terse style

コロケーション英検準1級C1TOEIC ★★TOEIC 800点目標

発音

/tɜːrs staɪl/

TERS style

💡 「ター(ル)ス スタイル」と発音します。'terse'の'r'は舌を巻かずに引く音です。'style'は「スタイル」ではなく、'ai'の二重母音を意識して「スタァイル」のように発音すると自然です。

使用情報

フォーマリティ:フォーマル
頻度:時々使われる
使用場面:
ビジネス学校・教育芸術・文化法律ジャーナリズムIT・技術研究・学術

構成単語

意味

余分な言葉を省き、要点を簡潔にまとめた文体や表現方法。時にそっけない、無愛想な印象を与えることもあります。

"A manner of writing or speaking that uses very few words, often making it seem abrupt, concise, or even curt. It focuses on brevity and directness."

💡 ニュアンス・使い方

「terse style」は、不要な言葉を削ぎ落とし、情報を効率的に伝える簡潔な文体を指します。ポジティブな文脈では、明瞭で説得力がある、あるいは洗練されていると評価されます。特に、学術論文、技術文書、ジャーナリズム、法律文書など、正確さと効率が求められるフォーマルな書き言葉で重宝されます。しかし、口頭でのコミュニケーションや個人的なやり取りでは、あまりにも簡潔すぎると「そっけない」「ぶっきらぼう」「冷たい」といったネガティブな印象を与える可能性もあります。表現の背後にある意図や感情が伝わりにくくなるため、状況に応じて使い分ける必要があります。

例文

His reports are known for their terse style, getting straight to the point.

ビジネス

彼の報告書は、要点をまっすぐに伝える簡潔な文体で知られています。

The lawyer's terse style in court was very effective in convincing the jury.

フォーマル

法廷での弁護士の簡潔な口調は、陪審員を納得させるのに非常に効果的でした。

She preferred a terse style for her memos to ensure everyone understood the key message quickly.

ビジネス

彼女は、全員が主要なメッセージを素早く理解できるよう、簡潔な文体をメモに好んで使いました。

The professor praised the student's essay for its clear and terse style.

フォーマル

教授は、その明瞭で簡潔な文体を学生の論文に称賛しました。

Reading his novels, I appreciate his terse style which never wastes a word.

カジュアル

彼の小説を読むと、無駄な言葉を一切使わないその簡潔な文体に感銘を受けます。

The instruction manual was written in a terse style, making it difficult for beginners to follow.

ビジネス

取扱説明書は簡潔な文体で書かれており、初心者には理解しにくかった。

While effective in some contexts, a terse style can sometimes come across as unfriendly.

カジュアル

一部の文脈では効果的ですが、簡潔すぎる文体は時に不親切に受け取られることがあります。

The poet's terse style conveyed deep emotions with minimal words.

カジュアル

その詩人の簡潔な文体は、最小限の言葉で深い感情を伝えました。

His terse style of communication often made people think he was aloof.

カジュアル

彼の簡潔なコミュニケーションスタイルは、しばしば人々からよそよそしいと思われました。

For technical documentation, a terse style is often preferred for clarity and precision.

ビジネス

技術文書では、明瞭さと正確さのために簡潔な文体が好まれることが多いです。

類似表現との違い

「concise style」は「簡潔で要領を得た文体」を意味し、一般的にポジティブなニュアンスが強いです。一方、「terse style」は簡潔さゆえに「そっけない」「ぶっきらぼう」といったネガティブな印象も与えうることがあります。conciseは中立的でより広く使える表現です。

succinct styleフォーマル

「succinct style」は「要点を的確に捉え、無駄なく簡潔に表現する文体」を指し、明瞭さや効果的な情報伝達に焦点が置かれます。非常にポジティブなニュアンスです。「terse style」と比べ、情報の要約度や理解しやすさに重点がある点で異なります。

pithy styleフォーマル

「pithy style」は「内容が濃く、含蓄があり、簡潔ながらも力強い表現」を意味します。単なる簡潔さだけでなく、深みや知恵が感じられる文体を指す点で「terse style」よりもポジティブで文学的なニュアンスが強いです。

laconic styleフォーマル

「laconic style」は「言葉数が少なく、ぶっきらぼうなほど簡潔な話し方や文体」を指します。特に人やそのコミュニケーション態度に対して使われることが多く、「terse style」よりも「無愛想さ」や「寡黙さ」のニュアンスが強く出ます。文体そのものだけでなく、その裏にある性格的な特徴も示唆することがあります。

よくある間違い

He spoke in a terse way.
He spoke in a terse manner.

「terse way」も間違いではありませんが、「terse manner」や「terse style」の方がより自然で洗練された表現です。'way'は汎用的ですが、'manner'や'style'は特定の形式や方法を示すのに適しています。

His writing is very terse.
His writing style is very terse.

「His writing is very terse.」でも意味は通じますが、「文章が簡潔である」という文体の特徴を明確にしたい場合は「writing style」とすることで、より正確に伝わります。'terse'は形容詞として文章全体を修飾できますが、'style'を加えることでニュアンスが明確になります。

学習のコツ

  • 💡「terse style」はポジティブな「簡潔で明瞭」という意味と、ネガティブな「そっけない、ぶっきらぼう」という意味の両方を持つことを理解しましょう。
  • 💡主に書き言葉、特にビジネス文書、学術論文、文学批評などのフォーマルな文脈で使われます。日常会話での使用は稀です。
  • 💡類似表現(concise, succinct, pithy, laconic)とのニュアンスの違いを比較学習すると、より正確な使い分けができます。

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