意味
命令する、指図する、強制的に決めさせる、命じる
口述する、書き取らせる、読み聞かせる
(状況などが)決定する、左右する、運命づける
発音
/dɪkˈteɪt/
dicTATE
💡 強く発音する音節は「-tate」の部分です。最初の「di-」は短く歯切れよく「ディ」と発音し、続く「k」は破裂音を意識しましょう。「-tate」は日本語の「テイト」のように、二重母音 /eɪ/ をしっかり発音するのがコツです。日本語の「ディクテート」とは少し異なります。
例文
He can't dictate our choices.
彼は私たちの選択を指図できない。
She dictated a long letter.
彼女は長い手紙を口述した。
Don't let fear dictate you.
恐れに流されるな。
Events dictate our next step.
出来事が次の手を左右する。
Conscience must dictate actions.
良心が行動を決定するべきだ。
I will dictate the minutes.
私が議事録を口述します。
He dictated terms to them.
彼は彼らに条件を押し付けた。
Rules dictate proper conduct.
規則が適切な行動を指示する。
History dictates future actions.
歴史が未来の行動を決定する。
変形一覧
文法的注意点
- 📝「〜に命令する」という意味で使う場合、'dictate to someone' の形で使われることが一般的です。
- 📝「〜を決定する、左右する」という意味では、他動詞として直接目的語をとります。
- 📝しばしば文語的またはフォーマルな文脈で用いられ、口語では 'tell' や 'order' の方が一般的です。
使用情報
よくある間違い
「誰かに命令する、口述する」という意味で使う場合、通常は前置詞 'to' を伴って 'dictate to someone' と表現します。直接目的語をとる場合は、命令や口述の内容(例: 'dictate the terms')が入ります。
類似スペル単語との違い
派生語
語源
📚 ラテン語の動詞 'dictare'(繰り返し言う、書き取らせる)に由来します。もともとは秘書に書き取らせる「口述する」という意味合いが強かったですが、時を経て「命令する、指図する」といった、より強い権限を伴う意味へと発展しました。英語には古フランス語を介して伝わりました。
学習のコツ
- 💡「ディクテーション」の語源と考えると、「口述する」の意味を覚えやすくなります。
- 💡「命令する・指図する」と「口述する」という二つの主要な意味を混同しないように区別して覚えましょう。
- 💡状況や事実が何かを『決定する』という抽象的な使い方も頻繁に出てくるので注意が必要です。
- 💡語根 'dict' は「言う」を意味し、'dictionary' や 'predict' など他の単語との関連も意識すると記憶に残りやすいです。
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