to the full extent
発音
/tə ðə fʊl ɪkˈstɛnt/
to the full exTENT
💡 「extent」の「ex-」に続く「-tent」の部分を強く発音します。フレーズ全体では、「to the」は弱く速く発音されることが多いです。落ち着いたトーンで話すことで、フォーマルな響きが強調されます。
使用情報
構成単語
意味
最大限に、可能な限り完全に、余すところなく。
"To the greatest possible degree or amount; completely and thoroughly."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、ある行為や状況が限界まで、あるいは可能な限り徹底的に行われることを強調する際に用いられます。非常にフォーマルで、主に書面や公式なスピーチで使われることが多いです。ビジネス契約、法律文書、学術論文、政策提言などの文脈でよく見られます。感情的には、徹底性、網羅性、あるいは限定のない範囲を表現します。日常会話で使うと、やや堅苦しく、大げさに聞こえる可能性があります。特に、法的な文脈や、何かを徹底的に実行する必要がある状況で効果的に使われます。
例文
The company committed to investigating the incident to the full extent of the law.
会社は、法の下でその事件を最大限に調査することを約束しました。
We intend to utilize your skills to the full extent during this project.
このプロジェクトでは、あなたのスキルを最大限に活用するつもりです。
He exercised his rights to the full extent allowed by the regulations.
彼は規制によって許される最大限の範囲で権利を行使しました。
The manager encouraged the team to explore all options to the full extent.
マネージャーはチームに対し、すべての選択肢を最大限に検討するよう促しました。
The new policy will be implemented to the full extent from next month.
新しい方針は来月から全面的に施行されます。
The researcher analyzed the data to the full extent, leaving no stone unturned.
研究者はデータを最大限に分析し、一切の手抜きをしませんでした。
I've tried to help her to the full extent I could, but she refused my offer.
できる限り最大限に彼女を助けようとしましたが、彼女は私の申し出を拒否しました。
We must protect our intellectual property to the full extent of the law.
我々は、法のもとで知的財産を最大限に保護しなければなりません。
The committee will examine the proposal to the full extent before making a decision.
委員会は決定を下す前に、その提案を最大限に検討するでしょう。
We support the victims to the full extent of our resources.
私たちは利用可能な資源を最大限に活用して被害者を支援します。
類似表現との違い
「to the maximum extent」も「最大限に」という意味で非常に似ていますが、「to the full extent」の方がより一般的で自然に聞こえることが多いです。「maximum」は数量的な上限を強調するニュアンスがあります。どちらもフォーマルな文脈で使われます。
副詞「fully」はより簡潔で日常的に使われます。「完全に」「十分に」という意味で、カジュアルな状況でも違和感がありません。「to the full extent」は、より強調された「最大限の範囲で」というニュアンスを持ち、フォーマル度が高いです。
副詞「completely」も「完全に」という意味ですが、「to the full extent」は、ある範囲や程度が残らずすべて満たされることをより強調します。「completely」はより広範な状況で使え、フォーマル度も柔軟です。
より口語的でカジュアルな表現です。「できる限り」という意味で、日常会話で頻繁に使われます。「to the full extent」は、よりフォーマルで書面や公式な場で使われることが多く、より徹底した努力や網羅性を表します。
よくある間違い
このフレーズでは前置詞「at」ではなく「to」を使います。「at」は特定の時点や場所を指すことが多く、「to」は到達点や程度を表すため、この文脈では「to」が適切です。
学習のコツ
- 💡主に書き言葉や、ビジネス、法律、学術などのフォーマルな場面で使用すると自然な印象を与えます。
- 💡「最大限に」「完全に」という意味を強調したい時に効果的な表現です。
- 💡「to the extent that...(〜という程度まで)」という構文と混同しないように注意しましょう。
対話例
ビジネス会議でのリスク評価に関する報告
A:
How thoroughly did we investigate the potential risks associated with this new venture?
この新規事業に関連する潜在的なリスクをどれほど徹底的に調査しましたか?
B:
We investigated them to the full extent, considering all possible scenarios and mitigation strategies.
可能なすべてのシナリオと軽減策を考慮し、最大限に調査いたしました。
法的な対応について弁護士とクライアントが話している場面
A:
Will we be pursuing all available legal options in this case?
この件では、利用可能なすべての法的選択肢を追求するのでしょうか?
B:
Yes, we plan to pursue this matter to the full extent of the law to ensure justice.
はい、正義を確実にするため、法の許す最大限の範囲でこの件を追求するつもりです。
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