a humble groveller
発音
/ə ˈhʌmbl ˈɡrɒvələr/
a HUMble GROVeller
💡 「humble」は「h」の音が弱く、「m」と「b」をしっかり閉じます。「groveller」は「gro-」を強く発音し、「r」の音を意識すると自然な響きになります。
使用情報
構成単語
意味
卑屈なほどへつらう人、ごますり、権力者に取り入るために尊厳を捨てる人。
"A person who behaves in an excessively submissive or obsequious manner, often for personal gain, showing excessive humility or servility towards someone in authority."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、誰かが自己の利益や承認を得るために、非常に卑屈な態度で権力者や目上の人に媚びへつらう様子を表現します。特に「humble」が使われているのは皮肉で、本当の謙虚さではなく、わざとらしいへりくだった態度を指します。非常に否定的なニュアンスを持ち、その人物に対する軽蔑や批判の気持ちが込められています。フォーマルな場ではめったに使われず、むしろゴシップや批判的な文脈、文学作品などで人物描写に使われることが多いです。ネイティブスピーカーにとっては、相手の品位を貶める非常に強い表現と受け取られます。
例文
He's just an ambitious young man, acting like a humble groveller to get ahead.
彼はただ野心的な若者で、出世のために卑屈なごますりとして振る舞っているだけだ。
Everyone saw through his facade; he was nothing but a humble groveller seeking promotion.
誰もが彼の見せかけを見抜いていた。彼は昇進を狙う卑屈なごますりに過ぎなかった。
The new employee quickly earned a reputation as a humble groveller among his peers.
その新入社員は、同僚たちの間でたちまち卑屈なごますりという評判を得た。
Don't be a humble groveller, speak your mind respectfully.
卑屈なごますりになるな、敬意を持って自分の意見を言いなさい。
Many criticized his behavior, calling him a humble groveller for the senator's attention.
多くの人が彼の行動を批判し、上院議員の気を引こうとする卑屈なごますりだと呼んだ。
The CEO quickly dismissed the marketing manager, who had become nothing more than a humble groveller.
CEOはマーケティングマネージャーを即座に解任した。彼はただの卑屈なごますりに成り下がっていたのだ。
His constant praise for the senior executive made him seem like a humble groveller rather than a sincere colleague.
彼が常に上級幹部を称賛する態度は、誠実な同僚というよりは、卑屈なごますりのように見えた。
In his memoirs, the former aide described the dictator's inner circle as full of humble grovellers.
元補佐官は回顧録の中で、独裁者の側近たちは卑屈なごますりばかりだったと記した。
The playwright depicted the protagonist's rival as a humble groveller, desperate for power.
劇作家は主人公のライバルを、権力に飢えた卑屈なごますりとして描いた。
She vowed never to become a humble groveller, even if it meant sacrificing opportunities.
彼女は、たとえ機会を犠牲にすることになっても、決して卑屈なごますりにはならないと誓った。
類似表現との違い
「sycophant」は「ごますり」を意味するが、「a humble groveller」よりもややフォーマルで、文書や学術的な文脈でも使われる。ただし、やはり否定的な意味合いが強い。
「bootlicker」は「a humble groveller」と同様に非常に軽蔑的な表現で、文字通り「人の靴を舐める」ほどの卑屈さを表す。より口語的で、粗野な響きがある。
「yes man」は常に上司や権力者の意見に同意し、反論しない人を指す。ごますりの一種だが、「a humble groveller」ほど尊厳を捨ててへつらうというよりは、単に逆らわない態度に焦点が当てられている。
「brown-noser」はアメリカ英語の俗語で、非常に下品かつ強烈な軽蔑を込めて「ごますり」を指す。文字通りの意味合いを連想させるため、公共の場での使用は避けるべきである。感情的な強さは「a humble groveller」よりも強い。
よくある間違い
「groveller」はイギリス英語の綴りで、「-er」ではなく「-eller」となることが多いです(アメリカ英語では「groveler」も使われますが、このフレーズでは「-eller」が一般的です)。
「humble」は通常「謙虚な」という肯定的な意味ですが、このフレーズでは「a humble groveller」全体で「卑屈なほどへつらう」という皮肉と軽蔑を込めた否定的な表現になります。したがって、「truly humble」(真に謙虚な)と組み合わせると意味が矛盾します。
学習のコツ
- 💡「groveller」は動詞「grovel」(ひざまずく、へつらう)から派生した名詞であることを覚えておきましょう。
- 💡「humble」は通常ポジティブな意味ですが、このフレーズでは「わざとらしい、見せかけの謙虚さ」という皮肉なニュアンスで使われます。
- 💡非常に強い否定的な感情や批判を込めた表現であるため、使う相手や状況をよく選ぶ必要があります。
- 💡文学作品や社会批評で人物像を深く描写する際に効果的に使われることがあります。
対話例
職場の同僚の振る舞いについて話す
A:
Did you see how Mark was acting around the boss yesterday?
昨日、マークが部長の周りでどう振る舞っていたか見た?
B:
Yes, it was embarrassing. He was such a humble groveller, agreeing with every single word the boss said.
ええ、見ていて恥ずかしかったわ。部長の言うこと全てに同意して、まるで卑屈なごますりみたいだったね。
映画の登場人物について議論する
A:
I really disliked the villain's sidekick in that movie. He had no backbone.
あの映画の悪役の相棒、本当に嫌いだったわ。骨がないのよね。
B:
I know what you mean. He was portrayed as a complete humble groveller, always doing the villain's dirty work.
言いたいことわかるよ。彼は完全に卑屈なごますりとして描かれていて、いつも悪役の汚い仕事をしていたもんね。
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