意味
意志、決意、自由意志、随意行為
発音
/vəˈlɪʃən/
voLItion
💡 真ん中の「li」の部分を強く発音します。「vo」は「ヴォ」というより、唇を少し丸めて「ヴァ」に近い音で始めます。「-tion」は「ション」と発音しますが、舌を上の歯茎に近づけて「シュ」の音を出しましょう。「ボリューション」とは異なり、最初の「v」は下唇を軽く噛んで振動させる音です。
例文
His volition was clear.
彼の意志は明確でした。
She acted by volition.
彼女は自分の意思で行動しました。
Personal volition matters greatly.
個人の意志は非常に重要です。
It required strong volition.
それには強い意志が必要でした。
It's a matter of volition.
それは意志の問題です。
Exercising one's own volition.
自分の意思を行使すること。
Lack of volition hinders progress.
意志の欠如は進歩を妨げます。
The team showed clear volition.
チームは明確な意志を示しました。
His volition was admirable.
彼の意志は称賛に値しました。
Free volition is essential.
自由な意志は不可欠です。
変形一覧
名詞
文法的注意点
- 📝「volition」は通常不可算名詞として扱われますが、特定の「意志の行為」を指す場合は可算名詞(volitions)として複数形になることもあります。
- 📝「by one's own volition」という表現は「自らの意志で、自発的に」という意味で非常によく使われます。この形で熟語として覚えておくと良いでしょう。
使用情報
類似スペル単語との違い
「will」はより一般的で広範な「意志」「決意」「意欲」を指しますが、「volition」は「意識的な選択や行動のプロセス、自由意志、行為そのもの」に焦点を当てた、よりフォーマルで学術的なニュアンスを持つ言葉です。例えば、遺言書なども'will'と表現します。
「intention」は「意図」「目的」であり、行動を起こす前の心的な状態や計画を指します。一方、「volition」は、その意図に基づいて実際に行動を起こす「行為」や「決断の力」の側面が強いです。intentionは計画、volitionは行動に至る意思。
「determination」は「決意」「決断力」「断固とした態度」を指し、目標達成への強い意志力や粘り強さを強調します。これに対し、「volition」は、自発的に選択し行動する能力やその行為自体を指し、より中立的で概念的な意味合いが強いです。
派生語
語源
📚 ラテン語の「volitio」(願望、意志)に由来し、中世ラテン語を経て英語に入りました。単語の語根は「will」(意志)と同じで、どちらも「望む」「欲する」という意味合いを持っています。
学習のコツ
- 💡「volition」は「will」よりもフォーマルで、哲学や心理学、法律の文脈で「意識的な選択や行動の力、自由意志」を指す際に用いられます。
- 💡「by one's own volition」(自らの意志で、自発的に)というフレーズでよく使われるので、この表現と一緒に覚えておくと便利です。
- 💡この単語は、人間の行動の根源にある「意思決定のプロセス」を論じる際に不可欠な概念です。
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