declare independence
発音
/dɪˈklɛər ɪnˈdɛpəndəns/
deCLARE inDEPENdence
💡 「declare」は「ディクレア」、「independence」は「インデペンデンス」と発音します。「-clare」と「-pen」に強いアクセントを置くことを意識しましょう。特に「deCLARE」の「-CLARE」部分をはっきりと発音するのがポイントです。
使用情報
構成単語
意味
(国や地域が他国からの)独立を宣言する、独立を表明する。
"To make a formal public statement that a country or group is no longer controlled by another country or group and is now self-governing; to formally announce freedom from external rule."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主に国家、地域、または特定の団体が、それまで従属していた外部の支配から離れ、自らが統治権を持つことを公式に表明する際に使用されます。非常にフォーマルで、歴史的、政治的な重みを持つ表現です。単に「自立する」という意味ではなく、「公に、正式に」独立の状態を宣言する行為を指します。比喩的に個人が親元や既存の枠組みから精神的に自立する様子を表すこともありますが、その場合でも強い決意や断絶のニュアンスを含みます。ネイティブはこの表現を聞くと、通常、アメリカ独立宣言のような歴史的な出来事を連想し、厳粛で重大な意味合いを持つと感じます。
例文
The thirteen colonies famously declared independence from Great Britain in 1776.
13の植民地は1776年にイギリスからの独立を宣言したのは有名です。
Many countries declared independence during the decolonization period after World War II.
第二次世界大戦後の非植民地化の時代に、多くの国が独立を宣言しました。
The new nation declared independence after decades of struggle against colonial rule.
その新しい国家は、何十年にもわたる植民地支配との闘いの末に独立を宣言しました。
A provisional government was formed with the intention to declare independence and establish a republic.
共和国を樹立し独立を宣言する意図をもって、暫定政府が組織されました。
The region's leaders voted to declare independence following a disputed referendum.
その地域の指導者たちは、物議を醸した住民投票の後、独立を宣言することに投票しました。
If the newly formed state declares independence, it will undoubtedly impact global trade relations.
もし新しく形成された国家が独立を宣言すれば、間違いなく世界の貿易関係に影響を与えるでしょう。
Our department declared independence from the traditional corporate structure and adopted a more agile approach.
我々の部署は伝統的な企業構造からの脱却を宣言し、よりアジャイルなアプローチを採用しました。
After years of living under his parents' roof, he finally declared independence and moved into his own apartment.
何年も両親の家で暮らした後、彼はついに独立を宣言し、自分のアパートに引っ越しました。
She declared independence from her former mentor's influence and started her own venture.
彼女は以前の指導者の影響から独立を宣言し、自身のベンチャーを立ち上げました。
類似表現との違い
「proclaim sovereignty」は「主権を宣言する」という意味で、「declare independence」が他国からの分離と自己統治を強調するのに対し、「proclaim sovereignty」はより広範に、国家としての最高権力を公に表明する行為を指します。独立宣言の一部として主権の宣言が含まれることもありますが、主権の有無を示すニュアンスが強いです。
「assert autonomy」は「自治を主張する」という意味で、「independence(完全な独立)」よりも一段階穏やかな表現です。完全な分離ではなく、より大きな統治体の中で一定の自己決定権や自由を持つことを強く主張する際に使われます。
「break away from」は「~から分離する」「~から脱退する」という意味で、より口語的で、国家だけでなくグループや組織、個人的な関係など、より幅広い文脈で使われます。フォーマル度は「declare independence」よりも低く、法的な宣言というよりは「関係を断ち切る」という行動に焦点が当たります。
「gain independence」は「独立を達成する」という意味で、「declare independence」が「独立を宣言する行為」そのものに焦点を当てるのに対し、「gain independence」は「独立という状態を最終的に獲得する」という結果やプロセスに焦点を当てます。宣言の後、実際に独立が認められたり確立されたりした状態を指すことが多いです。
よくある間違い
「独立のために宣言する」という意味でforを使いたくなるかもしれませんが、「declare independence」で「独立を宣言する」という一つのまとまった表現です。目的語としてindependenceを直接取ります。
文脈によってはtheirなどの所有格が入ることもありますが、一般的には所有格なしで「declare independence from (対象)」という形で使われます。間違いではありませんが、不要な場合もあります。
学習のコツ
- 💡「declare independence」は、主に国家や地域が他国からの分離を公に表明する、歴史的・政治的な文脈で使われることを覚えておきましょう。
- 💡「from A」を付けて「Aからの独立を宣言する」という形で使うことが多いです。
- 💡「gain independence(独立を勝ち取る)」と対比して、「宣言」という行為自体に焦点を当てるフレーズであることを理解しましょう。
- 💡フォーマルな場面や書き言葉での使用が中心であり、日常会話ではあまり聞かれません。比喩的な使用は可能ですが、かなり重いニュアンスになります。
対話例
歴史の授業で、ある国の独立運動について議論している場面。
A:
What do you think was the most significant step in their fight for freedom?
彼らの自由を求める戦いの中で、最も重要な一歩は何だったと思いますか?
B:
I believe it was when they finally decided to declare independence from the colonial power, even without full international support at first.
やはり、最初は国際的な全面的な支持がなくても、植民地勢力からの独立を最終的に宣言した時だと思います。
A:
Yes, that formal declaration must have ignited a strong sense of national identity.
ええ、あの公式な宣言が、強い国民的アイデンティティを燃え上がらせたに違いありません。
国際ニュース番組で、ある地域の政治情勢について専門家が解説している場面。
A:
The referendum results are in, and it seems the majority voted for separation. What happens next?
住民投票の結果が出ました。過半数が分離に投票したようです。次に何が起こるでしょうか?
B:
The regional government is expected to officially declare independence within the coming weeks. This will initiate complex negotiations with the central government and the international community.
地域政府は今後数週間のうちに正式に独立を宣言すると見られています。これにより、中央政府や国際社会との複雑な交渉が始まるでしょう。
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