vague idea
発音
/ˌveɪɡ aɪˈdiːə/
vague iDEA
💡 「vague(ベイグ)」は短く「ベイ」のように発音し、「idea(アイディーア)」の「ディーア」の部分を強調して発音します。全体で「ベイグ・アイディーア」と滑らかにつなげましょう。
使用情報
構成単語
意味
漠然とした考え、ぼんやりとした見当、曖昧な認識
"An unclear or incomplete thought, impression, or understanding about something, lacking specific details or precision."
💡 ニュアンス・使い方
何かについて詳細や具体的な情報が不足しており、はっきりと理解していない状態を表すときに使います。質問されたときに明確な答えを持ち合わせていないことを正直に伝えるニュアンスがあります。ネガティブな感情を込めることは少ないですが、情報不足や不確実性を示す表現です。フォーマル度はニュートラルで、日常会話からビジネスシーンまで幅広く利用できます。ネイティブスピーカーにとってはごく自然で一般的な表現であり、曖昧な状況を簡潔に説明する際に重宝されます。
例文
I have a vague idea of what he's talking about, but I need more details.
彼が何を話しているのか漠然と分かりますが、もっと詳細が必要です。
She only gave me a vague idea of her plans for the weekend.
彼女は週末の予定について、ぼんやりとした考えしか教えてくれませんでした。
Do you have any idea how to solve this problem? Just a vague idea, perhaps?
この問題をどう解決するか、何か考えがありますか?漠然とした見当でも構いません。
We have a vague idea of the project's scope, but need to finalize the specifics.
私たちはプロジェクトの範囲について漠然とした見当はありますが、詳細を詰める必要があります。
The client provided a vague idea of their requirements, making it hard to estimate.
顧客は要件について漠然とした考えしか示さず、見積もりが困難でした。
The professor's explanation gave us only a vague idea of the complex theory.
教授の説明では、その複雑な理論について漠然とした理解しか得られませんでした。
My recollection of the event is quite blurry; I only have a vague idea of what happened.
その出来事の記憶はかなり曖昧で、何が起こったのか漠然としか覚えていません。
He seems to have a vague idea of how the new system works, but no deep understanding.
彼は新しいシステムの仕組みについて漠然と理解しているようですが、深い知識はありません。
The initial proposal gave us a vague idea of the potential benefits, but lacked concrete data.
当初の提案は、潜在的な利益について漠然とした考えを示しただけで、具体的なデータが不足していました。
I had a vague idea that we were supposed to meet today, but couldn't recall the exact time.
今日会うことになっていたような漠然とした記憶はありましたが、正確な時間を思い出せませんでした。
類似表現との違い
「a rough idea」は「大まかな考え」や「おおよその見当」を意味し、「vague idea」よりも少しだけ具体的な情報や概略があるニュアンスを含みます。ゼロから考える段階ではなく、ある程度の枠組みや方向性が見えている状態に使われます。
「a general idea」は「全体的な考え」や「概略」を表します。詳細には触れないものの、全体の像や方向性については理解している状態を指し、これも「vague idea」よりはもう少し具体的な理解を伴います。
「a hazy notion」は「漠然とした概念」や「かすかな記憶」を意味し、「vague idea」と非常に近いですが、やや文学的または古い響きを持つことがあります。「hazy」は「霞がかった」という比喩的な意味合いが強く、より記憶や印象の曖昧さを強調します。
「a slight understanding」は「わずかな理解」を意味します。「vague idea」は「考え」そのものが曖昧なのに対し、「slight understanding」は「理解の度合い」が不十分であることを表します。知っていることはあるが、完全ではないというニュアンスです。
よくある間違い
「vague thought」も意味は通じますが、自然な英語表現としては「a vague idea」が圧倒的によく使われます。「idea」の方が「考え」や「見当」という広い意味で曖昧さを表すのに適しています。
文法的には「an unclear idea」も可能ですが、同様の状況で「vague idea」の方がより一般的で自然です。「unclear」は客観的な不明瞭さを指すことが多いのに対し、「vague」は主観的なぼんやりとした印象を伝えるのによく使われます。
学習のコツ
- 💡「I have a vague idea of (something).」の形でよく使われます。
- 💡詳細が不明確なことを謙虚に、かつ簡潔に伝える便利なフレーズです。
- 💡「vague」の代わりに「hazy」や「rough」などの類義語と比較してニュアンスの違いを理解すると、表現の幅が広がります。
対話例
友人との週末の計画について
A:
What are you doing this weekend?
週末何するの?
B:
I have a vague idea of going hiking, but I haven't decided the exact trail yet.
ハイキングに行くような漠然とした考えはあるんだけど、まだ正確なコースは決めてないんだ。
同僚との新しいプロジェクトについて
A:
Do you understand the requirements for the new project?
新しいプロジェクトの要件は理解できましたか?
B:
I have a vague idea, but I need to read the full specification document for details.
漠然とした見当はありますが、詳細については仕様書全体を読む必要があります。
会議で複雑な概念について議論
A:
Can someone explain the implications of this new policy?
この新しい方針がもたらす影響について、誰か説明できますか?
B:
I only have a vague idea of its long-term effects, as the data is still preliminary.
データがまだ予備段階なので、長期的な影響については漠然とした見当しかありません。
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