/ˌvɪtriˈɒlɪk ˈkrɪtɪsɪzəm/
vitriOLic CRIticism
💡 「vitriolic」は「ヴィトリオーリック」と発音し、「-ol-」の部分を強く、長く発音します。「criticism」は「クリティシズム」で「クリ」を強く発音します。全体的に非常に強い感情やフォーマルな文脈で使われる表現ですので、はっきりと発音すると伝わりやすいでしょう。
"Extremely harsh, bitter, or malicious criticism that is intended to deeply hurt or attack someone, often characterized by a strong sense of animosity or venom."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、単なる「厳しい批判」を超え、相手を傷つけようとする意図や、強い怒り、嫌悪、敵意といったネガティブな感情が込められた批判を指します。「vitriolic」は「硫酸の」という意味に由来し、言葉が「硫酸のように相手を焼き尽くす」ほどの毒々しさや辛辣さを連想させます。 **どんな場面で使うか**: 主に政治的議論、社会問題に関する論評、文学・芸術評論、ジャーナリズムの記事、学術的な分析など、強い意見や感情が交わされる書き言葉やフォーマルな発言で使われます。個人的な日常会話で使われることはほとんどありません。 **どんな気持ちを表すか**: 批判する側の強い怒り、軽蔑、悪意、あるいは敵意といった非常にネガティブな感情を表現します。批判を受ける側にとっては、非常に不快で、精神的な攻撃と受け止められるでしょう。 **フォーマル度**: 非常にフォーマルで、書き言葉で頻繁に見られます。口語で使うと、その場の雰囲気を非常に重くするか、劇的な効果を狙っている印象を与えます。 **ネイティブがどう感じるか**: ネイティブはこの表現を聞くと、「本当に激しい、手厳しい批判だな」「相当な怒りや悪意が込められているな」と感じます。単なる「厳しい批判」ではなく、「毒々しい」「辛辣を通り越して攻撃的」という非常に強いニュアンスを受け取ります。
The politician faced vitriolic criticism for his controversial remarks.
その政治家は物議を醸す発言に対して痛烈な批判に直面しました。
Her latest novel received vitriolic criticism from some literary reviewers.
彼女の最新小説は、一部の文芸評論家から手厳しい批判を受けました。
The company's new policy was met with vitriolic criticism from its employees.
会社の新しい方針は、従業員から猛烈な批判を受けました。
He launched into a vitriolic criticism of the government's economic policies.
彼は政府の経済政策に対して痛烈な批判を浴びせました。
The activist's speech was full of vitriolic criticism against corporate greed.
その活動家の演説は、企業の貪欲さに対する毒舌な批判に満ちていました。
Despite the vitriolic criticism, the director stood by his artistic vision.
痛烈な批判にもかかわらず、監督は自身の芸術的ビジョンを貫きました。
The newspaper published a vitriolic criticism of the proposed urban development plan.
その新聞は、提案された都市開発計画に対し、辛辣な批判を掲載しました。
She endured vitriolic criticism throughout her career but never gave up.
彼女はキャリアを通じて激しい批判に耐えましたが、決して諦めませんでした。
The artist responded to the vitriolic criticism with a powerful new exhibition.
そのアーティストは、痛烈な批判に対し、力強い新作展で応えました。
Some online commentators hurled vitriolic criticism at the new smartphone design.
一部のオンライン評論家は、新しいスマートフォンのデザインに対し、辛辣な批判を浴びせました。
The recent documentary faced vitriolic criticism from those who felt it misrepresented historical facts.
その最近のドキュメンタリーは、史実を誤って伝えていると感じた人々から猛烈な批判を受けました。
「harsh criticism」は「厳しい批判」という意味で、不当な点や欠点を指摘する際の強さを表します。「vitriolic criticism」も厳しいですが、さらに相手を傷つけようとする意図や、悪意、毒といった感情的な攻撃性が強く含まれる点で異なります。「harsh」は客観的な厳しさを、「vitriolic」は主観的な攻撃性を強調します。
「scathing criticism」は「容赦ない批判」「手厳しい批判」という意味で、「vitriolic criticism」と非常に近いですが、やや文学的で、火傷するような鋭さや徹底的な批判を暗示します。「vitriolic」は化学的な「硫酸」に由来し、より「毒性」や「悪意」のニュアンスが強いです。「scathing」は容赦なく徹底的に批判するという行為自体に焦点を当てる傾向があります。
「fierce criticism」は「猛烈な批判」「激しい批判」という意味で、批判の強さや勢いに焦点を当てます。動物的・本能的な激しさを連想させますが、「vitriolic criticism」が持つような、相手を傷つけようとする「毒性」や「悪意」のニュアンスはそれほど強くありません。純粋に批判の勢いや量が非常に多い状況で使われることが多いです。
「bitter criticism」は「辛辣な批判」「苦々しい批判」という意味で、批判する側の「苦しみ」や「憤り」といった個人的な感情を強く反映しています。恨みや失望からくる批判というニュアンスがあります。「vitriolic criticism」は個人的な感情に加えて、もっと意図的な攻撃性や毒を含んだ批判を表します。どちらもネガティブですが、感情の種類が異なります。
「constructive criticism」は「建設的な批判」という意味で、相手の改善や成長を目的とした、前向きな意見やアドバイスを指します。これは「vitriolic criticism」(悪意に満ちた攻撃的な批判)とは対極にある表現です。目的も感情も全く異なります。
「toxic criticism」も意味は通じますが、「vitriolic」の方がこの文脈ではより適切で洗練された表現です。「vitriolic」は「硫酸の」という意味から派生し、化学的な毒性や辛辣さを暗示します。単に「有毒な」という意味の「toxic」よりも、より深いニュアンスを伝えます。
「very strong criticism」も間違いではありませんが、意味の強さに加えて「悪意」「毒」「攻撃性」といった特定のニュアンスを強調したい場合は「vitriolic criticism」がより適しています。感情的な色彩が強い表現です。
A:
The senator's recent policy proposal has drawn a lot of attention.
上院議員の最近の政策提案は多くの注目を集めていますね。
B:
Indeed. While some support it, others have responded with truly vitriolic criticism, accusing him of hypocrisy.
そうですね。一部には支持する声もありますが、彼を偽善者だと非難するような、本当に痛烈な批判を浴びせている人もいます。
A:
It's surprising how many influential critics initially dismissed her work.
多くの影響力のある評論家が、彼女の作品を当初は退けていたのは驚きですね。
B:
Yes, some of the early reviews were shockingly vitriolic criticism, completely missing the innovative aspects of her style.
ええ、初期の批評の中には、彼女のスタイルの革新的な側面を全く理解せず、驚くほど辛辣な批判もありましたからね。
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