wage war

コロケーション英検準1級C1TOEIC ★★TOEIC 800点目標

発音

/weɪdʒ wɔːr/

WAGE WAR

💡 「wage」は唇を軽く丸めて「う」の形から「ウェイジ」と発音します。「war」は「ウォー」と伸ばすように発音し、舌が口の奥に少し引っ込むような感覚です。両単語に強勢を置くことで、フレーズ全体が力強い印象になります。

使用情報

フォーマリティ:フォーマル
頻度:時々使われる
使用場面:
政治・国際関係ニュース・報道歴史社会問題ビジネス学術・研究文学・フィクション

構成単語

意味

戦争を起こす、戦いを繰り広げる、大規模な戦いを行う、(比喩的に)ある問題や状況と戦う。

"To engage in or carry out a war or conflict; to launch a sustained effort or campaign against an adverse condition, problem, or opponent."

💡 ニュアンス・使い方

このフレーズは、国家間や集団間で武力衝突を「始める」「継続する」という、大規模で組織的な行為を指します。単に「戦う(fight)」というよりも、より計画的で長期にわたる努力や戦略を伴うニュアンスが含まれます。 物理的な戦争だけでなく、比喩的に「貧困との戦い」「病気との戦い」「不正義との戦い」のように、ある社会問題や困難な状況に対して組織的に、あるいは大規模な資源を投入して取り組む際にも使われます。 非常にフォーマルな文脈でよく用いられ、ニュース記事、歴史書、政治演説、学術論文などで頻繁に目にします。カジュアルな日常会話で直接的な意味で使うことは稀ですが、比喩的な意味であれば使われることもあります。 ネイティブは、紛争や困難な問題に対する、計画的かつ継続的な取り組みを表現する際に、このフレーズを選ぶ傾向があります。

例文

Nations have waged war against each other throughout history.

フォーマル

国家は歴史を通じて互いに戦争を繰り広げてきました。

The government has pledged to wage a war on poverty.

フォーマル

政府は貧困撲滅のための戦いを開始すると約束しました。

The president announced his intention to wage war on terrorism.

フォーマル

大統領はテロとの戦いを開始する意図を発表しました。

The company decided to wage a price war against its competitors.

ビジネス

その会社は競合他社に対して価格競争を仕掛けることを決定しました。

We need to wage a strong marketing campaign to win new customers.

ビジネス

新規顧客を獲得するために、強力なマーケティングキャンペーンを展開する必要があります。

The city is waging war against litter with new recycling programs.

カジュアル

新しいリサイクルプログラムで、市はゴミとの戦いを繰り広げています。

She's been waging war on her bad habits for months.

カジュアル

彼女は何ヶ月も自分の悪い習慣と戦っています。

Our team is waging war on outdated software to improve efficiency.

カジュアル

私たちのチームは効率改善のため、時代遅れのソフトウェアと格闘しています。

The international community must wage war on climate change with unified efforts.

フォーマル

国際社会は統一された努力で気候変動との戦いを繰り広げなければなりません。

He declared he would wage war on injustice in society.

カジュアル

彼は社会の不正義と戦うことを宣言しました。

Historically, leaders often waged war to expand their territory.

フォーマル

歴史的に、指導者たちは領土を拡大するために戦争を起こすことが多かった。

類似表現との違い

declare warフォーマル

「declare war」は「宣戦布告をする」「戦争を宣言する」という、戦争の開始を公式に発表する行為を指します。一度限りの行為であり、実際に戦いを始める前の段階を示します。一方、「wage war」は、実際に戦争を遂行し、戦いを継続する行為全体を指し、より継続的なニュアンスがあります。

go to war中立

「go to war」は「戦争に行く」「戦争を始める」という、戦争に参加し始めることを意味します。より口語的で、`wage war`ほど公式なニュアンスはありませんが、戦争の開始や参加を表します。個人の行動にも使えますが、集団の行動にも使われます。

「fight a war」は「戦争を戦う」という意味で、`wage war`と非常に近い意味で使われます。`fight a war`の方がやや直接的で一般的な表現であり、`wage war`はよりフォーマルで、計画性や組織的な遂行というニュアンスを強調します。どちらも継続的な戦いを指します。

「start a war」は「戦争を始める」という、文字通り戦争を開始する行為を指します。`declare war`と同様に戦争の開始に焦点を当てますが、より一般的な表現で、公式な宣言だけでなく、武力行使の開始など、様々な状況で使われます。`wage war`は開始から遂行までを含みます。

よくある間違い

make war
wage war

「戦争をする」という意味で「make war」という表現は一般的ではありません。代わりに「wage war」や「go to war」「fight a war」を使うのが自然な英語です。ただし、「make peace」(和平を結ぶ)のような表現はあります。

学習のコツ

  • 💡「wage」は動詞で「遂行する、行う」という意味があり、「wage war」以外にも「wage a campaign (運動を行う)」「wage a battle (戦いを繰り広げる)」のように使えます。
  • 💡物理的な戦争だけでなく、比喩的に「貧困との戦い」「病気との戦い」のように、ある困難な問題や状況と戦う、という意味で使われることが多いので、幅広い文脈で使えるよう例文を参考に練習しましょう。
  • 💡ニュース記事、政治演説、歴史に関する文書などで頻繁に登場する表現です。これらの情報を読む際に、「wage war」の使われ方に注意して学習すると、文脈理解が深まります。
  • 💡フォーマルな表現なので、カジュアルな日常会話では「fight against / with」などのより一般的な表現に置き換えるのが無難です。

対話例

会社の戦略会議で競合他社への対抗策を議論している。

A:

Our main competitor has just launched a new product line and is aggressively marketing it.

主要な競合他社が新しい製品ラインを発表し、積極的にマーケティングを行っていますね。

B:

Yes, we need to wage a serious marketing campaign to protect our market share and attract new customers.

はい、市場シェアを守り、新規顧客を獲得するために、本格的なマーケティングキャンペーンを展開する必要があります。

国際情勢に関するニュースについて友人同士が話している。

A:

Did you see the news report about the ongoing conflict in the region?

その地域の紛争が続いているというニュース報道、見ましたか?

B:

Yes, it's tragic. It seems both sides are determined to wage war until one achieves a decisive victory.

ええ、悲劇的ですね。どちらの側も、どちらかが決定的な勝利を収めるまで戦いを繰り広げる覚悟のようです。

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