意味
漠然とした、曖昧な、不明瞭な、あいまいな
発音
/veɪɡ/
VAGUE
💡 「vague」は、最初の /v/ の音に注意が必要です。下唇を軽く噛むようにして「ヴ」と発音し、日本語の「バ行」とは異なります。母音は /eɪ/ (エイ) で、なめらかにつなげます。最後の /ɡ/ は喉の奥から出す音です。全体として、曖昧な内容を表す単語なので、発音自体ははっきりさせるように意識しましょう。
例文
His answer was vague.
彼の返事は漠然としていました。
The plan felt vague.
その計画は漠然と感じられました。
I have a vague idea.
私は漠然とした考えがあります。
Don't be so vague.
そんなにあいまいにするな。
Her comment was vague.
彼女のコメントはあいまいでした。
The instructions were vague.
指示はあいまいでした。
Avoid vague statements.
曖昧な発言は避けてください。
That report is vague.
その報告書は漠然としています。
This legal term is vague.
この法律用語はあいまいです。
Such principles seem vague.
そのような原則は曖昧に見えます。
変形一覧
文法的注意点
- 📝`vague`はbe動詞やlook, seem, soundなどの連結動詞の後に来て、主語の状態や様子を説明する形容詞として使われることが多いです。
- 📝`make something vague` のように、「〜を曖昧にする」という意味で動詞`make`と共に使われることもあります。例: `He tried to make his intentions vague.`
- 📝比較級は`vaguer`、最上級は`vaguest`となりますが、`more vague`、`most vague`も文脈によっては使われます。
使用情報
よくある間違い
`vague`は形容詞なので、動詞を修飾する際は副詞の`vaguely`を使うか、be動詞などと一緒に使う必要があります。`vague`を動詞の直後に置いてしまうのは間違いです。
類似スペル単語との違い
派生語
語源
📚 「vague」は、ラテン語の「vagus」に由来しています。「vagus」は「さまよう、不確かな、放浪する」といった意味を持ち、この「定まらない、はっきりしない」という概念が、現代英語の「曖昧な、漠然とした」という意味に発展しました。16世紀にフランス語を経て英語に入ってきたとされています。
学習のコツ
- 💡「あいまいな」という意味の類語(unclear, ambiguous, obscureなど)と比較して、それぞれのニュアンスの違いを理解すると、より適切に使い分けられるようになります。
- 💡肯定的な文脈よりも、情報が不足している、または意図的にぼかされているといった否定的な、あるいは中立的な文脈で使われることが多いです。
- 💡よく「vague idea (漠然とした考え)」や「vague memory (曖昧な記憶)」のように、抽象的な名詞を修飾する形で使われます。
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