concede

/kənˈsiːd/

英検準1級C1TOEIC ★★
ビジネス学術日常政治

意味

動詞

(不本意ながら)認める、容認する、(敗北などを)認める、降伏する、(権利や特権を)譲る、与える、(議論で)譲歩する

発音

/kənˈsiːd/

conCEDE

💡 「con」は曖昧母音の「カン」のように軽く、後ろの「cede」を強く長く「シード」と発音します。特に「シー」の部分を意識して長めに発音すると、より自然な英語に聞こえます。

例文

He conceded his error.

カジュアル

彼は自分の誤りを認めた。

She conceded the point.

カジュアル

彼女はその点を認めた。

The team conceded a goal.

カジュアル

チームは失点した。

They conceded the game.

カジュアル

彼らは試合を諦めた。

He had to concede.

カジュアル

彼は認めざるを得なかった。

I concede your strength.

カジュアル

あなたの強さを認めます。

We conceded a small part.

ビジネス

我々は少部分を譲歩した。

The firm conceded a raise.

ビジネス

会社は昇給を認めた。

I concede your argument.

フォーマル

あなたの主張を認めます。

They conceded defeat bravely.

フォーマル

彼らは勇敢に敗北を認めた。

変形一覧

動詞

現在分詞:conceding
過去形:conceded
過去分詞:conceded
三人称単数現在:concedes

文法的注意点

  • 📝concedeは他動詞・自動詞の両方で使われます。
  • 📝目的語を取る場合は、直接目的語(名詞句)やthat節(concede that S V)を取ることが多いです。
  • 📝concede to someone/something の形で「〜に譲歩する」という意味でも使われます。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:時々使われる
使用場面:
ビジネス学術政治・外交議論・交渉スポーツニュース・報道法律

よくある間違い

I admit your point.
I concede your point.

admitは単に事実や真実を認めることを意味し、不本意な感情が必ずしも伴いません。concedeは、しばしば不本意ながら、あるいは議論や競争の末に、事実や主張、敗北を認めるというニュアンスが強いです。

類似スペル単語との違い

admit

admitは単に事実や真実を認めることを意味し、不本意な感情が必ずしも伴いません。concedeは、しばしば不本意ながら、あるいは議論や競争の末に、事実や主張、敗北を認めるというニュアンスがあります。

acknowledge

acknowledgeも事実を認めることを意味しますが、concedeが持つ「譲歩する」や「不本意ながら認める」というニュアンスはあまりありません。より公式に、または認識を示す場合に使われます。

yield

yieldは物理的に「譲る、屈する」という意味が強く、concedeと意味が重なる部分もありますが、より広範な意味で使われます。concedeは特に、議論や競争の結果として認める、譲るという知的・心理的な側面に焦点を当てます。

派生語

語源

由来:ラテン語
語根:
con- (共に、完全に)cedere (行く、屈する、譲る)

📚 ラテン語の 'concedere'(「共に歩む、許す、譲る」の意)が古フランス語を経て英語に入ってきました。「不本意ながら認める」という現代の意味合いは、この「譲る」という語根から派生しています。

学習のコツ

  • 💡「不本意ながら認める」というニュアンスを覚えておくと、文脈を理解しやすくなります。
  • 💡ビジネスや学術的な議論、政治の場面で頻繁に使われる単語です。
  • 💡スポーツで「失点する」という意味でも使われることがあります(例:concede a goal)。
  • 💡類語であるadmitやacknowledgeとの意味合いの違いを意識して使い分けましょう。

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