make amends for

慣用句英検準2級B1TOEIC ★★★TOEIC 600点目標

発音

/meɪk əˈmɛndz fɔːr/

make aMENDS for

💡 「メイク・アメンヅ・フォー」のように発音します。「amends」の「メン」に強勢を置き、強くはっきりと発音するのがポイントです。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:よく使われる
使用場面:
日常会話ビジネス人間関係謝罪・反省法律倫理・道徳ジャーナリズム

構成単語

意味

自分が引き起こした過ちや損害に対して、それを正すための行動を取ること。償いをする、埋め合わせをする。

"To do something to show that you are sorry for upsetting someone or causing them trouble or inconvenience, or for a mistake you have made."

💡 ニュアンス・使い方

この表現は、単に口頭で謝るだけでなく、具体的な行動を通じて相手に対する誠意や反省の気持ちを示すことを強調します。過去の過ちや不手際によって生じた問題や損害に対し、責任をもってそれを修復しようとする姿勢が込められています。 **どんな場面で使うか:** 友人や家族との個人的な関係での誤解や不手際、ビジネスにおける顧客への迷惑、あるいは公共の場での不適切な行動など、幅広い状況で使われます。特に、言葉だけでは不十分で、行動による謝罪が求められるような真剣な場面で用いられます。 **どんな気持ちを表すか:** 後悔、反省、責任感、そして関係を修復したいという強い意欲。相手に与えた不利益や心の痛みを理解し、それを補償しようとする誠実な気持ちを表します。 **フォーマル度:** ニュートラルからややフォーマル。日常会話でも使われますが、ビジネスシーンや公式な謝罪の文脈でも違和感なく使用できます。 **ネイティブがどう感じるか:** このフレーズを使うことで、単なる謝罪以上の深い反省と具体的な行動への意志が伝わります。相手に対する配慮や責任感が感じられ、誠実な人柄を示す表現として好意的に受け止められることが多いです。

例文

I need to make amends for forgetting her birthday last week.

カジュアル

先週彼女の誕生日を忘れてしまったことについて、埋め合わせをしないといけません。

He tried to make amends for his rude behavior by sending flowers.

カジュアル

彼は失礼な態度について、花を送ることで償いをしようとしました。

The company made amends for the delayed delivery by offering a full refund.

ビジネス

会社は配達の遅延について、全額返金することで埋め合わせをしました。

She made amends for breaking my favorite mug by buying me a new one.

カジュアル

彼女は私のお気に入りのマグカップを割ってしまったことについて、新しいものを買ってきて償ってくれました。

We must make amends for the environmental damage we have caused.

フォーマル

私たちは引き起こした環境破壊に対して償いをしなければなりません。

The politician promised to make amends for his past mistakes.

ビジネス

その政治家は過去の過ちに対して償いをすると約束しました。

After their argument, he made amends by cooking her favorite meal.

カジュアル

口論の後、彼は彼女の大好物を作って埋め合わせをしました。

It's important to make amends for any harm you've caused.

カジュアル

あなたが引き起こしたどんな損害に対しても、償いをすることが大切です。

The newspaper made amends for printing false information by publishing a retraction.

ビジネス

その新聞社は誤報を掲載したことについて、訂正記事を出すことで償いをしました。

The government made amends for the historical injustice by offering compensation.

フォーマル

政府は歴史的な不正義に対し、賠償金を提供することで償いをしました。

類似表現との違い

「apologize for」は口頭や書面での謝罪行為自体を指し、具体的な行動を伴わない場合もあります。「make amends for」は謝罪に加え、その過ちを正すための具体的な行動や努力を伴うニュアンスが強いです。例えば、謝罪文を書くのはapologizeですが、壊したものを弁償するのはmake amendsです。

「make up for」も「埋め合わせる」という意味ですが、よりカジュアルな状況や、時間的な遅れや小さな不便の埋め合わせによく使われます。例えば、遅刻した分を取り戻す、など。「make amends for」はもう少し深刻な過ちや損害に対して、より真剣な償いのニュアンスを含みます。

「compensate for」は、金銭的または物質的な補償に焦点を当てた「埋め合わせる」「弁償する」という意味合いが強いです。損害の対価を支払うことでバランスを取る、というニュアンスです。「make amends for」は金銭的なものに限定されず、行動や態度で誠意を示す広範な償いを指します。

atone forフォーマル

「atone for」は「償う」という意味で、特に宗教的・道徳的な罪や過ちに対する償いを指すことが多く、非常にフォーマルで重い響きがあります。「make amends for」よりも、より深い反省や悔恨、そして許しを請うニュアンスが込められています。

よくある間違い

make amend for
make amends for

「amends」は常に複数形で使用される名詞です。「amend」は「修正する」という動詞ですが、「償い」という意味の名詞としては常に「amends」となります。

make amends to my mistake
make amends for my mistake

何に対して償いをするのかを示す前置詞は「to」ではなく「for」を使います。相手に償いをする場合は「make amends to someone」となりますが、過ちに対しては「for」です。

学習のコツ

  • 💡「amends」は常に複数形(sが付く)で使うことを覚えましょう。単数形はありません。
  • 💡「make amends for 〇〇」で「〇〇について償いをする」となります。〇〇には謝罪するべき過ちや損害が入ります。
  • 💡具体的な行動を伴う謝罪のニュアンスが強いので、単に口で謝るだけでなく、何か行動を起こす文脈で使うと自然です。

対話例

友人が約束を破ってしまい、謝罪と埋め合わせを申し出ている場面

A:

I'm so sorry I missed our meeting yesterday. I completely forgot!

昨日の会議、すっかり忘れてて本当にごめんなさい!

B:

It's okay, but it caused some trouble.

大丈夫だけど、ちょっと困ったことになったよ。

A:

I know. I really want to make amends for it. How about I treat you to lunch next week?

分かってる。本当に償いをしたいんだ。来週ランチおごらせてもらえないかな?

ビジネスで顧客への不手際について話し合っている場面

A:

We sincerely apologize for the error in your order.

ご注文の件でご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。

B:

It was quite inconvenient. I was expecting a different product.

かなり不便でした。違う商品を期待していましたから。

A:

We understand. We'd like to make amends for the inconvenience by sending you a replacement immediately and offering a discount on your next purchase.

承知いたしました。ご不便をおかけしたことに対し、すぐに代替品をお送りし、次回ご購入時に割引を提供することで償いをさせていただければと存じます。

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