dross

/drɔːs/

英検準1級C1TOEIC ★★
素材品質評価学術文学

意味

名詞

溶けた金属の表面に浮き出るかす、不純物、くず

名詞

価値のないもの、つまらないもの、がらくた、駄作

発音

/drɔːs/

DROSS

💡 「ドゥロース」というイメージで発音します。最初の「dr」は舌を丸めるRの音とDの音を同時に出すように意識し、母音は口を縦に開けて長めの「オー」のように発音します。最後の「ss」ははっきりと息を出す「ス」の音です。日本語の「ドロス」とは異なります。

例文

Don't waste time on such dross.

カジュアル

そんなくだらないことに時間を費やすな。

Most of that show was dross.

カジュアル

あの番組のほとんどは駄作だった。

Ignore all the social media dross.

カジュアル

SNSの全てのくだらないものを無視します。

This report contains too much dross.

カジュアル

この報告書には無駄な記述が多すぎる。

Her early work had some dross.

カジュアル

彼女の初期の作品には駄作もあった。

His essay was full of dross.

ビジネス

彼の小論文は駄作だらけだった。

Filter out the dross from facts.

ビジネス

事実からくずを取り除いてください。

Remove the dross from the metal.

フォーマル

金属から不純物を取り除いてください。

Separate the dross from useful ideas.

フォーマル

役に立つアイデアから無価値なものを分けなさい。

We must discard the academic dross.

フォーマル

我々は学術的な無駄を捨てるべきだ。

変形一覧

名詞

複数形:drosses

文法的注意点

  • 📝「dross」は通常、不可算名詞として扱われます。例えば、「much dross」のように量を表現します。
  • 📝比喩的な意味で「価値のないもの」を指す場合、具体的なものを指す「rubbish」や「trash」よりも、より抽象的・文学的な響きがあります。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:時々使われる
使用場面:
学術文学・批評品質管理比喩的表現メディア・情報歴史・文化ビジネス

よくある間違い

The movie was drossy.
The movie was dross.

「dross」は名詞で「価値のないもの」という意味です。形容詞として「drossy」(価値のない、つまらない)という形もありますが、単に「つまらないものだった」と言う場合は名詞のdrossを使うのが一般的です。

類似スペル単語との違い

gross

「dross」は「価値のないもの、かす」という意味の名詞ですが、「gross」は主に形容詞で「総計の、ひどい、不快な」という意味です。発音も似ていますが、意味は全く異なります。

drowse

「dross」は名詞で「かす、くず」という意味ですが、「drowse」は動詞で「うとうとする、まどろむ」という意味です。スペルと発音が似ているため混同しやすいですが、品詞も意味も異なります。

派生語

語源

由来:古英語

📚 古英語の「dros」(泡、かす、沈殿物)に由来します。元々は溶けた金属から出る不純物を指していましたが、次第に「価値のないもの、くず」といった比喩的な意味で使われるようになりました。

学習のコツ

  • 💡「dross」は主に不可算名詞として扱われます。複数形「drosses」は非常に稀です。
  • 💡金属の「かす」という元の意味を覚えると、そこから転じて「価値のないもの」という比喩的な意味も理解しやすくなります。
  • 💡ネガティブな意味合いで使われることが多い単語です。文脈に注意して使いましょう。
  • 💡日常会話で頻繁に使う単語ではありませんが、書き言葉やフォーマルな場で、質の低いものや不必要なものを指す際に効果的に使えます。

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