most felicitous
発音
/məʊst fəˈlɪsɪtəs/
most feLICitous
💡 「フェリシタス」の「リ」の部分を特に強く発音します。「モースト」は強調したい時に強く発音しますが、通常は「フェリシタス」の方に重きが置かれます。
使用情報
構成単語
意味
状況や目的に対してこの上なく適切で、洗練されており、非常に効果的なさま。特に言葉の選択、表現、タイミングなどに対して用いられます。
"Extremely appropriate, well-chosen, or effective in a given context, often referring to words, phrases, or actions, demonstrating elegance and precision."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、スピーチ、文章、提案、コメントなど、何らかの表現や行動が非常に巧みで、状況に完璧に合致している場合に使われます。文学批評、学術的な議論、ビジネスにおける戦略的な発言など、洗練された文脈で耳にすることが多いです。感嘆、賞賛、深い理解を表し、話し手や書き手がその表現や行動の卓越性を高く評価している心情を示します。非常にフォーマルな表現であり、日常会話で使うと大げさに聞こえるか、相手に理解されない可能性があります。ネイティブは、非常に教養があり、洗練された表現として受け止め、知的で尊敬に値する発言だと感じるでしょう。
例文
The CEO's opening remarks were a most felicitous choice of words, setting a positive tone for the entire conference.
CEOの開会の辞は、非常に適切な言葉の選択であり、会議全体に前向きな雰囲気を設定しました。
Your proposal for the new project was described as a most felicitous blend of innovation and practicality.
新しいプロジェクトに対するあなたの提案は、革新性と実用性の非常に見事な組み合わせだと評されました。
Her response to the difficult question was a most felicitous example of diplomatic skill.
その難しい質問に対する彼女の返答は、外交手腕の最も適切な例でした。
The artist's choice of colors was a most felicitous decision, perfectly capturing the mood of the landscape.
その画家の色彩の選択は非常に見事な決断で、風景の雰囲気を完璧に捉えていました。
He made a most felicitous comparison between the two complex theories, making them understandable to all.
彼は二つの複雑な理論を非常に適切に比較し、皆が理解できるようにしました。
Such a most felicitous turn of phrase can elevate a simple speech into a memorable address.
そのような非常に見事な言い回しは、シンプルなスピーチを記憶に残る演説へと高めることができます。
The design of the new building is a most felicitous integration of traditional and modern elements.
新築ビルのデザインは、伝統と現代の要素が非常に見事に統合されています。
The judge's ruling was a most felicitous interpretation of the nuanced legal precedent.
裁判官の判決は、微妙な法的先例に対する非常に適切な解釈でした。
非常に恵まれていて、喜ばしい結果や状況を指します。幸福や好運を伴うさま。
"Highly fortunate, opportune, or conducive to happiness and success, especially referring to events or circumstances."
💡 ニュアンス・使い方
予期せぬ良い出来事や、望んでいた結果が得られた際に使われます。個人的な状況よりも、もう少し客観的でフォーマルな文脈で用いられることが多いです。例えば、重要な交渉が成功した時や、良い機会が巡ってきた時など。喜び、感謝、安堵の感情を伴い、その幸運な状況を深く評価している心情を表します。こちらも非常にフォーマルな表現で、日常会話ではあまり使われません。ネイティブは、教養があり、洗練された表現と認識するでしょう。良い意味で少し古風な響きも持ちます。
例文
The unexpected market upswing was a most felicitous development for our investment strategy.
予期せぬ市場の上昇は、我々の投資戦略にとって非常に幸運な展開でした。
Securing the contract at this critical juncture was a most felicitous turn of events.
この重要な局面で契約を確保できたことは、非常に幸運な成り行きでした。
It was a most felicitous occasion when the two families, long estranged, finally reconciled.
長らく疎遠になっていた二つの家族が最終的に和解したことは、非常に喜ばしい出来事でした。
The discovery of the new resource came at a most felicitous time for the struggling nation.
新しい資源の発見は、苦境にある国家にとって非常に幸運なタイミングでした。
類似表現との違い
「highly appropriate」も「非常に適切」という意味で使われますが、「most felicitous」ほど洗練された、あるいは文学的な響きはありません。より一般的で、フォーマルではあるものの「most felicitous」よりはやや気軽なビジネス文脈でも使われます。幸運の意味は含まれません。
「apt」は「適切な」「的確な」という意味で、「extremely apt」も非常に適切な表現やタイミングを指します。意味合いは近いですが、「felicitous」が持つ「巧みさ」「優雅さ」「幸運」といったニュアンスは薄いです。
「opportune」は「時宜を得た」「都合の良い」という意味で、主にタイミングの適切さや幸運な状況を指します。「very opportune」は「most felicitous」の「幸運な、喜ばしい」という側面と重なりますが、「言葉の選択が適切」という側面は含まれません。
「excellent choice」は「素晴らしい選択」という一般的な賞賛表現です。フォーマル度も柔軟で、「most felicitous」のような格式高さや知的さは持たず、口語でもよく使われます。
よくある間違い
「felicity」は「幸福」や「適切な表現」を意味する名詞です。「most felicitous」は形容詞の「felicitous」を最上級にした形なので、形容詞として用いる必要があります。名詞の「felicity」を使う場合は、「showed great felicity」のように表現します。
「felicitous」は「言葉の選択」や「タイミング」の適切さ、または「状況の幸運さ」を表す場合が多く、単に「良い」「快適な」といった意味で物事の状態を表現するには不自然です。文脈があれば「屋外イベントにとって幸運な日」という意味で使えますが、単に天気が良いという意図では「most pleasant」などを使います。
学習のコツ
- 💡「felicitous」は「felicity(幸福、適切な言葉遣い)」という名詞から派生した形容詞であることを覚えておくと、意味を掴みやすいでしょう。
- 💡非常にフォーマルで洗練された表現なので、フォーマルな文章やスピーチで使うと知的な印象を与えます。
- 💡「most」を付けることで、その適切さや幸運さが「最高レベル」であることを強調しています。
- 💡日常会話ではあまり使わず、学術的な文章や文学的な文脈で活用されることが多い表現です。
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