felicitous

/fɪˈlɪsɪtəs/

英検1級C2TOEIC
学術コミュニケーションフォーマル評価・批評文学的

意味

形容詞

(言葉、行動、状況などが)適切な、的確な、見事な、巧みな、または(結果、出来事などが)幸先の良い、喜ばしい、縁起の良い

発音

/fɪˈlɪsɪtəs/

feLIdiTous

💡 第二音節の「リッ」に強いアクセントを置きます。最初の「フェ」と最後の「タス」は弱く、特に「タス」の母音は曖昧に発音し、日本語の「タス」よりも軽く短く言うのがコツです。

例文

It was a felicitous start.

カジュアル

それは幸先の良いスタートでした。

Your felicitous comment was helpful.

カジュアル

あなたの的確なコメントは助けになりました。

A felicitous response is key.

カジュアル

的確な返答が鍵となります。

Such a felicitous outcome!

カジュアル

なんて喜ばしい結果でしょう!

His felicitous advice saved us.

カジュアル

彼の的確な助言が私たちを救いました。

A felicitous occasion for all.

カジュアル

皆にとって喜ばしい機会。

Her felicitous choice of words.

ビジネス

彼女の的確な言葉選び。

The timing was felicitous indeed.

ビジネス

タイミングはまさに適切でした。

A felicitous remark eased tension.

フォーマル

的確な発言が緊張を和らげました。

Truly a felicitous moment occurred.

フォーマル

まさに喜ばしい瞬間が訪れました。

変形一覧

形容詞

比較級:more felicitous
最上級:most felicitous

文法的注意点

  • 📝felicitousは形容詞なので、名詞を修飾したり、be動詞の後に来て叙述的に使われたりします。
  • 📝比較級は 'more felicitous'、最上級は 'most felicitous' を用います。

使用情報

フォーマリティ:フォーマル
頻度:時々使われる
使用場面:
学術・研究ビジネス(フォーマル)文学・芸術政治・法律コミュニケーション(洗練された)教育(高等教育)評価・批評

よくある間違い

It was a very felicitous party.
It was a very enjoyable party.

felicitousは「適切で効果的」「幸先の良い」という意味で、「楽しい」という意味で直接的に使うのは不自然です。パーティーが「喜ばしい出来事」という意味で言う場合は'felicitous occasion'などの形で使います。

類似スペル単語との違い

felicity

felicitousは形容詞で「適切な、的確な、幸先の良い」という意味ですが、felicityは名詞で「的確さ、適切さ」または「至福、この上ない幸福」を意味します。意味合いは似ていますが、品詞が異なるため文中で果たす役割が変わります。

派生語

語源

由来:ラテン語
語根:
felix (幸せな、幸運な)

📚 felicitousは、ラテン語で「幸せな」や「幸運な」を意味する'felix'に由来しています。このため、「幸先の良い、喜ばしい」という意味と、「適切で巧みな」(結果的に幸運をもたらすような)という意味の両方を持つようになりました。

学習のコツ

  • 💡「的を射た」「うまい具合の」といったニュアンスを掴むと使いやすいです。
  • 💡名詞形の「felicity」(的確さ、至福)も一緒に覚えると語彙が広がります。
  • 💡主にフォーマルな文脈や書き言葉で使われることが多いので、使用場面を意識しましょう。
  • 💡happyやappropriateのより洗練された表現として使えます。

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