start to do something
発音
/stɑːrt tə duː ˈsʌmθɪŋ/
START tə DO SOMETHING
💡 「start」を最も強く発音し、「to」は弱く「タ」のように発音されることが多いです。「do something」は全体をなめらかに繋げて発音しましょう。
使用情報
構成単語
意味
(何か)を始める、〜に着手する。
"To begin an action, activity, or process; to initiate doing something."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、新しい行動やプロセスを開始する際に非常に一般的に使われます。ある状態から別の状態へ移行する始まり、あるいは意図的な行動の開始を表します。例えば、雨が降り始めるときなど、自然現象の開始にも使われます。同じ意味で「start doing something」も使えますが、「start to do」は特に「〜し始める」という行動の「開始時点」や「着手」を強調する傾向があります。フォーマル・インフォーマル問わず、幅広い場面で使える汎用性の高い表現です。ネイティブスピーカーは日常会話で頻繁に利用します。
例文
I need to start to exercise more if I want to stay healthy.
健康を保ちたいなら、もっと運動し始める必要があります。
The kids started to laugh when they saw the funny clown.
子供たちは面白いピエロを見て笑い始めました。
When did you start to learn English seriously?
いつ真剣に英語を学び始めたのですか?
She started to feel tired after working for ten hours straight.
彼女は10時間ぶっ通しで働いた後、疲れを感じ始めました。
Let's start to prepare dinner soon; it's getting late.
そろそろ夕食の準備を始めましょう、もう遅くなりますから。
The company decided to start to implement the new marketing strategy next quarter.
当社は来四半期に新しいマーケティング戦略の導入を開始することを決定しました。
We should start to address these performance issues immediately.
これらの業務成績の問題に直ちに対処し始めるべきです。
The research team started to investigate the unexpected results yesterday.
研究チームは昨日、予期せぬ結果の調査を開始しました。
The government aims to start to rebuild the infrastructure in affected areas by year-end.
政府は年末までに被災地域のインフラ復旧を開始することを目指しています。
The cat started to purr softly when I stroked its head.
私が頭を撫でると、猫は優しくゴロゴロと喉を鳴らし始めました。
類似表現との違い
「start to do something」と意味は非常に似ており、多くの場合交換可能です。しかし、「begin to do something」の方が若干フォーマルな響きがあり、書面や公式な文脈で好まれることがあります。また、「begin」は「物事の第一歩を踏み出す」というより穏やかで計画的なニュアンスを持つことがあります。
「start to do something」とほとんど同じ意味で使えますが、微妙なニュアンスの違いがあります。「start doing something」は、行動そのものの開始、特に習慣的な行動や継続的な行動の開始に焦点を当てる傾向があります。例えば、「It started raining. (雨が降り始めた)」と「It started to rain. (雨が降り始めた)」は両方使えますが、自然な開始には「start to do」がより自然に聞こえることもあります。
これは「始める」という行為そのものに焦点を当てた口語表現です。特定の行動の内容ではなく、「さあ、始めよう!」のように、行動を開始するプロセスや準備が整った状態を指す場合によく使われます。カジュアルな会話で頻繁に登場します。
よくある間違い
「start to do something」を使う場合、「to」の後に続く動詞は原形です。「doing」の後に再度不定詞の「to」を続けるのは不自然です。また、この例では「start doing my homework」でも自然です。
「〜し始める」という動詞の目的を表す不定詞には「to」を使います。「for」は目的や利益を示す前置詞ですが、この文脈では適切ではありません。
学習のコツ
- 💡「start to do」と「start doing」は多くの文脈で交換可能ですが、ネイティブの感覚を磨くために、様々な例文でどちらがより自然かを感じ取ってみましょう。
- 💡新しい習慣、プロジェクト、学び事など、何かを「始める」という場面で非常に頻繁に使われる基本的な表現です。
- 💡過去形「started to do」もよく使われます。「It started to rain.(雨が降り始めた)」のような自然現象にも使えます。
対話例
新しい趣味について話している友人同士
A:
I've been thinking about taking up photography.
写真撮影を始めようかなと思ってるんだ。
B:
Oh, that's great! When do you plan to start to learn?
へえ、いいね!いつ勉強し始めるつもりなの?
職場でプロジェクトの進捗について話す同僚
A:
Are we ready to launch the new feature yet?
新しい機能はもうリリースできる状態ですか?
B:
Not yet, but we expect to start to test it thoroughly next week.
まだです。しかし、来週から徹底的にテストを開始する予定です。
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