意味
敵対的な国や集団をなだめるために、要求の一部を受け入れたり譲歩したりすること、宥和(ゆうわ)政策。
発音
/əˈpiːzmənt/
apPEASEment
💡 2音節目の「pea」を強く、長く発音します。最後の「-ment」は弱く、あいまい母音(シュワ)で発音するのがポイントです。日本語の「アピーズメント」とは異なり、「ズ」の後に母音は入りません。
例文
His appeasement did not work.
彼のなだめは効果がありませんでした。
She tried appeasement with her boss.
彼女は上司をなだめようとしました。
An act of appeasement was criticized.
宥和行為は批判されました。
No appeasement from our side.
我々側からの譲歩はありません。
This is not true appeasement.
これは真の宥和ではありません。
Avoid appeasement in conflicts.
紛争での宥和は避けてください。
Negotiations ended in appeasement.
交渉は宥和で終わりました。
They sought appeasement for trade disputes.
彼らは貿易紛争の宥和を求めました。
The policy of appeasement failed.
宥和政策は失敗しました。
Historically, appeasement often leads to war.
歴史的に、宥和はしばしば戦争につながります。
変形一覧
名詞
使用情報
類似スペル単語との違い
compromiseは「妥協」を意味し、双方が譲歩し合意に達するニュアンスが強いです。一方、appeasementは一方的な譲歩や、相手の要求をなだめることで紛争を避けようとする意味合いが強く、しばしば弱腰な政策として批判的に使われることがあります。対等な関係での合意か、あるいは片方が譲り歩み寄るか、という点で違いがあります。
派生語
語源
📚 「appease」は古フランス語の「apaisier(平和にする)」が語源で、それが英語に入り「なだめる、鎮める」という意味になりました。これに「〜する行為や結果」を表す接尾辞「-ment」が加わることで、特に政治的な文脈で「宥和、譲歩」を意味する名詞として使われるようになりました。
学習のコツ
- 💡動詞「appease(なだめる、譲歩する)」と合わせて覚えると、意味をより深く理解できます。
- 💡主に歴史や政治、国際関係の文脈で使われる専門的な単語です。
- 💡第二次世界大戦前のイギリスの対ドイツ宥和政策を指す際によく登場するため、歴史の知識と結びつけて学習すると記憶に残りやすいです。
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