意味
表面がざらざらした、粗い、でこぼこの、ごつごつした
大まかな、おおよその、粗雑な、未完成の
荒れた、波の荒い、荒々しい、乱暴な、困難な、辛い、厳しい
荒れた場所、でこぼこした場所、未開の地、(ゴルフの)ラフ
乱暴に扱う、粗くする、大まかに形を作る
発音
/rʌf/
ROUGH
💡 最初の「r」は、舌を口のどこにも触れさせずに発音する音です。日本語の「ラ行」とは異なります。母音は「ʌ」で、日本語の「ア」よりも口を大きく開けずに発音し、最後の「gh」は「f」の音になり、前歯で下唇を軽く噛むようにして息を摩擦させます。
例文
The wall felt rough.
壁はざらざらしていました。
I had a rough day.
私は大変な一日でした。
The sea was very rough.
海はとても荒れていました。
Don't play so rough.
そんなに乱暴に遊ばないでください。
This is a rough sketch.
これはざっとしたスケッチです。
We went through rough times.
私たちは困難な時期を経験しました。
Give me a rough estimate.
おおよその見積もりをください。
The data is still rough.
データはまだ大まかです。
Submit a rough draft soon.
すぐに草稿を提出してください。
Conditions proved rough for them.
状況は彼らにとって厳しくなりました。
変形一覧
文法的注意点
- 📝「rough」は形容詞として非常に多岐にわたる名詞を修飾します。文脈によって意味が大きく変わるため、例文を通して意味の広がりを掴むのが効果的です。
- 📝動詞として単体で使われることは比較的少なく、「rough up(乱暴に扱う、ひどい目に遭わせる)」のような句動詞で使われることが多いです。
- 📝名詞で使う場合は「in the rough(未完成の状態で、素のままで)」や「rough and ready(間に合わせの、粗雑だが実用的な)」のような慣用句も存在します。
使用情報
よくある間違い
「rough」は形容詞として「大変な、困難な」という意味で広く使われます。名詞として使う場合は「rough patch(困難な時期)」のように特定の表現や、ゴルフの「the rough(ラフ)」のように使われることが一般的です。
類似スペル単語との違い
派生語
語源
📚 「rough」は古英語の「hrūh」に由来し、「ざらざらした」「毛深い」といった物理的な表面の状態を表していました。時が経つにつれて、「大まかな」「荒々しい」「困難な」といった抽象的な意味も持つようになり、現代英語で多岐にわたる用途で使われています。
学習のコツ
- 💡「rough」は「表面の粗さ」と「大まかさ」の二つの主要な意味を核として覚えると、多岐にわたる用法が理解しやすくなります。
- 💡「rough estimate(概算)」「rough idea(大まかな考え)」「rough patch(困難な時期)」など、コロケーションで覚えると自然な表現が身につきます。
- 💡海や天候が「荒れている」という意味でも頻繁に使われるので、「rough sea」のようなフレーズを覚えておきましょう。
- 💡動詞としては「rough up(乱暴に扱う)」などの句動詞で使われることが多いです。
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