否定できませんでした。
Please don't gainsay our proposal.
私たちの提案を否定しないでください。
Who dares gainsay the budget?
誰がその予算に異議を唱えるでしょうか?
Do not gainsay this evidence.
この証拠に異論を唱えてはなりません。
We cannot gainsay the truth.
我々は真実を否定できません。
「gainsay」は非常にフォーマルで古風な響きを持つため、日常会話やカジュアルな場面で使うと不自然です。「全くあなたのアイデアに反対だ!」のように強い反論をしたい場合は、"object to" や "deny" など、より一般的な表現を使う方が適切です。
denyは「~ではないと主張する」「事実を否定する」という一般的な意味で広く使われますが、gainsayは「意見や主張、真実などに対して反論する、異議を唱える」という、よりフォーマルで議論的な文脈で用いられます。また、gainsayの方が古風な響きがあります。
contradictは「(発言や事実が)矛盾する」「(人や主張に)反論する」という意味で、特に矛盾点を指摘する際に使われます。gainsayはより広範に「否定する、異議を唱える」という意味で使われ、単に矛盾を指摘するだけでなく、そのもの全体を否定するニュアンスも持ちます。gainsayは通常、よりフォーマルな文脈で用いられます。
📚 「gainsay」は、古英語の「gegnsæcgan」(gēgn-「反対して」+ sæcgan「言う」)に由来します。中英語で「gainsay」という形になりました。「反対して言う」という語源から、現代の意味である「否定する」「反論する」へと発展しました。非常に古い言葉で、現代英語ではフォーマルな文脈で用いられます。
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