utter prostration
発音
/ˈʌtər prɑːˈstreɪʃən/
UTTER proSTRATION
💡 utterの最初の音節「ʌ」は日本語の「ア」に近い音で短く、prostrationの「stra」の部分を強く発音します。prostrationの「o」は「ア」に近い音です。
使用情報
構成単語
意味
極度の疲労困憊、完全に力が尽きて動けない状態。肉体的または精神的な虚脱。
"A state of extreme physical or mental exhaustion, helplessness, or complete debilitation, rendering one unable to act or move."
💡 ニュアンス・使い方
この表現は非常にフォーマルで、文学的または学術的な文脈で用いられます。単なる「疲れた」というよりは、病気、過労、絶望などによって心身が完全に消耗し、抵抗する気力すら失われた深刻な状態を指します。日常会話で使うと、大げさに聞こえたり、相手に違和感を与えたりすることが多いため、注意が必要です。
例文
After weeks of intense labor, he collapsed in a state of utter prostration.
数週間の激務の後、彼は完全に疲労困憊して倒れました。
The patient's long battle with the illness led to utter prostration.
患者の病気との長い闘いは、極度の虚脱状態を引き起こしました。
She fell into a deep sleep, a consequence of utter prostration from grief.
彼女は深い悲しみによる完全な虚脱状態から、深い眠りにつきました。
The soldiers returned from the brutal campaign in a state of utter prostration.
兵士たちは過酷な作戦から、極度の疲労困憊の状態で帰還しました。
Years of financial hardship brought him to a point of utter prostration.
何年にもわたる経済的困難が、彼を完全な無力状態に追い込みました。
The report detailed the utter prostration experienced by workers in the oppressive factory conditions.
その報告書は、抑圧的な工場環境で労働者が経験した極度の疲労困憊を詳述していました。
Facing such overwhelming odds, the team felt an utter prostration that sapped their morale.
圧倒的な不利な状況に直面し、チームは士気をくじくほどの完全な脱力感を覚えました。
His doctor noted his utter prostration, suggesting a need for prolonged rest.
医師は彼の極度の虚脱状態を指摘し、長期的な休息の必要性を示唆しました。
権威や困難な状況に対して、完全に服従し抵抗を諦めること。または、敬意や服従を示すために身をかがめる、ひれ伏す行為。
"The act of complete submission or surrender to an authority, a power, or an overwhelming difficulty; also, the physical act of lying face down as a sign of worship or humility."
💡 ニュアンス・使い方
この意味も、非常にフォーマルで、歴史的、宗教的、文学的な文脈でよく使われます。物理的に地面に身を伏せる行為を指すこともありますが、多くは精神的な降伏や諦め、無抵抗の状態を指します。権力者への絶対的な服従や、絶望的な状況での諦観を表現する際に用いられ、強い感情や象徴的な意味合いを含みます。
例文
In ancient times, subjects often showed utter prostration before their king.
古代、臣下はしばしば王に対して完全な服従の態度を示しました。
The dictator demanded utter prostration from his people.
独裁者は国民に絶対的な服従を要求しました。
After countless defeats, the army's morale was replaced by utter prostration.
度重なる敗北の後、軍の士気は完全な降伏意識に取って代わられました。
He viewed the artist's silence as a sign of utter prostration to the regime.
彼はその芸術家の沈黙を、体制への完全な服従の兆候と見なしました。
Religious devotees often practice utter prostration during their prayers.
宗教的な信者は、祈りの際にしばしば完全にひれ伏す行為を行います。
Faced with the wrath of the gods, the villagers offered utter prostration.
神々の怒りに直面し、村人たちは完全な服従の姿勢を示しました。
The legal brief described the company's financial state as one of utter prostration, indicating no hope for recovery.
法的要旨は、その会社の財政状態を回復の見込みがない完全な破産状態であると記述していました。
The novel depicted the protagonist's utter prostration to his fate after a series of misfortunes.
その小説は、一連の不幸の後、主人公が運命に完全に服従する様を描写していました。
類似表現との違い
「utter prostration」が肉体的・精神的な極度の虚脱や絶望感を伴うのに対し、「complete exhaustion」はより広範な「完全な疲労」を指します。日常的な文脈でも使われ、深刻度は「utter prostration」ほどではありません。
「total collapse」は、身体的または精神的な機能の「完全な崩壊」を意味し、突発的で劇的なニュアンスがあります。「utter prostration」はより持続的で深刻な無力状態を指すことが多いです。
「deep fatigue」は「深い疲労」を意味し、「utter prostration」ほどの極端な状態ではありません。一般的に使われる表現で、フォーマリティも中程度です。
「total surrender」は「完全な降伏」を意味し、「utter prostration」の降伏の意味合いと似ています。しかし、「utter prostration」には、物理的にひれ伏す行為や、絶望による無力感といった、より深い精神的な状態が強調されることがあります。
よくある間違い
「utter prostration」は、通常の運動による疲労のような軽度な状態には使いません。病気や長期間の苦難による極度の肉体的・精神的な虚脱状態を表す、非常に深刻な表現です。
このフレーズは非常にフォーマルで文学的な響きがあり、日常のカジュアルな会話で使うと非常に不自然です。口語的な文脈では、「I'm completely exhausted」や「I'm utterly spent」などの表現が適切です。
学習のコツ
- 💡「utter prostration」は、日常会話ではほとんど使われない、非常にフォーマルで文学的な表現であることを覚えておきましょう。
- 💡極度の肉体的・精神的な疲労困憊や、完全な降伏・服従といった、深刻な状況を表す際に用いられます。
- 💡主に書面、学術論文、文学作品、歴史的な記述などで目にすることが多いです。
- 💡安易に使うと大げさに聞こえるため、適切な文脈と相手を選ぶことが重要です。
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