意味
まだ、これまでに(否定文や疑問文で)、もう、すでに(肯定文で、驚きや強調を示す場合)、なお、さらに(比較級や強調を伴って)
しかし、それでもなお
発音
/jet/
YET
💡 「イェット」のように聞こえるかもしれませんが、「イ」の音は弱く、すぐに「エッ」の音に移るのが自然です。最後の「t」は破裂音で、日本語の「ト」のように母音をつけずに「ッ」と小さく詰めるように発音すると、より英語らしい響きになります。
例文
He hasn't arrived yet.
彼はまだ到着していません。
Has she called yet?
彼女はもう電話しましたか?
This is our best book yet.
これはこれまでの最高の作品です。
It's yet another problem.
それはまた別の問題です。
It's small, yet powerful.
それは小さいが、強力です。
I haven't finished yet.
まだ終わっていません。
There's much more yet to do.
まだやるべきことがたくさんあります。
He tried, yet failed.
彼は試みたが、失敗しました。
Their finest work yet.
彼らのこれまでの最高傑作です。
It is valid, yet disputable.
それは有効ですが、議論の余地があります。
変形一覧
文法的注意点
- 📝`yet` は通常、否定文では動詞(助動詞を含む)の後に、疑問文では文末に置かれます。
- 📝接続詞として使う場合(「しかし」の意味)、`yet` の前にはカンマを置くのが一般的です。
- 📝肯定文で「まだ〜していない」という意味を表す場合、「have yet to 動詞の原形」の形も非常によく使われます。例: "We have yet to decide." (まだ決定していません。)
使用情報
よくある間違い
yetは否定文や疑問文で「まだ」の意味で使うのが一般的です。肯定文で「すでに」という意味で使う場合は、驚きや強調を伴う特殊な文脈に限られます。単に「すでに」という意味ならalreadyを使いましょう。
類似スペル単語との違い
`yet` は主に「まだ〜ない」という未完了や、疑問文での「もう〜したか」という期待を表現します。一方、`still` は「まだ〜している」という継続の状態や、予想に反する状況を表します。例えば、「He hasn't arrived yet.(彼はまだ到着していない)」と「He is still waiting.(彼はまだ待っている)」のように使い分けます。
語源
📚 「yet」は古英語の「giet」に由来し、「今に至るまで」や「その上」といった意味で使われていました。時間経過とともに否定文や疑問文で「まだ」という意味が定着し、接続詞としての「しかし」の意味も発展しました。
学習のコツ
- 💡否定文・疑問文での「まだ」を真っ先に覚えましょう。「Not yet.(まだです)」は日常会話で非常に役立ちます。
- 💡比較級(yet better, yet faster)と一緒に使うと、「さらに一層」という強調の意味になります。
- 💡接続詞としての「yet」は「しかし、それでもなお」という意味で、文章をより洗練された印象にします。
- 💡「have yet to 動詞の原形」で「まだ〜していない」という表現も非常によく使われます。
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