expiate a fault

コロケーション英検1級C2TOEIC TOEIC 900点目標

発音

/ˈɛk.spi.eɪt ə fɔːlt/

EX-pi-ate a FAULT

💡 「エクスピーエイト ア フォールト」のように発音します。「expiate」は第1音節ではなく第2音節(-pi-)にアクセントがあり、全体的に硬い音になります。「fault」は日本語の「フォールト」よりも口を丸めて「オ」と「ア」の中間のような音で発音し、最後の「t」は破裂させすぎないように意識すると良いでしょう。

使用情報

フォーマリティ:フォーマル
頻度:時々使われる
使用場面:
法律宗教歴史文学哲学学術研究倫理問題

構成単語

意味

罪や過ちを償う、あがなう、埋め合わせをする。

"To make amends or reparation for a fault, sin, or wrongdoing; to atone for one's actions, often implying a sense of guilt or a need to restore moral balance."

💡 ニュアンス・使い方

このフレーズは非常にフォーマルで、日常会話で使われることはほとんどありません。主に書かれた言葉、特に文学、歴史、法律、宗教的な文脈で用いられます。単なる謝罪や間違いの訂正ではなく、深刻な過ちや罪に対する「償い」や「贖罪」といった重々しい意味合いを含みます。行為や苦行を通じて過去の過ちを帳消しにする、あるいは許しを請うというニュアンスが強いです。ネイティブスピーカーも、この表現を耳にする機会は限定的で、非常に改まった、あるいは荘厳な状況で使われると感じるでしょう。

例文

He sought to expiate his fault by performing acts of charity.

フォーマル

彼は慈善活動を行うことで、自らの過ちを償おうとしました。

The ancient rituals were believed to expiate the community's collective fault.

フォーマル

古代の儀式は、共同体全体の過ちを償うものと信じられていました。

No amount of regret could fully expiate the fault he had committed.

フォーマル

いかに後悔しても、彼が犯した過ちを完全に償うことはできませんでした。

The company's new ethical policies were an attempt to expiate past corporate faults.

ビジネス

その企業の新たな倫理規定は、過去の企業としての過ちを償う試みでした。

Through years of devoted service, she hoped to expiate the fault of her youth.

フォーマル

長年の献身的な奉仕を通じて、彼女は若き日の過ちを償いたいと願っていました。

The protagonist's journey was a quest to expiate a fault that haunted him.

フォーマル

主人公の旅は、彼を苦しめていた過ちを償うための探求でした。

Historians debated whether the nation had truly expiated its historical faults.

フォーマル

歴史家たちは、その国家が歴史上の過ちを本当に償ったのかどうかを議論しました。

Religious texts often discuss the ways believers can expiate their faults.

フォーマル

宗教文書では、信者が自分の過ちを償う方法がしばしば論じられています。

The criminal sought to expiate his fault through a life of penance.

フォーマル

その犯罪者は、悔悟の生活を通じて自らの過ちを償おうとしました。

A public apology, while necessary, could not fully expiate the company's fault.

ビジネス

公式の謝罪は必要であったものの、会社の過ちを完全に償うことはできませんでした。

類似表現との違い

「expiate a fault」が重い過ちや罪の「償い」「贖罪」を指すのに対し、「make amends for」はより広範な「埋め合わせ」「償い」に使われます。個人的な間違いや損害、不快な思いをさせたことに対して謝罪し、関係を修復しようとするニュアンスが強く、フォーマル度は「expiate a fault」よりは低いです。

atone forフォーマル

「expiate a fault」と非常に意味が近く、交換可能な場合も多いですが、「atone for」の方がやや一般的です。特に宗教的な文脈や、精神的な苦痛を通じて罪を償う場合に多く使われます。感情的な償いの側面が強調されることもあります。「expiate a fault」は行為や苦行による償いを強く示唆します。

「redeem oneself」は、過去の過ちや評判の低下を挽回し、自分の価値や名誉を回復するという意味合いが強いです。何かの行為や努力を通じて自己の評価を高めることに焦点を当てており、「償い」というよりは「名誉挽回」に近いニュアンスです。

pay for a mistakeカジュアル

これはより口語的で、過ちの結果として何らかの罰や代償を経験するという意味です。しばしば悪い結果に直面すること自体を指し、自発的な償いのニュアンスは薄いことがあります。「expiate a fault」のような高尚な響きはありません。

よくある間違い

expiate for a fault
expiate a fault

動詞 'expiate' は他動詞なので、直接目的語(a fault)を取ります。'for' のような前置詞は不要です。

expiate a small mistake
expiate a fault / expiate a sin / expiate a crime

'expiate' は通常、深刻な過ち、罪、あるいは重大な違反に対して使われます。「小さな間違い」のような軽いニュアンスの言葉とは相性が良くありません。

学習のコツ

  • 💡「expiate」は非常にフォーマルな単語であり、日常会話ではほとんど使われないことを覚えておきましょう。
  • 💡「償う」という意味の英単語として、より一般的な「make amends for」や「atone for」と比較して、そのフォーマル度や重々しさを理解することが重要です。
  • 💡名詞形「expiation」(贖罪、償い)も合わせて学習すると、理解が深まります。
  • 💡主に法律、宗教、文学、歴史などの文脈で出てくる単語だと認識しておきましょう。

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