declare war
発音
/dɪˈklɛər wɑːr/
deCLARE WAR
💡 「declare」は『デクレーア』のように、特に『-clare』の部分を強く発音します。続く『war』も短く強く発音し、全体として力強い印象を与えます。日本語の『ア』とは異なる、口を大きく開けない『ar』の音を意識しましょう。
使用情報
構成単語
意味
ある国や組織が、別の国や組織に対して正式に戦争を開始することを公に宣言すること。
"To formally and officially announce the beginning of hostilities between two or more nations or entities, often through an official declaration or act."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、国家間における非常に重大で決定的な行動を指します。文字通りの意味では、外交関係の断絶と武力紛争の開始を意味し、国際法や歴史の文脈で使われることがほとんどです。現代においては、実際に「宣戦布告」がなされることは比較的稀で、多くの場合、比喩的な表現として使われます。 比喩的な使い方では、「~と徹底的に戦う」「~を根絶する」といった強い決意や対抗姿勢を示す際に用いられ、日常生活の些細なことからビジネス上の課題まで幅広く適用されます。フォーマル度は文脈によって大きく変わりますが、本来の意味では極めてフォーマルです。ネイティブは、この言葉の背後にある「重大な決断」や「全面的対立」という強い意味合いを理解して使います。
例文
Historically, nations would officially declare war before engaging in military conflict.
歴史的に、国家は軍事紛争に突入する前に正式に宣戦布告したものです。
The government announced it has no intention to declare war on its neighboring country.
政府は隣国に宣戦布告する意図はないと発表しました。
The CEO declared war on sluggish sales with a bold new marketing strategy.
CEOは、大胆な新マーケティング戦略で売上不振に宣戦布告しました。
Our company needs to declare war on inefficiency to stay competitive in the market.
市場で競争力を維持するためには、わが社は非効率性に宣戦布告する必要があります。
My mom always declares war on dust bunnies before guests arrive at our house.
うちの母は、来客が来る前にいつもホコリの塊に宣戦布告します。
I'm going to declare war on my messy room this weekend and get it organized.
今週末、散らかった部屋に宣戦布告して整理整頓するつもりだ。
She declared war on unhealthy eating habits and started a strict diet and exercise regimen.
彼女は不健康な食習慣に宣戦布告し、厳格なダイエットと運動計画を始めました。
Our team is ready to declare war on the competition in the upcoming tournament.
私たちのチームは、来るトーナメントで競争相手に宣戦布告する準備ができています。
After years of tolerating it, he finally declared war on his procrastination.
何年も耐え忍んだ後、彼はついに先延ばし癖に宣戦布告しました。
The city council declared war on litter by launching a major cleanup campaign.
市議会は大規模な清掃キャンペーンを開始することで、ゴミのポイ捨てに宣戦布告しました。
He declared war on his fear of public speaking by joining a debate club.
彼はディベートクラブに入会することで、人前で話すことへの恐怖に宣戦布告しました。
類似表現との違い
「go to war」は「戦争に行く」や「戦争状態に入る」という意味で、宣戦布告という行為そのものよりも、実際に戦争を開始する、またはその状態にあることを指します。フォーマル度は「declare war」よりやや低いですが、やはり深刻な状況を表します。
「initiate hostilities」は「敵対行為を開始する」という意味で、武力衝突の始まりを指します。必ずしも正式な「宣戦布告」を伴わない場合もあり、より婉曲的で、広範な武力行使の開始を含みうる表現です。「declare war」よりも公式な法的手続きに言及しないニュアンスがあります。
「wage war」は「戦争を遂行する」「戦争を行う」という意味で、宣戦布告がなされた後に、実際に軍事行動や戦闘を継続していく段階を指します。「declare war」が始まりの行為であるのに対し、「wage war」は継続的な行為を表します。
よくある間違い
「declare war」は慣用的に冠詞なしで使われます。特定の戦争を指す場合でも 'declare the war' ではなく、'declare war on X' の形で使われることが一般的です。
「announce war」でも意味は通じますが、国家が正式に「宣戦布告」をするという特定の文脈では、「declare war」が圧倒的に標準的でフォーマルな表現です。より公式性・厳粛性が伴います。
学習のコツ
- 💡「戦争を宣言する」という本来の意味では非常にフォーマルで、国際関係や歴史の文脈で使われることを覚えておきましょう。
- 💡日常生活では「~と戦う」「~を撲滅する」といった強い決意を示す比喩表現として使われることが多いです。この場合、後ろに 'on' を伴って『declare war on ~』の形になることがよくあります。
- 💡動詞は 'declare' で、名詞の 'war' は冠詞なしで使うのが一般的です。これは 'go to school' や 'go to bed' のような特定の慣用表現に似ています。
対話例
友人がダイエットを始めたことについて話している。
A:
How's your new diet going?
新しいダイエットどう?
B:
It's tough, but I've officially declared war on sugar. No turning back now!
大変だけど、砂糖には正式に宣戦布告したからね。もう後戻りはできない!
職場の同僚が新しいプロジェクトについて話している。
A:
The project deadline is approaching fast. Are we on track?
プロジェクトの締め切りが迫ってるね。順調かな?
B:
We've had some setbacks, but the team has declared war on delays. We're working extra hours to catch up.
いくつか問題はあったけど、チームは遅延に宣戦布告したよ。追いつくために残業もしてるんだ。
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