〜だけれども、〜だが、〜にもかかわらず
しかしながら、とはいえ、〜のに
/ðoʊ/
THOUGH
💡 「th」は舌を上下の歯で軽く挟み、息を吐きながら喉を震わせて「ズ」と「ド」の中間のような音を出します。日本語の「ゾー」とは異なり、舌を強く押し付けないのがコツです。最後の「ow」は「オウ」と二重母音で滑らかに発音しましょう。
He smiled, though he was sad.
彼は悲しかったが、微笑んだ。
I'll try, though it's hard.
難しいけど、やってみます。
She came, though she was ill.
彼女は病気だったのに来た。
It's late, I'll go though.
遅いけど、私は行くよ。
I like him, though he's quiet.
彼は静かだけど、私は彼が好きだ。
I had fun, though I was tired.
疲れていたけど、楽しかった。
The project finished, though barely.
プロジェクトは、かろうじて終わった。
He agreed, though with reservations.
彼は留保はあったが、同意した。
This is important, though often overlooked.
これは重要だが、見過ごされがちだ。
The report is concise, though thorough.
報告書は簡潔だが、徹底的だ。
though(またはalthough)を使う場合、その後にbutを続けて使うのは冗長表現(二重表現)になるため誤りです。どちらか一方のみを使用しましょう。
副詞として文末にthoughを使う場合、その前にコンマ(,)を置くことで、「しかしながら」「とはいえ」といったニュアンスが明確になります。
「though(〜だけれども)」と「through(〜を通り抜けて)」はスペルと発音が似ていますが、全く異なる単語です。文脈に合わせて使い分けましょう。
「though」と「although」はどちらも「〜だけれども」という意味の接続詞ですが、「although」の方がややフォーマルな響きがあります。文頭で使う場合はどちらも可能ですが、「although」の方がより一般的です。「though」は副詞としても使えますが、「although」は副詞の用法はありません。
「though」と「through」はスペルと発音が似ていますが、意味は全く異なります。「through」は前置詞で「〜を通り抜けて、〜の間中」という意味、または副詞で「〜を終えて」という意味です。「though」は接続詞または副詞で「〜だけれども」という意味です。混同しないように注意が必要です。
「though」と「thought」はスペルが非常に似ており、特に文字を読み間違えやすい単語です。「thought」は動詞「think」の過去形・過去分詞形、または名詞で「考え」という意味です。「though」とは品詞も意味も異なりますので、文脈でしっかり区別しましょう。
📚 「though」は古英語の「þēah」に由来し、「〜にもかかわらず」という意味で使われていました。時代とともに形が変化し、現代英語で接続詞や副詞として幅広い文脈で使われるようになりました。
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