簡潔な、要領を得た、(時に)そっけない、ぶっきらぼうな
/tɝːs/
TERS
💡 「ターース」のように、最初の「ター」に強勢を置き、母音の後に舌先を丸めて喉の奥で発音するRの音をしっかり出しましょう。最後の「ス」は、日本語の「スー」とは異なり、息を吐き出す摩擦音です。日本人にはRとSの連続が難しいかもしれませんが、一つ一つの音を丁寧に発音する練習が効果的です。
His terse reply surprised me.
彼のそっけない返事に私は驚きました。
Her terse email was direct.
彼女の簡潔なメールは直接的でした。
He gave a terse explanation.
彼は簡潔な説明をしました。
The speaker was terse.
その話し手は簡潔でした。
The terse note said nothing more.
その簡潔なメモはそれ以上何も言っていませんでした。
Write a terse summary.
簡潔な要約を書いてください。
We need a terse report.
私たちは簡潔な報告が必要です。
Keep it terse, please.
簡潔にしてください。
The article offered terse advice.
その記事は簡潔な助言を提供しました。
Maintain a terse writing style.
簡潔な文章スタイルを保ちましょう。
terseとconciseはどちらも「簡潔な」という意味ですが、terseは時に「そっけない」「ぶっきらぼう」というネガティブなニュアンスを含むことがあります。一方、conciseはポジティブまたは中立的な意味で「余計な言葉がなく、要点がよくまとまっている」状態を指します。例えば、terseは冷たい印象を与える返事に対して使われることがありますが、conciseは効率的で分かりやすい説明に対して使われます。
briefは主に「時間的に短い」または「量的に少ない」ことを指す一般的な言葉です。terseは「余計なものがそぎ落とされ、内容が凝縮されている」という、より質的な簡潔さを強調します。例えば、「a brief meeting」(短い会議)は単に時間が短かったことを意味しますが、「a terse statement」(簡潔な声明)は、言葉数が少ないながらも重要な情報が詰まっていることを示唆します。
succinctも「簡潔な、的確な」という意味でterseと似ていますが、通常はポジティブなニュアンスで使われます。不必要な言葉を省き、核心を突いている点でconciseと近いですが、succinctは特に「簡潔でありながらも完全な情報を提供している」というニュアンスが強いです。terseが「そっけなさ」を含む可能性があるのに対し、succinctは洗練された簡潔さを表現します。
📚 ラテン語の「tergere」(拭く、きれいにする)が語源で、不必要なものを拭い去って残ったものが「簡潔である」というニュアンスから来ています。このため、必要最低限の言葉で表現された状態を指します。
terse を含む、すべての英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。